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移動時間

みなさんは四国に行ったことがありますか?

はじめて行ったのはわたしが高校生の頃。
きっかけは部活の合宿だった。四国と聞いても当時は距離感もその土地の感じも想像できなかったが、今では移住しても良いなと思うくらいには好きな土地である。

わたしはまわりと比べると身体が小さかったため、合宿に行く時は大体大きな荷物と一緒にバスの後部座席に詰められる。荷物は足元にも敷き詰められていたため、座席の上で体操座りをしないといけないくらい狭かった。

そのため夏はとにかく暑いし、冬は丁度いいかと思いきやこれまた暑い!バスなので日差しが眩しくても遮ることができないし、空調は自分で調整できないし、とにかく自由がなかった。この状態で長時間バスに拘束されることは結構な地獄だった。おまけに三半規管が弱かったので、最初の頃はパーキングエリアに止まっては吐き戻していたりした。

そんなときはバスで流れている別に聞きたくもない音楽で気を紛らわしていた。たまにDEENとABBAの日があるので、それは嬉しかったけど。

今は四国に向かっている途中。高速道路を走っているところ。高校生の時とは違う足が伸ばせる快適なバスの中で、昔のことを少し思い出しながらこれを書いている。

淡路島のパーキングエリアで昼食にみたらし団子を買ったらバスの中でド叱られたこと、鳴門大橋を渡っているのに渦潮が見えなくて悲しかったこと、四国はインターを降りてから目的地に辿り着くまでが長いこと…合宿所での記憶よりもバスで移動してる時のことの方が鮮明に覚えている。

当時はバスの中では自分の振り返りや、窓の外を見ながらぼんやり考え事をすることが多かった。それは今も変わらずで、移動時間は自分にとって大切なものになっている。

目的地で何をしたかよりも、そこに辿り着くまでに何を考えていたのか、どんな天気で、どんな景色を見たのか、その時の空気をどう感じたかを記憶しているのは学生の頃から変わっていない気がする。

そんなことを考えていたら旅にでるのが楽しみになってきた。


これは四国のお土産
お菓子と乾麺を買いました
結婚式のお祝いのお菓子として
配られたりする物らしい
めちゃくちゃ甘かった!
これはふしめんと呼ばれる麺
そうめんを掛ける棒の部分がこれになる
そうめんの部分で一番美味しい
そんな噂があると聞きました
お味噌汁に入れて食べました!
結構コシがあって美味しかったです
ロープウェイで高いところに登って
海で囲まれてるのを確認してきました
四国はいつ行っても空気がとっても良いです
結婚式後の弾丸四国
今度はゆっくりと来ようね


それでは、また

もーにんぐ、か





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