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2022年日記

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日記:2022年〜
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2022年8月の記事一覧

8月19日

夢を見た。僕は上尾市の昔住んでいたマンションの子供部屋にいた。片手に太めのテープを持ち、ドアが開かないように、そのテープで止めていた。必死だった。とにかく必死。そして、バリケードのように机をドアの前に置いた。誰かがここに来ることを阻止するというよりも、どちらかというと、僕が出られないようにするものだった。僕はこの部屋に引きこもる。その意思を感じた。
目を覚ますと、僕は動きたくなかった。身をじっと固

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8月18日

夜勤明け。トミさん無事。よかった。ただ、明らかに昨日よりも弱っている。
朝7時、ご家族さんがきた。こんなにこまめに様子を伺いに来る家族さんも珍しい。愛されているんですね。
帰宅し、シャワーを浴び、昼食。サラダチキンをレタスと和えたサラダを作る。最近ハマっている。手軽だし、カロリー低いし、腹にしっかり貯まるところがいい。
テレビを見ながら食べていた。
目を覚ます。どうやら寝落ちしていた。しかも床で寝

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8月16日

午前9時に栄へ。トリエンナーレのバイト。四日目ではあるが、多少飽きてきている。ただ、それは同じフロアに居続けているからであって、まだ他の階の展示作品をじっくりと見れてはいない。後何日バイトをする事になっているか数えると、今日を合わせ残り三日間。そこで今日は昼飯を抜いて、昼休憩の間に見て回る事にした。
8階と10階がメイン会場。10階は以前軽く見て回ったので、8階に行く。入口すぐのケイトクーパーの作

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8月17日

今日も写真選び。カメラロールにある写真を見返していると、インタビュー記事や、読んでいた本の文章の写真、スクショが目立った。その瞬間の自分が重要だと判断したであろう言葉たち。今見返してもかなりグッとくる。その中から目に止まった言葉を、なんとなくノートに書いた。これがすごく良かった。なんとなくの流れに沿って、ノートに書いていき、自分の思考の流れを視覚的に見やすく残すのはどうだろうかと考える。そこからバ

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8月15日

父方の祖父母の家に遊びに行く。その家に住んでいる、いとこが、稲沢まで迎えに来てくれた。

祖父母の家に到着して早々、いとこと、祖父が大げんかをし始める。従兄弟は車内で、楽に死ねるにはどうしたらいいのかという話題を振ったり、人の、特に祖父の愚痴を頻繁にこぼしており、心の負荷がかかった状態で生活を送ってきたようだ。
初めてみる、祖父と、従兄弟の喧嘩。殴り合い寸前までいったので流石に止めに入る。
家族、

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8月14日

夜勤明けの日曜日。
昨夜はイライラしていた。そのため介護自体も雑。クソ馬鹿野郎でした。
理由はなんだろう。時折、イライラすることがある僕なので、ある種の生理現象だとして受け取ってはいるが、こうして態度で出してしまうのが本当に嫌だし、申し訳ない。
夜、硬い椅子を四つ並べ、泥のように眠った。起きると、ストレスは消え、むしろ気分はよかった。
ただ、昨夜の事は覚えている。罪悪感が身体中に張り巡らされる。体

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8月13日

この1年間に撮影してきた写真、スマホの写真フォルダをスクリーンショットも含め全て見直す。
古いものから見ていく。
過去にスクショしたインタビュー記事や、誰かの文章を見て、その時自分が考えていたことや、求めていた言葉を思い出した。
そして、それは、今、求めている言葉達でもあった。
「身を投じるものを変化させてしまうような行為としての思考、それが哲学。
私達は確かに外的対象を知覚することには成功してい

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8月12日

朝から、母の弁当を作る。と言っても、餃子を焼いただけのもの。それとサラダを少し。7時15分に家を出る。送ってほしいと言われたので、駅まで車で送る。
帰宅し、自分の朝ごはんを作る。丁度姉が起きてきた。
「弁当私のも作って」
イラッとした。イラッとしたが、これを言葉にすると、更にイラッとすると思い、黙って作ることにした。でも、ただ黙って作るのもムカつくので、自分が楽しめる方を考えた。それが、ちゃんと作

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8月11日

8月11日

近所のコンビニに行くノリで、養老天命反転地に出かけた。
自分の卒展の作業計画を練ろうと家を出たが、気分が乗らない。目的地を通り過ぎ、ぼーっと西へひたすら車を運転していた。
目の前に木曽川が見え、その余の大きさに圧倒され、テンションが上がる。
田園風景がどこまでも広がり、空が青々とし、雲が気持ちよさそうに漂っている。山が奥にくっきりと見えて、窓から流れる風と、土の匂いが最高に心地いい。
気がつくと、

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