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毎日の記録

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#海外生活

豪州で働く|「場違い」な会食を乗り切った

オーストラリアで新卒で働きはじめて、3か月弱が経過しました。詳しい仕事内容は書けませんが、緊張感をもちつつ周りの人たちのサポートを受けて日々働いています。 実は就活のときに思い描いていた将来像と、今の私の仕事と生活は全く違います。そもそも、日本で就職する予定でしたし、業界も今の仕事とかけ離れています。就活中はなかなかうまくいかず、「やっと自分が進みたい道を見つけたと思ったのに、どうしてうまくいかないのだろう」と悶々としていました。 ですが、最近実感し始めたのは「計画通りに

豪州日記|毎日をromanticise。ネイルとクロワッサンサンドと料理。

今週の月曜日は祝日だったため、三連休でした。今回の祝日はKing's Birthday。友人は「いつもはなんでイギリスの国王がオーストラリアの元首なのかと思うんだけど、この日だけはみんな国王に感謝する」と笑っていました。ちなみに、金曜の退勤時にはみな「Have a good long weekend!」と声をかけ合っていました。 どこか日帰り旅行をしてもよかったのですが、キャンベラを十分に散策するのが先だと思いとどまり、シティセンター周辺へお出かけ。 ちょっと気恥ずかしい

ソウル日記❘ 帰国4か月目にしてふり返る

2年間の韓国留学から帰ってきて、早4か月が経とうとするのに、なかなか振り返りができていませんでした。「大変だったけど楽しかった」「こういうことを学んだ」といった歯切れの良い表現が見つからないからかもしれません。ですが、やっと重い腰をあげて、そろそろ言葉にしてみます。 私にとって韓国への留学は、実のところ不本意とは言わないまでも、はじめから希望していたことではありませんでした。イギリスに交換留学して、やっぱりヨーロッパの大学院に進学したいと思っていたところ、コロナがはじまりま

【英語学習】中級から上級への壁

自分が言いたいことは一通り英語で説明できるし、時には冗談も言える。非ネイティブの英語であれば、ほぼ問題なく理解できるけれど、ネイティブになると半分くらいしか理解できないことも。 私の英語力は中級の上のほうだと勝手に推定している。最近は、今の英語レベルに慢心せず「中級の壁」を超えようと思っているのだけれど、これがなかなか難しい。 その理由の一つは、モチベーション。二つ目は、学習方法。 モチベーションについては、冒頭のように英語がある程度できるようになった今、これから英語を

ソウル日記 ❘ 何でもないけど、きっと懐かしくなる日

ソウルはすっかり秋めいてきた。夜は20℃を下回っている。日本だったら金木犀の香りがし始めるのかな、と少し恋しくなった。 昨日はとても良い一日だった。午前中は適性検査とインターンを済ませて、午後は友人たちと出かけて…。 巷ではもうすぐ内定式があり、早い人では25卒の学生も就活をはじめる時期に私はまだ適性検査を受けている。私の姉もなかなか内定がもらえなかったけれど、彼女の記録を抜いてしまった。もう9月も終わる。 昨日の適性検査はオンラインだったのだけど、今までで一番厳格だっ

過去の私へ「人見知りを免罪符にしない」

先日無事に、2年間の修士課程を締めくくる卒業式が行われ、私はいまとても清々しい。 (・・・下書きを書いていた時点ではそうだったのだけれど、今は受かると思っていた企業がどれも落ちてしまって、ちょっと清々しいとは言い切れない。でもきっと大丈夫。) 日本では「まだ学生がいいな」「働き始めたくない」という人も私含め多くいた。反面、ここでは多くの人たちが「早く卒業したい!」と言っている。私も今はこれだけ自由な時間を謳歌しているから、就職するのはちょっと怖いけれど、十分学生はやり切った

自己肯定感を高めることをゴールにしない、人生もったいない

先日、母と電話をしたときに、「自己肯定感が高い人は社会情勢に対する関心が強い傾向がある」とどこかで聞いたと教えてくれた。私は最近の自分を振り返って「まさしくそうだな」と納得したと同時に、これは見落とされがちだけれど、とても重要なことだと思った。 私はこれまで、自己肯定感が高いとは言い切れなかったけれど、ここ数ヶ月の間で高くなったと自覚している。(この変化の理由についてはまた詳しく書きます。)そして、それによって「自分の思考が及ぶ範囲、関心をもつ範囲が日常的にぐんと広がった」

韓国で日本に恋焦がれるコースメイトたち

先日、コースメイトとクリスマスパーティをした。 ホストのノルウェー出身の子と、声をかけてくれた中国出身の子2人、ドイツ出身の子、そして私の5人。 中国からの2人以外は初めて会ったのだけど、驚いたのは全員何かしら日本とつながりをもっていたということ。 まず、ノルウェーの子は詳しくは分からなかったが、以前福岡に住んだことがあるらしい。 中国の子は、一人は早稲田大学に在籍しているけれどコロナの影響で日本に入国できない状態が続いているため、その代わりに国境が開いている韓国のソウ

「文化の違い」はどこまで許されるか、モロッコとトルコのルームメイト

私が住んでいるシェアハウスの2階の一室は2人部屋で、モロッコ出身の子とトルコの子(オランダで生まれ育ったが、両親はトルコからの移民で彼女もトルコのアイデンティティを大切にしている感じがする)が先学期から一緒に住んでいる。 二人ともあと数日で帰国するのだが、ここ2, 3週間ほど関係がギクシャクしているようだ。私はトルコの子とよく話し、彼女は普段からいいことも悪いことも色々とシェアしてくれる。そして、少し前モロッコの子との関係がうまくいっていないことを教えてくれた。 当初は帰