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【Don't be square③】みんな違って、みんなどうでもいい。

◆社会人1年目が終わる

久々のnote更新です。

見出しの写真は今住んでいるシェアハウスの皆に自己紹介プレゼンをした時の写真です。入居してから10か月目で初めて自己紹介しましたが、就活ぶりに人生を振り返るキッカケとなりました。定期的に人生の棚卸をすると、自身が大切にしている価値観やこだわりを言語化できるのでおススメです。

今日、ロードワークをしている時に、大学の卒業式に出席するのか、晴れ着姿の若い女性を数多見かけて、もう大学を卒業してから1年経つのか、と実感しました。

七転び八起きな1年間を経て、色々と思い浮かぶことがあったので、2020年度のこれまでの事とかこれからの事をつらつらと書き綴っていきたいと思います。

◆泥水を啜りまくってそこから這い上がってきた1年間

社会人1年目は振り返ってみると楽しかったし成長したなぁと思うけど、全体を分解してみたら辛い事9:楽しい事1ぐらいだったなぁという感じです。

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※大好きなアイシールド21の1シーン。一流の夢を捨てきれない桜庭がどん底から這い上がる名場面。

今のタレントシェアリング事業で働き始める時に所信表明の場がありました。主要事業の人材紹介ではなくこの事業部を選んだ理由を、「1番泥水を啜れそうなので」と言った5月頃が懐かしい限りです。美味しい美味しい泥水をたくさん啜らせて頂きました、本当に。笑

自分が担当している製造業界は、外部のプロ人材や副業・兼業の人材を活用することに関して、IT業界等と比べると一般的ではない為、営業先で門前払いも多々されましたし、「正社員で充分」みたいなスタンスでうちのソリューションに懐疑的な目を向けられることもしばしばでした。

正直なところ入社して最初の半年は結果も残せず、現実から逃げ出す口実を日々探していたもので、今思うと非常に恥ずかしい限りです。

そんな私が徐々に成果を残せるようになったのも下記2つの実践の積み重ねがあったからです。

1.圧倒的なアクション量

2.他者貢献


1.圧倒的なアクション量

まず私が実行したのは圧倒的なアクション量へのコミットです。

顧客に自社のソリューションを理解されないのであれば、理解してもらうまで脚を運ぶしか無いと。(オンライン会議なので足を運ぶという表現もどうなのか。笑)

2020年度下半期に関しては100人ぐらいいるフロントメンバーの中で全国トップのアポ数まで引き上げました。(リモートワークとはいえ、役員を相手にするi-commonで6ヶ月200訪問😇)

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とにかく誰よりも顧客の元に出向き(オンライン会議ですけど)、タレントシェアリングのエバンジェリストとして、オールドな業界に向けて、プロの外部人材を活用して事業を加速させる有用性について語りまくりました。

ベーブルースもかつて、インタビューでホームランを打つコツを聞かれて、「誰よりも打席に立つこと」と回答したと言います。私に関しても、当然打席に立つ数が増えると、誰よりも三振をしましたが、時を追うごとに商談スキルが上がる感覚を覚え、現在徐々に成果が上がるところまで来ていますし、感覚的に顧客のステータスをジャッジ出来るようになりました。

2.他者貢献

次に私が実行したのは周りのメンバーへの他者貢献。

良いナレッジをどんどん共有することで、チームのメンバー全員が同じレベルの武器を持った状態で戦えるようにし、「組織を牽引していく」という意識を持ち続けました。

圧倒的なアクション量の実行について触れましたが、私は個人的に、成果を残すことと同じくらい、成果を出せた理由や武器を他のメンバーに共有することで全員が同じような成果を出せるようにする事が大事だと思っています。

そのため、日々の営業活動の中で発見したナレッジや武器は惜しみなく、体系化して社内メンバーに共有するようにしています。

特に、緊急事態宣言に関わらず顧客接点を生み出す「アプローチのベストプラクティス」は、共有した後、多くのメンバーから反響があり大変嬉しかったです。

これまたベーブルースの言葉ですが、
Yesterday’s home runs don’t win today’s games.
昨日のホームランは今日の試合に勝たせてくれはしない。そんな名言があります。

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受注ごとに一喜一憂するのではなく、継続的に顧客に価値発揮できるような手法の開発に勤しむことが大切だと考えています。

事業部の皆がハイパフォーマーの武器を使えるようになったり、これから入ってくる新卒や中途入社のメンバーたちの工数が減ってくれるようなアクションをし続けたいですね。

◆みんな違って皆んなどうでもいい

衝撃的な章のタイトルですが、これはNewsPicksの動画コンテンツの中で、落合陽一さんが述べていたフレーズです。非常に共感しました。

大学を卒業してからシェアハウスで生活を始めたのですが、そこにいる同世代の住人達は皆々非常に優秀で、、、
周りの優秀な人たちと比較して焦ったり、自身の無力さを痛感して悲嘆に暮れる事もしばしばでした。

ただ、最近感じるのはどれだけ周りと比較して、仮に周りより優位に立てていたとしても、いくらでも自分より優れている人はどんどん出てくる。こんな比較競争の社会は無限苦渋地獄でしかないと。

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逆に100人もの多様な価値観を持つ住民たちと接する事で、
「この社会には様々な価値観があるから他人と比較しても意味がない」、
「そもそも比較することなんてできない」ということに気づくことができました。それが落合さんの話の中であった「みんな違ってみんなどうでもいい」ということだと私は解釈しています。

他人との比較で生きる競争社会は一時は承認欲求を満たす事が出来るかもしれませんが、苦しいことしかありません。

自分の中の価値基準を持ち(みんな違ってみんなどうでも良いと思えること)、その価値をどう自分に落とし表現するかということが、生きていくうえで最も重要なことなのだと発見できた1年になりました。
(こういう家に住んでいるからこそですね。皆に感謝。ベンチマークする人が会社の外にいるというのは非常に大事なことだと考えています。)

自身の価値基準を持ち、それが誰しも持っていると自認出来れば、価値観の押し付け合いがなくなり、対話が始まるのかなぁと、落合さんのスピーチを見てヒシヒシと感じております。

自分が大学を卒業する時にこのスピーチを聞きたかった、、、、

◆座右の銘は「⁉︎」

これまたNewsPicksの動画コンテンツなのですが、千原ジュニアさんが若者へのメッセージの中で座右の銘は「⁉︎」と言っていました。

意味としては「気づきと疑い」との事です。

例えば、万有引力を発見したのはニュートンですが、恐らく彼が万有引力を発見する以前からリンゴは木から落ち続けていたのです、当たり前ですが。ただ、その現象に「疑いを持ち」「気づきを得た」のはニュートンが最初であった、という訳です。

若いビジネスパーソンは毎日を一生懸命生きるあまり、何気無く日々を過ごしてしまっているかもしれませんが、ひょっとしたら過ぎ去っていく日常の中に世界を変える発見が沢山転がっているかも知れません。

全章で人との能力的な話をしましたが、世の中「才能は不平等だけど、時間は平等」です。

人生は一つ一つのシーンが積み重なってストーリーになっているものです。皆に同じだけ流れているストーリー・時間の中で、各シーンにおいてどれだけの疑いと気づきを得られるかが、今後の自身のストーリーをより色どり豊かにしてくれるかを左右すると言っても過言ではありません。

何となくではなく、意思や目的に、好奇心を添えて、面白い事を沢山発見出来る新たな1年にしていきます!

◆Yuの新たな1年が始まります

まだ社会人1年目が終わったばかりですが、もう2年後は進学に大学院進学に向けて本腰を入れている頃。

自分自身、またまだ成し遂げられていないことが多すぎるという感じがします。

時間は皆に平等に流れていますが、人生の中の時間は有限。

悔いなく新年度も邁進して行きたいと思います!

引き続き人生笑かしていきましょう。

わっしょい。

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※アイシールド21を読み返しましたがやっぱりバイブルです。

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