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【就活記 #1】上手く伝えられないけど、なんだか私はこの環境で働くイメージしか沸かない【経験談】
先日、23卒の私は無事就活を終え、第一希望の企業から内定を頂きました。この過程で悩んだことがあったため、その解決策を共有します。
伝えたいこと
企業選びで直感が先走るときは、どうやってその直感を伝えたらいいか?
筆者について
筆者は、高専の専攻科1年(≒大学3年)で、電気/情報系に所属しています。小学生時代からゲーム制作が好きで、高専に入学してからもゲーム開発をしています。
そのため、将来はゲーム開発の仕事に就きたいと思っていました。
あらすじ
就活の順序は、堅実に進めるならば
自己分析で自分が何をしたいかを知り、業界研究でどんな仕事があるかを調べて、最終的に企業を決定する。
となることが多いと思います。
ですが、私の場合「私はこの企業が向いてる!」という感覚が先走り、そのあとに「なぜ向いているのか?」を考えることになりました。
この環境で働くイメージ”しか”沸かない。
私はこれまで、進学先・インターン先・バイト先などの選択肢に悩まず、無意識に一択に決まっていたことがほとんどでした。
実際、その選択肢で後悔やミスマッチはなかったため、私は
「選択は、私の直感でズバッと来る環境との出会いを待つのが良い」
という考えを経験的に持っていました。
そのため、今回も自然にいろいろな企業を知った中で、「私、ここで働いてそうだな?」と思った企業のイベントに参加し、「ここ以外ない!」と確証を得ました。
それでは、あなたの志望動機を教えてください。
『私の直感がそう言っているからです!!』
なんて答えられません。そうです。この選択は、直感にすぎません。というか、それ以前にその直感が本当に合っている確証もありません。
入社面接を通過するには、「なぜその企業が、私にマッチしているのか」を調べて、それを説明しなければいけません。
では、どうすればこの直感を言語化できるでしょうか?
合同会社説明会
ある日、志望先が他社と開催した『2社合同会社説明会』を見た私は、「就活の助けになるかも!」と思い、即決で参加しました。というか無意識に手が応募ボタンをクリックしていました。
このイベントが終わって、私の感想は「やっぱり私はこっちの環境で働く方がイメージが湧くなあ」。結局考えは変わりませんでした。
……ん? じゃあ逆に、なんであっちの環境を望まないんだ?
そうです。今回の会社説明会にいた企業は、どちらもゲーム開発事業。そして知名度も実力もあり、技術は最先端。
共通点が多いのに、一体何の違いが私の選択を左右しているんでしょうか?
なぜあっちの企業より、こっちがいいのか?
他の企業を目的の企業と比較することで、
なぜ、私は志望先に魅力を感じているのか?
という疑問の答えが、自ずと見えてくることが分かりました。
実際にあの後、私は他社の説明会やカジュアル面談に何度か参加しました。
目的は、「その企業を知るため」ではなく、「その企業がなぜ私の希望とズレているのかを知るため」です。(時間を割いていただいたにも関わらず、申し訳なかったです。)
そうして、こんな感じに「私が望む環境」が断片的に見えてきたわけです。
・全体が20~30人程度のチームで、開発を行いたい。
(開発規模が大きい他社との比較より)
・エンジニアリング以外にも様々な知識・経験が入ってくる環境が良い。
(ITスペシャリストの育成に力を入れている他社との比較より)
・継続的にユーザーの声が届くプロジェクトが良い。
(コンシューマー向けゲームを開発している他社との比較より)
じゃあ、それはなぜ?
この後は、先ほど見えてきた「私が望む環境」が、なぜそうなのかを見出していきました。
具体的には、過去の行動から自分を分析し、「過去の行動」「私が望む環境」「私の理想の姿」といった点を、線で繋いでいきました。
この過程でも失敗談や気付きがあったため、次回はここについて記事を書こうと思います。(記事に#1と付いているのは、そのためです。)
まとめ
企業選びで直感が先走るときは、どうやってその直感を伝えたらいいか?
という課題を、私は
「他の企業と比較して、相違点を見つける」
という方法で解決しました。
当記事は私によるほんの一例ですが、「こういう考えもあるんだなあ」といった感じに受け取っていただければ幸いです。
最後に、3/15(火)に開催されるこちらの「23卒就活生のための座談会」を運営させていただきます。
私も、ちょっと変なところにつまづいた就活談を共有する予定なので、興味がある方は是非気軽にご参加ください!
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