豪州日記|毎日をromanticise。ネイルとクロワッサンサンドと料理。
今週の月曜日は祝日だったため、三連休でした。今回の祝日はKing's Birthday。友人は「いつもはなんでイギリスの国王がオーストラリアの元首なのかと思うんだけど、この日だけはみんな国王に感謝する」と笑っていました。ちなみに、金曜の退勤時にはみな「Have a good long weekend!」と声をかけ合っていました。
どこか日帰り旅行をしてもよかったのですが、キャンベラを十分に散策するのが先だと思いとどまり、シティセンター周辺へお出かけ。
ちょっと気恥ずかしいのですが、私は一人でも、何でもない日でも、毎日をromanticiseして過ごしたいと思っています。ここで言うromanticiseにぴったりな日本語が見つからないのですが、例えば朝食を少し豪華にしてみたり、誰に会うわけではなくてもお気に入りの洋服を着たりする、といった感じでしょうか。あるいは、映画のワンシーンのように生きることかもしれません。
ということで、この日はちょっとドレスアップして出かけました。まずはネイルの予約。普段はネイルサロンで整えてもらうことはありませんが、何事も経験だ、と好奇心で行ってみました。
担当してくれたネイリストの方は、少し英語がおぼつかないのか静かな方でしたが、ものの30分ほどで、素敵なジェルネイルが仕上がりました。あんなにササっと施術していたのに、自分でポリッシュで行う時と比べ物にならないほど綺麗で驚きました。ちなみに、お値段は合計で$45≒4700円。
そして、久しぶりの晴天となった青い空に手をかざしながら、ルンルンでお昼ご飯に向かいました。あまりヘビーでないものが食べたい気分だったので、Mayfairというカフェへ。
Chilli Prawn Croissant(チリエビクロワッサンサンド)と オーツミルクのカフェラテにしました。オーストラリアに来て感じるのは、コーヒーの値段はお手頃ということ。ソウルでは安さを売りにしているチェーン店を除き、比較的高めだったので嬉しいです。とあるカフェではカフェラテで700円ほどだったことも…。
クロワッサンサンドは、外からの日差しと相まって、きらきらして眺めるだけでも楽しかったです。味は、正直なところかつお節とトビコは要らないのでは?と思いましたが、盛り付けも含め料理のインスピレーションを得られたので満足でした。
最近、元々好きだった料理にさらに熱が入っています。凝ったものを作るわけではありませんが、どうやったらもっと美味しくなるだろう、見た目も美しくなるだろう…と毎日考えるのが、とても楽しいです。食事は毎日欠かせないルーティンで、体のもと。それならば毎食わくわくした気持ちになりたいと思っています。
ところで、こちらにはトルコやインドはもちろん、カザフスタン、ギリシャ、エチオピア等々、様々な国の料理が溢れています。
シドニーで訪れたモロッコレストランでは、ピスタチオとフェタチーズのサラダを食べました。フムスのようなペースト状で、鮮やかな緑色。こういった食材の組み合わせと調理の仕方があるんだ、と印象的でした。それと同時に、世界中にのまだまだ味わったことのない美味しいものを食べつくしたい、そして自分でも作ってみたいと思ってしまいました。
まとまりのない話になりましたが、ここ最近は、新しいもの/ことに刺激を受けつつ、落ち着いた日々を過ごしています。
平日はフルタイムで働き、職場と自宅を往復するだけでの毎日でも、ふとしたときに、自分が心から好きなこと、大切にしているもの、休日の楽しかったことを思い出すと(心の中でニタッとすると)、うまく自分のチューニングができる気がします。
みなさんも、「そうそう自分はこういう時間が好きなんだ」と思えるような素敵な休日になりますように。
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