命を繋ぐ、偉大なるじーちゃん


衛生学とは、生を衛るということ

つまり「生きる」ということ

それは命を繋ぐということ

衛生学は命を衛るための手段である





わたしは今、
あるオンラインサロンの講師/スピーカー
の1人に呼ばれた祖父のアシスタントをしている

祖父は今年92歳になる

彼の新たな挑戦に直近で携われることに
とても感謝してるしとても感動する🥲💗

昨日は、それに初投稿する自己紹介文を一緒に作ってきた


祖父が書いたものを一緒に添削するのは
知らない言葉や知識や考え方が増えていく感覚や
じーちゃんとの共通言語が増えるので楽しい

あくまで、わたしは生徒と同じ立場になって
純粋に分からないことは
理解できる言葉に直していく作業で
ボランティアにしても得が多すぎるくらいだ。



そのオンラインサロンには11人の専門家が集結し
それぞれの得意を活かして
知識や情報や意見を展開することで
会員と直接有益な情報交換ができるようになっている

さらに毎月、
専門家たちによる講演会にも参加できて
実際に会って話す機会までもらえる

専門家は、薬学博士、医師、獣医、看護師、助産師、料理研究家、言語聴覚士などなど多岐にわたる。

そこに集まる健康意識の高い仲間と
知恵を出し合い一緒に勉強して、
よりよい社会を作るために成長し合えるという仕組みだ。


テーマは
「未来の子どもたちと地球のために私たちができること」

専門家たちは、その道のプロ集団ということだ。

だから、一言、一言の言葉の意味や視点や重みが
わたしが生きてきた中でも全然違うのだ


知識としてだけでなくて、専門家たちの人生から
考え方や知恵として身に付くことを学べる
のは
とても貴重でおもしろい!

どれが正しいとか正しくないとかよりも、
まずは自分がどう受け止めて何を思うかが大事


その中でできることから行動に移していこう

という自主的なやり方なのがとても良いと思う。

世の中はもう受け身すぎるから
自分から情報と環境を選んで取りに行く姿勢は
活気があってとても好きだ




さて、祖父は獣医師という
なかなか珍しいポジション?の職業だが、
じーちゃんは一体何者なの?と聞くと

本人曰く、
祖父は「生物学の哲学者」だという


えー、なにそれかっこいい、、


わたしも、90まで生きる頃には
そんなふうに言い切れることができるだろうか?


少しわくわくした



なぜ生物学かというと
祖父の考え方や生き方は衛生学という学問が
かなり影響しているみたいだ


それが、冒頭に残した表現。

今まで祖父が何気なくつぶやいてきた言葉の
意味が繋がる瞬間だった。

例えば、
「死に様は生き様だ」とか
「わがままに生きることが長生きの秘訣だ」とか



ここ10年くらいの祖父は、
いつも生と死について学んだり語ったりしてた気がする


その衛生学の観点で言うと
わたしはある意味、祖父の命を衛っていると思う

また一つ生きる目的を与えてしまったから♡



ひ孫はもう3人いるし、孫も7人いるし
戦争から経済成長から環境破壊からコロナまで見て
絶景という絶景も、挑戦に注ぐ挑戦も名誉も、
貧乏と不味いから富と美味い食事も知ってる

激動の一生でほとんど全ての経験をしてる


大きな病気もなく家で趣味のワープロや
好きな俳句を書いたり、植物を育てたり
祖母と元気に息をして笑って過ごす

もうやり残したことはないと平凡な暮らし

そんな彼が、ある日突然

「子どもに向けて講演したい、自殺を考える子どもたちに命の在り方を教えたい」

と言い出した


わたしは祖父の気持ちと行動に対して
驚きと同時に、とても嬉しくなって
その理由を問いまくった


「コロナ以降、TVで子どもの自殺のニュースばかり見る。俺の方がもう死ぬのに、それを毎日TVで観てる。今の子どもたちは、命の衛り方を知らないんだ。だから、91歳のじいさんから、生きるとは何かを教えたい。それは衛生学だから、俺の専門だ。獣医師だけど。」


どこかで講演できないかと、
近所の区民館や小学校に問い合わせたらしい

当然、肩書きもよくわからない91歳の話は
誰にも聞いてもらえず追い払われて
どうしようかと思っていたところだったそうだ


わたしはすぐに、お世話になってる方に連絡した

彼らならじーちゃんの話を聞いてくれるし
じーちゃんも彼らと話が合うだろう!と思った

なぜならその方たちも
命について、命をかけて語り継ぐ人たちだから

個人的にも大好きなご夫婦だ


「いつか一緒にコラボで講演させて頂けませんか?」

「いや、それなら是非オンラインサロンの先生として
みなさんに気持ちを届ける1人として発信していただけませんか?」


思わぬタイミングと展開で、事は進み
できるかな?と思う暇もなく
とにかくやってみよう!!

に変わってすぐに準備に取り掛かったのが
去年2021年の秋のこと


そして今に至る。
オンラインサロンはついに2月から始動した





●健康意識の高い人
●子どもと地球の未来を考えられる人

が会員さんのモチベーションなので
認知はそこまで高くないかもしれない

そして先生方もみんな年配の方だ


だからこそ、
【温故知新】という日本の知恵が役立つ

ちなみにわたしは頭が良くないので
四文字熟語は全然知らなかった(笑)


【温故知新 - おんこちしん】
昔の事をたずね求め(=温)て、そこから新しい知識・見解を導くこと。
(Oxford Languagesより)

実際に、
孫のわたしが祖父の言葉に影響されてるように、
今の日本に極端に足りなくなった気がする
縦の信頼関係を築けるチャンスなのかもしれない



ただ歳をとっただけの威張る人ではなく

何かを追求し続けて歳を重ねた人というのは
ある意味若い人よりもパワーがあるのかもしれない


貪欲で、当たり前を当たり前と思わず

信念がある故に少し頑固で可愛らしいとこも

それが個性的で、誰にも真似できないキャラクター



そういうエネルギーのある人は
命を燃やし続けている

そうやって、命を元気に衛っている

わたしはそういう姿を、
祖父のマネージャーという立場で
ラッキーなことに学ばせてもらえてる


精一杯恩返しして
この先に繋ぐ命の火を灯せるように
少しでも多く祖父の言葉を届ける役目を果たそうと思う




わたしのじーちゃんは偉大だったんだ〜

一生着いていく😆👏✨💗

自立して、わがままに生きて、命を衛ろう

そして自分の生きる目的を作ろう

それが誰かの生きる目的になっていることを願って


これが、わたしが目指す社会を
「人間関係の貧困を無くす」ことに繋がるといいな



最後に、
祖父と一緒に作った自己紹介の一部を残すことにする

ここはわたしの頭の中だけど
これだけは祖父の言葉のまま残しておきたいから。



 衛生とは生を衛るということで、つまり『生きる』
ということです。生き切ることを上手に、無駄なく
手伝うのが衛生学です。つまり健康的な生き方をして
命を全うするのに必要な考え方なのです。
 それを使って獣医学校の教師を長年してきました。
動物は自殺しません。命を衛るために逃げることが
できるからです。現代のこどもたちはどうでしょうか?
衛生学は生きるための手段になり得ると信じて、親子で
一緒に考えていただきたいです。命を衛ることは命を
繋ぐことなのです。
 その知識を使って、皆様とお話をしたいと考えております。

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