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つながりの話.. お歳暮の話から

夫は24歳から20年近く実家とは疎遠でした。

それは、夫の持つ発達障害の特性を同居するいとこ夫婦に利用されていたからです。洗脳されていたことが今ははっきりわかっている夫ですが、わたしと籍を入れたことにより、さまざまな矛盾に気づくに至りました。
https://medical.jiji.com/doctor/1984

サイコパスの知能は非常に高いというので、いとこ夫婦をサイコパスと呼ぶ訳にはいきませんが、中途半端に賢い人たちでした。https://keiji-pro.com/magazine/10/

家族として障害者を支援する立場は、夫を管理することを社会から容認されやすくしました。「家族は生計を共にするもの」という原則論のもと、夫の障害者年金と給料は夫婦に管理されていました。「家族であること」「金銭管理ができない障害者であること」が根拠です。
根拠は両方ともまちがいではありません。夫にきちんと説明されなかっただけです。しかし説明を求めれば、障害特性の『短期記憶保持能力欠如』で理論武装されて終わり。

2012年師走、わたしたちの出会いがありました。わたしは障害者支援事業所の管理者でした。夫は障害者相談センターでピアカウンセラーをしていました。夫のがんじがらめの生活ぶりに驚くばかりでした。管理されてやっと人並みでいられる、といういとこ夫婦の教えが染みついていました。

5年後入籍することになるのですが、いとこ夫婦はわたしのことも利用できると踏んだので、夫に理解を示したのだろうと思っています。

結局のところ、そうは問屋がおろさなかった訳ですが、ここで昌頭に戻ります。

夫の両親、姉、弟はずっと心を痛めていたそうです。心配を伝えても、夫は突っぱね、無視してきました。

去年、結婚報告とハネムーンを兼ねて北海道の実家を訪れました。今年、夫の両親と弟夫婦がわたしたちの家を訪れてくれました。

お中元、お歳暮の良き慣習も復活。父の日、母の日の贈りものに頭を悩ますうれしさ。http://www.shinmei-net.com/

お歳暮にこちらの地酒を贈ったところ、義父から夫に電話がありました。

「届いたよ、ありがとう、君の奥方によろしく」

翌晩同じ酒で晩酌していると夫が言いました。「○○さんも呑んでるかもね、△△さんに文句言われながら(笑」両親を名前で呼ぶのは変わらずw

義父のことばにも夫の話にもうれしい気持ちが湧きっぱなしで、ずっと余韻にひたっているスマコッコなのです。

洗脳は虐待に当該します。障害者という括りではなくても一般的にあることであろうな、と思います。

又、知的精神発達障害者を家族にもつ人たちや支援者は洗脳や虐待をしない、するはずがない、と一般化することは適当でないと思います。

『本人に伝わっていない、伝えられていない「良かれ」は虐待になる可能性があること』
『「良かれ」は逆手にとりやすいこと、とられやすいこと』

これは忘れてはならないことで、わたしも「良かれ」をしてしまっては夫婦喧嘩に発展させてしまいます。
ご用心ご用心..

障害者福祉の仕事から足を洗いました。定年退職です!うれしいけど現場は続きます。17才年下の夫が発達障害者だから。感性と言語化と実感を常に意識した刺激的で楽しく、でもヘトヘトになることも覚悟の毎日です♥スマコッコ、やりたいの、それ?を基準にしています( ̄ー ̄)