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姿勢と脳の関係

超有名な塾講師といえば林修先生。
この方も姿勢の良い子ほど、成績も良いと話しています。
多数の生徒を見てきたからこそ気付けた法則なのかもしれませんね!
僕も10年以上美術系の予備校で教えていましたが、描く時の姿勢が良い子は上手くなるのが早かったです。とはいえ、デッサンなどで姿勢を正すのは頭部を固定して、正確な形をとらえる為で、目的が違ったんですけどね。w

【正しい姿勢をして、脳の働きをアップ!】

正しい姿勢を保つことで、様々な効果を得ることができます。

勉強分野では集中力が増し、思考や記憶に影響を与える空間認知能力が鍛えられます。
姿勢が悪いと体の軸が傾き、目線も傾いてしまい、左右の目から入ってきた情報にズレが生じ、左右の情報を脳内でまとめるというステップがひつようになり、脳が疲れやすくなるそうです。
正しい姿勢を保てれば、そのステップが不要になり、左右の脳が同時に働くために疲れにくく、集中力が持続するというわけです。

スポーツでは判断力アップにもつながります。
これも同じ理由で、左右の目からの情報のズレがなくなる為、脳の判断速度が早まるということ。

人間の脳は体内の血液の20%を必要としています。血液が必要というのは、言い換えると血液が運んでくる酸素を必要としているんですね。
ここにも姿勢の良し悪しが絡んでいて、猫背のような姿勢を取ると肺が圧迫され、十分な酸素を脳に送ることが出来ない状態が続きます。更に内臓や神経が圧迫される事で血液自体も、正常な姿勢に比べて脳に届きにくくなり、脳の活動が低下していきます。

こうして見ると悪い姿勢をとるメリットなんてありませんね。w
気をつけて欲しいのが、声のかけ方。常に気を配りたいという気持ちはとてもよく分かりますが、あまり言い過ぎると親も子どもも疲れてしまいます。
例えば宿題をしている子どもの姿勢が悪くなってきたら、「少し休憩をさせる」という選択肢を取ってあげると良いです。一緒に床に寝転がるのも良いですね^ ^

良い姿勢のキープはいきなり出来るようにはなりません。悪い姿勢でいる時間を短くしてあげる工夫をしていく事を大事に取り組んでみて下さい!

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