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これ以上自分に絶望しないために


もうこれ以上やらかしたくない。

こんなことをここで書いても自分のネガキャンにしかならないのだけど、私は忘れっぽい。というか、頭から抜けやすい。

小学生の頃よく、担任の先生から「オリオン座に行っとるぞ」と注意されていた。意識が飛んでいる、ぼーっとしているということである。

たぶん、脳のキャパが小さくて、いちどにいくつも覚えていられない。
別のことを考えたり意識したりしてしまうと、途端に留めておかなきゃいけない記憶がすっ飛んでしまう。

単純にスケジュールの確認不足というのもあるけど、バイトのシフト自体忘れて、電話がかかってきて慌てて出勤したこともある。
バイト先で施錠を忘れたこともあるし、施錠の確認を忘れたこともある。

毎回やっている作業でも、やることは変わらないのに、頭から抜ける時は抜けてしまう。

例えば出勤時、やることはいくつかある。
手洗い、検温、引き継ぎノートの確認、2分前になったらタイムカードを押す。

毎回おなじ、それだけのことなのに、頭の中でタスクリストをチェックするような感覚で思い出しながら毎回やっている。

それがこの前出勤してすぐ、髪を短くしたのをバイト先の人に褒められて、嬉しかったけどちょっと緊張してしまい、そっちに意識を持っていかれてよくわからない頭のまま、2分前になっていないのにタイムカードを押してしまっていた。

本当にそういうことが多い。
ちょっと違うことを考えてしまうと、本来行くべき方向と違うところに行こうとしてしまったりする。
ある意味、集中力はある方なのかもしれないが…。

他の人はそういうミスもなく、きちんとこなせているのに、なんでこんなに私は抜けるんだろう…と嫌になるし、特にシフトを忘れていたり施錠を忘れていたりしたのが判明した時は本当に絶望する。

昔、バイトがあるのを忘れて、悠々と料理教室でパンを捏ねていたことがある。家に帰ってからバイトが入っていたことが判明し、そこから絶望して、部屋を明るくする元気もなく、日が暮れてゆく部屋の中でぼーっとするしかできなかった。
こんなミスを犯してしまった私にはご飯を食べる資格なんてない…と思うくらい絶望してしまう。

今のバイト先でもわりとミスを重ねているし、ほんと申し訳ないからやめた方がいいんじゃないかな自分、とたまに思う。
周りはそんなにミスしないのになんで自分はこんなにミスしてしまうんだろう、と自分自身が嫌になる時もある。

やらかすたびに、もしかして自分は発達障害とか、そういうものを持っているんじゃないかという気持ちになる。
でもその事実があったとしても、結局「頭から抜けやすい(不注意?注意力散漫?)」というのは変わらないだろうし、できるだけ頭に頼らずに確認や管理を徹底していくしかないのだ。つらい。

自分の頭を、記憶を信用しない。
メモする。チェックする。
人一倍やっておかないと、結果として自分に絶望する。
これ以上自分に絶望したくない。

カバー写真:この前見かけた、一蘭のビル?にたくさんさげられていたちょうちんが、ハロウィン仕様で可愛かった。



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