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やり続けること,感じるままに踊ること

継続の力と、感情をくみ取って行動することの力の両者の、バランスを取れたらいいなと思う。

意思に基づいて行動を積み重ねていくことは、結果を生む。なぜなら、物理的にモノを動かすから。そして、それはとっても自己肯定感にプラスになる。成果出してなんぼ、の教育で、現代のわれわれは育ってきたし、育っているから。

一方で、自分の「心」に脇目も振らずに行動一直線にしていくと、心を置き去りにしてしまうことがある。結果は確かにあるけれど、何か、心に違和感。あれ?どこで、僕たちは自分を見失ったんだろう?

感情をくみ取って行動することは、そういう自分の心と実際とのズレを、少なくする、ことが多い。むしろわれわれ現代人は、こっちが苦手。常識や体面にとらわれて、本当に望んでいることが実行できない。多くの映画では、そういう主人公が、そういう局面を、何かカタルシス的なできごとを通して打開して、新境地を切り開いていく場面が描かれているように思う。もしくは、元からそれにとらわれない天真爛漫な主人公。

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両者のバランスがどこかな、と思いあぐねながらこれを書き始めたら、こういう落としどころを、ひらめいた。

大きな決断は、心のままに。日々の行動は、やると決めてやる。
これが女性性と男性性のベストバランスなんじゃないか。

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#ADHD 脳である。一般的に、実行機能が弱いという。…経験上、納得(笑)もともと弱いのに、失敗体験を重ねてるから、悪いシナリオが自動で脳裏に描かれ、それもタスク着手の足を、引っ張る。

でも、ムードでタスクするか否かをいちいち決めていたら、何も進まない。(実際、そうでした。)作業興奮上等。大きなタスクは、小さなタスクに、分割する(分割が下手で、膨大なタスクに、見えていました)。小さな小さなタスクを完了したら、その都度、自分の中で完了お祝いボタンを押し、小さなファンファーレを鳴らす(まあ、これだけだし、当然、って自分を不当に評価してました)。そうして、成功体験を少しずつ、積み重ねていく(そう、そうしたいの)。

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こうした「実行する」「地に足を付ける」が、私は、とーーーても苦手で、これを今年、ずっと練習している気がします。

その、背中を押してくれたのが、昨年(2019年)末に出会った、スティーヴ・チャンドラーの『TIME WARRIOR』という本。

わたしでも、行動できるようになったんだから、大いに同族(ADHD族)の助けになるんじゃないかな、と確信し、翻訳しています。

第1章~第6章は無料試し読みにしてあるので、ぜひ、読んでみてください。

行動しよう、っていう、とてもポジティブな気持ちをくれます。


今日も、色々と下手なりに、頑張ろう。




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