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18.ハイブランドの恐怖

SNSではキラキラ女子たちが
今日はブランドの〇〇を買ってもらったー
〇〇のネックレスゲットー
という類のネタを投稿している。

こんなこと、本当にあるのだろうか?
と、誰もが疑うと思うが
実際その世界はある。

私も安い単価の底辺パパ活女子(この歳で女子というのは心が痛いが)
だが、高級ブランドを買ってもらうことはたまにある。

ただ、この体験はとても感慨深い…というよりも
慣れてしまうといけない体験なのだろうな、と感じる。

ブランドショップに親以上に年が離れた男性と行き
担当の店員にパパ活なのだと認識され、
店舗を出る際に、スタッフ全員にパパ活だと思われたまま
ありがとうございました。のあいさつを受け見送られる。

電車に乗れば、安い服に身を包んだ女が
身丈に合わないハイブランドのショッパーを持っている。
誰もが見れば、誰かから買ってもらったものとわかるだろう。
見る人が見れば、【あ、あいつパパ活か…】とわかる。
実家暮らしや、彼氏、夫や家族がいる人であれば
そのまま帰ると怪しまれるだろう。

隠しながら家に帰り、部屋の中でコソコソとショッパーと買ってもらったものを
見つからないところに隠し、買ってくれたパパに会う時に持っていく。

なぜかハイブランドのショッパーを持つと
それだけでなんとなく自分のレベルが1上がったような感じがするが
これに麻痺すると、
自分は何もレベルアップしていないのに
ブランドを持つことで自分の価値が上がったような感覚になってしまう。

そして、知らず知らずのうちに裸の王様(女王様)になってしまう。

なんとなく、ブランド物が欲しいよりも
この世間から向けられる好奇な目線が嫌で
私はあまりパパと一緒に買い物をしない。

もちろん、自意識過剰、考えすぎかもしれない。

純粋に、買ってもらうのがうまい人はうらやましい。
私ももっと甘え上手な女性ならば、人生うまくいっただろうか。

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