グーグル翻訳がある時代に英語を勉強するということ「英語学習2.0 岡田祥吾」【Zakieigo①】
【Zakieigo①】グーグル翻訳がある時代に英語を勉強するということ
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純ジャパからグローバルに活躍するビジネスパーソンを目指すYuのnoteです。
今回を含め全3回の記事で、私の英語学習におけるバイブルとも呼べる一冊、「英語学習2.0」について、内容を要約しながら、見習いビジネスパーソンの私が実践できそうなポイントについて触れていきたいと思います。
1. 「英語学習2.0」の概要をサクッと1分まとめ
「英語学習2.0」はKADOKAWAより出版された、まさに英語学習のバイブルとも呼べる一冊です。
この本の著者である岡田祥吾さんは、元マッキンゼーのコンサルタントで、現在は問題解決アプローチを適用した英語コーチングプログラム「PROGRIT」を運営しておられます。
岡田さんは、マッキンゼーのコンサルタントとしてキャリアをスタートさせながら、英語ができず、数々のプロジェクトで悔しい思いしてきたそうです。それでもコンサルタントとしてクライアントに説いてきた「問題解決アプローチ」を英語学習に適用することで、劇的に自身の英語力を改善することができたそうです。
そうして培ってきた英語学習のノウハウを最先端の言語学の知見と科学的根拠に基づき紹介したのがこの「英語学習2.0」です。
私も大学時代に海外インターンをした際に、英語力の低さによりポテンシャルを発揮出来ずに悔しい思いをした経験があります。
この「英語学習2.0」はそのようなグローバルで活躍することを目指しながら英語学習で挫折を味わってきた人にとって非常に参考になる内容だと思います。
ちなみに私の英語学習の組み立て方は、この本とAtueigoを運営するAtsuさんの「VOCABULARIST」の2冊で成り立っています。
大学入学時にはTOEICスコア380点を取るほど英語が苦手だった私も、今はTOEICスコア860点と徐々に力をつけてきています。
特にこの一年間はこの「英語学習2.0」をもとに学習計画策定を行い、結果もついてきているので、ここに述べられていることを愚直にやっていけば間違いなく成果に繋がると思います。
またこの「英語学習2.0」は内容が盛り沢山なため、
①英語学習の意義
②英会話・リスニング・スピーキングの具体的な学習法
③英語学習時間の生み出し方
以上3回に分けて記事を投稿していきたいと思います。
それでは、内容を読み解いて行きましょう。
2.グーグル翻訳を使える時代に英語学習をする意義
まず初めに、そもそも論ですが日本人が英語を学ぶ意義とはどこにあるのでしょうか?
ビジネスパーソンも、私のように海外をフィールドに活躍していきたい人ばかりではないと思いますし、翻訳ツールの精度もどんどん高まっています。
「一部の外資系企業で働いている奴だけ英語ができればいいんじゃない?」
多くの人は上記のように思っているでしょう。
それでも私は、やはりビジネスパーソンとして活躍していくうえで英語学習は必須であると思います。
「英語学習2.0」のなかでは、英語学習の必要性について「情報のスピード」と「日本を除いた多くの国では、すでに英語を話せる人が以前よりはるかに多くなっている」ということについて、触れられていました。
「情報のスピード」という観点については、事実として、AI を筆頭に、テクノロジーはすべて英語をベースに進化しているということがあります。
多くのテクノロジーは英語圏で生まれていますし、多くの論文・最新の経済ニュースは英語で書かれています。
日本語しか理解できない人は、翻訳記事を待つかGoogle 翻訳などを通して海外の情報をインプットすることになりますが、英語で直接情報をインプットしている人に比べて、情報を得るスピードは遅くなります。
この積み重ねは小さいようで非常に大きく、英語ができる人とできない人の格差というのは、テクノロジードリブンの世の中になればなるほど大きくなってくるのではないかと本書には述べられています。
「日本を除いた多くの国では、すでに英語を話せる人が以前よりはるかに多くなっている」ということについては、見出しの「グーグル翻訳を使える時代に英語学習をする意義」に一番大きく関わると考えています。
すでに日本以外の多くの国の人の英語力は高い水準にあります。彼らが機械翻訳を使って英語を話すことはまずありえないでしょう。
そうすると、考えうるシチュエーションとしては、日本人だけが機械翻訳に頼っていて、それ以外のノンネイティブは英語で会話している状況です。
想像してみてください。
会議の場で、他のノンネイティブが英語で話している中、日本人だけが機械翻訳を使っているとしたら、、、
腹を割ってフラットな関係でコミュニケーションをとろうと思ったら、上記のような状況は滑稽ですよね。
テクノロジーの進化で世界がフラットになればなるほど、英語を「自分の言葉で」話す機会や必要性は高くなるでしょう。
それでも、「私の会社は日本だけでしか展開していないから」という人もいるでしょう。
個人的な見解ですが、そのような考えは甘いとしか言いようがありません。
バブル崩壊以降、日本経済は低成長のままであり、少子高齢化も進んでいます。縮小を続けるマーケットのなかでパイの奪い合いをしている場合ではありません。
成長している環境に、チャンスに飛び込まなくては未来はありません。
また、企業にとっては、社員が英語ができないと何が問題になるのでしょうか?
それは、海外の優秀な人材を採用できないということです。
人材のほとんどが英語を話せないという企業は、海外の人材を集めることはむずかしいでしょう。海外にどれだけ優秀な人材が存在しても、日本から採用するしかなくなるのです。
とどのつまり、言い換えれば、英語の習得は、自身の選択肢を広げることに繋がります。
グローバルに目を向けた方が、当たり前ですが、仕事も住む場所も友人も選択肢が広がります。日本という狭い世界の中で自分のやり方たいことを探すのは、なんだか息苦しくないですか?
ということで、私は「自身の選択肢の最大化」を目的に英語学習に励んでいます。そのうえで、「英語学習2.0」をバイブルとして据えています。
今回は概要のみとなってしまいましたが、次回は「英語学習2.0」の中身、具体的に「問題解決アプローチ」を英語学習へ適用することがどういうことかについてを紹介してきたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
下記次回・次々回記事
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