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節約生活を実際にやってみた。

こんにちは。
もうすぐ2024年1月が終わりますね。
この間年明けたばっかりなのに、もう一年の1/12終わっちゃうよ。。

さて、2023年の12/19に投稿した「節約生活、はじめました。」ですが、日々ルーティン化していたマウントレーニアは節約のためにやめられたのでしょうか。

結論から言うと、毎日2本飲んでいたのを平日1日1本に減らすことができています。
研究室で飲む分ですね。
家にいるときは自分で作るようにしていて、買うことはなくなりました。
なので月10,000円くらいから月3,000円くらいまで落とせました。

いくら節約とはいえ、今までルーティンになっていた飲み物を急にやめるって難しくない?って自分も思っていたんですけど、しっかりプロセスを踏めば誰でもできるんだなとやってみて実感しました。
今回は節約の考え方を備忘録もかねて共有したいと思います。

0.大前提として

「節約が大切なのはわかるけど、いざやってみると誘惑に負けてなかなかできない」という経験は少なからずあると思います。
かくいう自分も幾度となく挫折してきました。

なぜ挫折したのだろう?と考えたとき、その原因はすぐ分かりました。
節約する目的を持っていなかったからです。
つまり、目標もなくただなんとなく節約すればいいか~くらいの軽い感じだったんです。
そりゃあそうですよね、勉強でも目標なく頑張れるわけないですもんね。

というわけで、節約をするにあたり一番重要なのは、コアとなる「自分なりの目標や目的」をはっきり持つことです。
できれば、こういう状態になっていたいというイメージをはっきり頭の中で描けるくらい鮮明なものが望ましいですね。

ちなみに現在の自分の節約する目的は「節約することで出ていくお金を減らして貯金をして、様々な選択肢を選べる状態」になるため。
お金があることで自由に動けるという状態を作りだしたいというモチベーションです。
例えば、買うか買わないかは別にしていつでも車が買える状態だとか、お金で時間を買ってその時間で自分が好きなことをできる状態とか。
単に目的のない貯金を目的にすると節約は続かなかったです。(過去の自分)

この目的とか目標は具体的であれば本当に人それぞれでいいと思います。

1.支出を減らす

それではいよいよ具体的な節約、つまり支出の減らし方について述べたいと思います。
まず自分が1ヵ月間実践してきた支出を減らすためのプロセスを示します。

1.1  家計簿をつけて現状での家計の健康診断を行う
1.2  1.1の結果から削減可能な支出とそうでないものに分ける
1.3  1カ月の予算を決める
1.4  その予算内で1カ月生活する
1.5  月末に1カ月の決算を行い、目標達成できたかを確認

以下では、それぞれのプロセスの詳細を自分が実際に行った方法などを織り混ぜて述べます。

1.1 家計簿をつけて現状での家計の健康診断を行う

まず1カ月当たりどれくらいのお金を使っているかを把握しない事にははじまりません。
じぶんはめんどくさがりなので、自分でつけるタイプの家計簿は続かないとわかっていました。
なのでカード支払いと紐づいて自動的に記録してくれる家計簿アプリ(MoneyForward ME) を使っています。

2024年1月の支出内訳

こんな感じで、ジャンル分けだけ自分ですれば、自動で内訳を示してくれます。マジで偉大。

使うツールは何でもいいんですが、何にどれくらい使ってるのかを把握することがこのプロセスです。


1.2 1.1の結果から削減可能な支出とそうでないものに分ける

1.1で1カ月の支出が可視化されたと思います。
改めて見ると、無駄な支出があるなと思うのではないでしょうか。
(自分の場合はマウントレーニアがそうだった)
あとは、使ってないサブスクとかがありがちですね

このプロセスでは、減らすことが可能な支出について検討します。
人によって何にお金を使うかはそれぞれだと思うので、ここは自分の価値観に従って選んでください。

水道光熱費や電気代は節約の努力とその削減額が割に合わないので、ケチって節約するべきではないという意見が多いですね。自分もそう思います。
これらは生活の質に大きくかかわってくるので、ケチるとストレスが大きくなってかえって浪費してしまう可能性が高まるからです。

選ぶポイントとしては、支出額が大きいものから検討していくとよいと思います。

1.3 1カ月の予算を決める

1.2でピックアップした削減可能な支出を把握したうえで、その削減可能額を加味した1カ月の予算を決めます。

支出は固定費・変動費に分けられますが、固定費はある程度毎月の支出額が決まっているので、大事なのは変動費の方ですね。
変動費としては、食費、日用品、交際費、趣味・娯楽、衣服・美容などがあります。

大事なのは、ここでカツカツな予算を決めてしまうとストレスで逆に浪費しがちだということ。
それでは予算の意味がありません。
そうならないためにも、自分はあえて浪費するための予算を設けました。
自分は趣味・娯楽とかねてお小遣いみたいな枠で決めてます。

1.4 その予算内で1カ月生活する

たぶんここが一番大変で挫折するんじゃないでしょうか?
(自分もそうだった)
家計簿つけて管理しようと思ったけど、レシート失くしたりして一回付け忘れるともういいか~となって途中でやめたりしがちですよね。。。

それを解決するのが、先ほど紹介した家計簿アプリです。
カード払いにすると基本は自動で明細が記録されていくため、記載忘れがなくなります。
ですが問題が一点。
カード払いということはクレジットカードで後払い。
加えて、クレジットカードの明細は決済直後に反映されるのではなく、実際に反映されるのは3~5日後。
つまり、後払いであるために今月分の予算内でやりくりするという感覚が薄れてしまいます。
カード払いは便利だけど、財布の中の現金(予算)を使っている感じがしないという点で予算の意味がなくなってしまいます。

そこでお勧めしたいのが、カードはカードだけどプリペイドカード。
自分も最近KyashとVISAプリぺの二枚を発行しました。
事前にお金を入れておいて、その金額内で支払うというもの(ICOCAとかSuicaみたいな感じ)。
これだと、予算分をカードに入れておいて、支払いをそのカードで行うことで現金代わりに使えます。
クレジットカードとは違って決済したらその瞬間に残高が減るため、予算内でやりくりする感覚が強いです。
アプリで残高がすぐ確認できるのも◎

Kyashのアプリ
VISAプリぺのアプリ

もちろんカードなので、MoneyForwardに自動で支出が記録されていきます。(VISAプリぺはMoneyForward非対応なので手入力。ですが、履歴はVISAプリぺアプリ上には残っているのでレシートなくしても大丈夫)

このプリペイドカードにクレジットカードから月の予算分を入金して、実際の支払はこのプリペイドカードで行う運用にしています。
現金感覚でキャッシュレス決済できるのがいいですね。

1.5  月末に1カ月の決算を行い、目標達成できたかを確認

さいごに、月末に一カ月の振り返りを行い、設定した予算が適切であったか、想定外の支出はどんなものがあったか、いくら貯金できるかなどを評価して翌月の家計管理に生かしましょう。

また、固定費についても定期的に見直して今よりも安いプランがないかなど検討したいですね。

2.勉強し続ける

こんな感じで節約は、1カ月の家計管理の繰り返しです。
節約は支出のみにフォーカスした考え方。
お金は使えば減るものなので、使う量を減らすということは貯金をするためには一番効率がいいと思います。

加えて、貯金は収入と支出の差なので、収入を増やすことも同じくらい大切です。
そのために税金などのお金の勉強や自分自身に対する投資なども怠らないようにしたいですね。
あとは浮いたお金に働いてもらって資産を増やす「投資」も将来自由に動ける選択肢を作るために行っていくつもりです。
積み立てNISAとか確定拠出年金とかですね。

残念なことに、これらすべては学校では教えてくれないんですよね。
知っている人だけが得をする世界です。
自分で情報をつかみにいかないといけない。
知識は武器。

さいごに

自分がこの1カ月やってきたことを言語化すると以上のような感じです。
いろんな本を読んだり動画を見て、貯金の方法について調べましたが、やっぱり一番大切なのは「考え方や知識」だと思います。
知らないとどうしても我流になってしまって、うまく行かなくなりがちです。
何事においても、最初は成功している人のまねをして型を学ぶというのがいいですね。。。





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