人の不幸を喜ぶ

本当は良くないんだけど、今日は嬉しくなってしまった。というのも、私の勤務地の支店長の

「異動が一年延びた」

というのだ。それは、昇進が一年延びたことも意味するだろうと思う。支店長にとっては、大きなチャンスが先延ばしになってしまうことになるんだから、まさに不幸だ。

けれど、この支店長あっての支店である。私は派遣社員や会社の倒産などによって、いくつかの職場を渡り歩いた。その中で、ピカイチの職場がここ!

人も成績もいい…
居心地もいい!

こんな職場は初めてだ。私は派遣社員としてここに一年勤務しているが、長くこの支店にいる人は

「ここ(支店)をここまでにしたのは、あの支店長あってこそ。」

部下の話は聞く、
失敗すれば一緒に頭を下げてフォローする。
相手が悪いとわかれば、上司にも談判する。
その上、気さくで、職場全体の風通しがいい。
だから部下の課長たちの信頼も厚い。

そんな支店長や課長たちによる大きな屋台骨に守られて、私たちは安心して伸び伸びと仕事ができている。

今回の異動でその柱のうち1人の課長が異動になる。支店長は、その上、自分まで異動したら、この支店はこの良い雰囲気を持ち続けていられるかどうか…と心配していたらしい。

異動の延期は支店長からの申し出かもしれない。会社の事情かもしれない。その真偽は明らかではないが、この知らせを「朗報」ととった人は私1人ではない。

支店長、ごめんなさい。でも、また一年、一緒に仕事ができるかと思うととても安心していられるのです。
どうぞ、これからも出来の悪い年上の部下である私をよろしくお願いします❗️

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