気付けば、もう9月
2023年も、終わりに近付く。
まだまだしつこく厳しい残暑が続く日々。
気付けば、もう9月になっていた。
「もうそんなに経ったのか…。」
月が変わると、いつも思うことだ。
平日は、仕事をして。
休日は、虚無感と無価値感に苛まれ、勝手に涙が出る。
そんな日々がわたしの習慣となった。
なぜ、わたしはいつまでもこの世に執着しているのだろうか。
なぜ、わたしは喜怒哀楽の【喜】と【楽】を捨てられないのだろうか。
なぜ、わたしはまだ好きな人から愛されたいと思っているのだろう。
全部、わたしには要らないものなのに。
仕事以外は全て捨てろと多方から突き付けられているのに。
死んだ目をしていても、仕事だけでは愛想笑いをしてプライベートではこころが死に続ければ良い。
けれど、こころが死に続けることはわたしにとっては苦痛以外の何物でもない。
失っているのではなく、初めから存在しない【思い】【関係性】。
もう頭では必要以上に理解している。
けれど、どこかこころが付いていかないのかもしれない。
前向きなことや、良いことを綴ったほうが良いことは承知している。
けれど、良いことを思い出すことが難しい。
月始めなのに、ただただ辛いなと涙を流す。
この涙が、生きている間に嬉し涙に変わることがあるのだろうか。
週末もなんだかんだで、こころが休まらない。
わたしのこころが休まる日は、来るのだろうか。
生きるか、消えるか。
その揺らぎを根底に持ちながら日々があっという間に過ぎた。
ただただ泥のように眠り、そのまま穏やかに永遠の眠りにつけたらどれだけ楽だろう。
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