「比べるのは、きのうの自分」

他人ではなく、自分。



ある方から、いただいた言葉。
それが、

「比べるのは、きのうの自分。」

わたしは、どうしても他人と比べて自分が劣っていることに目が向く。
そして、何をやってもだめなんだと傷付いてしまう癖がある。

そもそも、この世はマウントまみれだから、仕方ないと思っている。
そして、人間は他人と比較したがり蹴落とす生き物だとも思う。

その自然な感情ではあっても、そこで精神状態が悪化するのは良くないことだ。
(とうの昔に、精神状態は悪化しているけれど。)


昨日の自分と比べるって、何だろう?

自分は、ずっとずっとポンコツで目の前にあらわれた仕事をこなしているだけだ。

それでも、もしかしたら新たな業務を学んで実践したということは、昨日の自分より前進できていることになるのだろうか?

そんなことが、ふと頭の中に浮かんだ。

その考えでいくならば、わたしは昨日よりも今日ほんの少しだけ成長できたのかもしれない。

昨日より新たな業務を学んで、楽しめた。
他の業務も、淡々とこなしていた。
何より、昨日も今日も出社して早退することなく勤務時間を遂行した。

…あ、ほんの少しだけ前進できているかな。
似たような言葉を職場の先輩からもいただいたし、こういう気持ち、気の持ちようは大事なのかもしれない。



他人と比べたって、何の意味もない。
比べるのは、昨日の自分。
昨日よりも、1mmでも成長できていれば凄いことなんだと気付いた。

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