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【Don't be square⑥】相変わらず仕事も勉強も全部走って馬っ鹿です! ※一橋大学大学院経営管理研究科経営分析コースに進学します!!

◆社会人になって2年半


久々のnote更新です。

見出しの写真は妻と結婚前に撮った婚約記念の写真です。
25歳、世間一般に比べてちょっと早く結婚もしましたね。

社会人3年目に突入してからの半年間は怒涛の日々でした。
以下は色々あったうちの抜粋

・沢山の刺激と人間関係、並びに妻との出会いを提供してくれた思い出色々のシェアハウスを卒業
・MBAに向けて、仕事の合間を縫って大学院受験に向けた勉強に明け暮れる(河合塾にはお世話になりました)
・やらないといけないことだらけなのに、新たにトレイルランニングを始め、ランボーズの一員になる。
2022年度 Run boys! Run girls! Trail Running Club 新規メンバー募集開始です! | Run boys! Run girls! ランボーイズ!ランガールズ! 東京都 東神田 トレランショップ (rb-rg.jp)
・7月には入籍し、結婚式の準備等で都内を行脚
・忙しいのに社内のコーポレートベンチャーキャピタルで副業を始める
・7月から怒涛の大学院受験ラッシュ
・様々なことに忙殺されながら、一橋大学大学院経営管理研究科に合格し、仕事もチームで上半期MVG、個人でも上半期インダストリートップの営業成績を残す(個人的には事業部全体のMVP,VPを逃したことが悔しい‼︎)

振り返ってみると濃密すぎる半年間であったなぁと振り返りつつ、自身の夢に確実に近づく期間だったと思います。
大学院受験も第一志望に合格し、仕事も自分で言うのもあれですが類稀な営業成績を残してきました。
華麗に目標を達成してきたかのように映る部分もあるかもしれませんが、私としては全力で目標に向けてがむしゃらに取り組んだからこそ得られた成果だと思います。

”簡単じゃない 何だって だから全力でやるんだ!! 弱虫ペダル真波山岳の名場面

年度も半分経つのでちょっと最近の諸々を振り返ろうと思い筆をとります。

◆そもそも何で大学院受験にチャレンジしていたのか

そもそもお前は何故大学院受験なんてしていたんだというお声もよく頂戴するので動機に触れさせて頂きます。
実をいうと崇高な理由はそこまではなく、以下二つの好奇心が動機です。

1.ベンチャーキャピタリストを目指してキャリア設計をする中で、世の中のベンチャーキャピタリストはMBAを取得されている方が多かった為、自分もビジネススクールに通いたいと思った。
2.大学4年間、体育会の陸上競技部で走って馬っ鹿の日常を送っていたため、改めて大学院に進み、腰を据えて研究に取り組みたいと考えていた。

学生時代、スタートアップと密接に関わるインターンをしていた頃から、未来をつくるのはスタートアップ、雇用を創出するのはスタートアップと、スタートアップの大いなる可能性に心をときめかせていたわけですが、好奇心旺盛で色々なことに顔を突っ込んでいきたい自身の性分を考えると、起業家ではなく起業家のポテンシャルを解放するベンチャーキャピタリストの方があっているなあと漠然とは考えていました。

そこから情報収集して、アンドリーセン・ホロウィッツにも憧れつつ、「これぞ、自身がやりたい仕事だ!」と徐々に思いを強くしていきました。

一方で現在の仕事の延長線では、バリュエーション算定を含めたコーポレートファイナンスに関する知識やIPO実務の知識などは身に着けられないと感じ始めていました。
加えて副業やフリーランスの推進を行う現在の仕事に向き合ううちに、人材の流動性とスタートアップの勃興に関して本腰を入れて研究をしていきたいとも考え始めていたタイミングでした。

以上のような複合的な要因が合わさり、社会人2年目の後半あたりからビジネススクールへの進学を検討するに至りました。

「何かを始めるのに“揺るぎない意志”とか”崇高な動機”なんて無くていい 成り行きで始めたものが少しずつ大事なものになっていったりする スタートに必要なのはチョコっとの好奇心くらいだよ」ハイキュー清水潔子の名言

◆夢の実現に向けたチャレンジの過程(大学院受験編)

そのような中で私が志望校に定めたのは、国内トップのビジネススクールである一橋大学大学院経営管理研究科経営分析コース。

実をいうと最初から一橋大学大学院を目指していたわけではありません。
始めは海外のビジネススクールも視野にしていたものの、思うように英語力が伸びず断念。
そのうえ、国内の大学院への進学を決めた後も、高校受験も大学受験もうまくいかなかった経験から弱気な受験校選びしておりました。

そんな時に妻から言われたのが「やる前から諦めていたら、そこまでだよ。受かるか分からないけど、受かるつもりで高い目標を設定しないと絶対にたどり着けないよ」という言葉。
グサッと刺さりましたが、過去の失敗経験から自身の可能性を低く見積もることで、期待値調整をし、出来るだけ落ち込まないようにしていたこれまでの私が変わるキッカケになりました。

「・・・もしも相手が絶対かなわない様な強敵だとしても 勝とうとしなきゃ勝てないよ」ハイキューの澤村大地による名ゼリフ

一橋大学大学院経営管理研究科経営分析コースを第一志望に絞り、私の受験勉強は幕を空けました。
当初は小論文の過去問をいくら解いても散々な結果で、英語の試験にむけた勉強でも普段英語を使わない仕事に甘んじていたせいか全然英単語の意味を思い出せず、本当に受かるのかな?と絶望の毎日でした。

小論文を書くのが嫌になった日も、英単語帳を地面に叩きつけたくなる日もありましたが、「俺はこんなもんじゃない」と自分に言い聞かせて投げ出さずに勉強に励みました。

「ところで平凡な俺よ 下を向いている暇はあるのか」ハイキュー田中龍之介の名場面

研究計画書も河合塾や妻の添削サポートを受けながら完成させ、小論文は論理的に記述できるまで河合塾生の中で誰よりも数多くの問題を解いていきました。面接対策についても、河合塾と妻に模擬面接をしてもらい論理的な回答を磨きこみました。

そして9月末、無事に一橋大学大学院経営管理研究科経営分析コースに合格しました。
地道な努力が結果に繋がり嬉しい一方で、「日本のスタートアップエコシステムを盛り上げる」という大いなる目標から逆算するとビジネススクールへの進学はあくまでスタート地点。

夢の実現にむけて、これからも一歩ずつ前に進んでいきます。

◆無欲の姿勢が圧倒的な営業成績をもたらす (仕事編)

そんな受験で忙しかった半年間でしたが、仕事もおろそかにしなかったどころかチームで上半期MVG(全部で30個くらいチームがある中で1位らしい)、個人では上半期インダストリートップの営業成績を残すことが出来ました。(事業部全体での個人表彰狙っていたので一歩届かず結構悔しいですが、、、)

入社以来、くすぶっていた時期も長かったものの、ようやく成果に結びつきホッとしています。
生意気に「3年でやめて自分の名前で仕事をするんだ」と意気込んで入社したものの最初は全く活躍できず、11ヶ月営業数字は未達、、、かなり苦しんでいました。(笑)
そこからだんだんと成長していき、入社3年目でインダストリー内では2番手に影を踏ませぬ営業パーソンに成長することが出来ました。

今思えば、イケてない営業だったころは、数字が悪いので、とりあえず商談して、提案して、鬱陶しいがられて会えなくなるという悪循環でした。
そんな中で偶々見かけた営業関連のブログには「提案しなくていい。1アポあたり1回、お客さんにありがとうと言われて来い」と書いてありました。私からするとかなり衝撃的で。「え。提案しないと数字いきませんよ?」という感じ。それでもまずはやってみることにしました。

それから自分なりに考えて、マーケットや市況・競合他社の状況を調べてクライアントへ持っていきました。すると「ありがとう」と言われるようになりました。
お客さんと良いリレーションが生まれると、お客さんの状況や、困りごとなども教えてもらえるようになります。良い情報がもらえると、良い提案ができるので、受注して効果も出ます。すると関係性が深くなってより良い情報をもらえて、より良い提案ができるという好循環になります。

数字も出るし、効果もでるし、達成が目標じゃなくなり、お客さんが儲かってもらえれば我々も自動的に売り上げが増える。すると数字が伸びるようになりました。先ほどの負のスパイラルと正のスパイラルがこれほど違うのかという事は学びとしては大きかったです。

「自分は才能がないんじゃないか」と嘆きたくなる日もありましたが、特別な才能がないことを嘆いてばかりではなく、自分なりの努力を続け自身のスタイルを築き上げ成果につなげてきました。

「ー才能は開花させるもの ーセンスは磨くもの!!!」ハイキュー及川徹の名場面

私の仕事への向き合い方は独特で、営業でありながら、日々の数字は追わず月間や半期という長いスパンで案件のパイプラインを動かしていくというスタイルです。デイリーコミットメントを重視している方からすると「この人、今日サボっているのでは?」と思われやすいですが、あくまでメリハリをつける自身のやり方が、一番自身のモチベーションを高く保ち、成果に結びつけられると考えています。

自己流を貫くには覚悟が必要です。
何故なら、普通、人はスタンダードを求めるからです。

スタンダードを守れない異分子は歓迎されない、故に味方はいない。

自己流を貫くには、常に結果を求められるのです。
結果さえ出ていれば、誰も文句は言わないですが、結果が出なかったときは総スカンなのです。


自己流を貫いて成果を残すのは自己肯定感を高めますが、一方で
、それに見合うリスクがあるということも覚悟しなければならない日々です。

” だってよ 自己流で一番速かったら それ サイコーにカッコイイっショ”

 弱虫ペダルの巻島さん

◆見たことのない景色を見に行こう (トレイルランニング編)

そんな大学院受験に仕事に全力投球する中でもう一つチャレンジしていたことがありました。
それは、トレイルランニングです。


トレイルランニング: Trail running)は、陸上競技の中長距離走の一種で、 様々な種類の地形 (砂地、土の道、林道、一人しか通り抜けられない森の小道、雪道等)や環境(山、森林、平原、砂漠等)で行われるスポーツである。 トレラントレイルランと略される。山岳レースとも呼ばれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

昨年の東日本実業団選手権での800mを走り終わって、中距離で競技を突き詰めるのはここまでかなと感じていた中で、トラックの外に出ててみるかと一念発起してみました。
競技について知るきっかけは、日本でトップクラスのトレイルランナーの上田瑠偉さんの山の中を疾走している動画を見たこと。
林道や山の稜線を走る映像を見て、直感的に「めっちゃ気持ちよさそう」と電撃が走るような感覚でした。
参考:RUY UEDA | 山岳ランナー上田瑠偉 -

その後、一人では山岳での走行技術も身に着けられないだろうなということで、トレイルランニングチームのランボーズに所属することになりました。
2022年度 Run boys! Run girls! Trail Running Club 新規メンバー募集開始です! | Run boys! Run girls! ランボーイズ!ランガールズ! 東京都 東神田 トレランショップ (rb-rg.jp)

始めたころは練習にも全然ついていけずという散々な状況でしたが、日々の練習の成果もあり徐々に走力もついてきました。
6月には滋賀のフェアリートレイル20Km、新潟のロッキンベア48Kmでトレイルの試合に始めて出場することができ、今も楽しみながら競技力を磨いております。

ロッキンベア出場時の写真

トレイルランニングの魅力は、自然と調和して走る感覚にあると考えています。
” 五感を使って 体中の筋肉と神経を使って 風を切る “
” 闘う相手がいて それに打ち勝つために あらゆる手段と方法を駆使して走る “
登りで頑張るか、下りで頑張るか、ギアは何を装備するか、補給のタイミングはどうするか、とマラソン以上にレースの結果を左右する要因が多いトレイルランニングは「走ることの総合格闘技」と感ぜられます。

800mをやっていた頃からそうですが、めちゃくちゃ心肺を追い込みながらケツ割れして、昨日までの自分に挑戦する感覚が、たまらなく生きてるって感じがして気持ち良いものです。
トレイルランニングはそれと同じようなワクワクがあり、ハマりそうな予感しています。

心臓バクバクしながら風を切るときに「生きてる」と実感できる 弱虫ペダルの真波山岳

まだまだ走力は伸びしろ十分というレベルですが、来年・再来年はレースで上位を争えるようなところまで伸ばしていきたいなあと思いながらトレーニングに励んでおります。

◆半年たってまた次の半年

激動の半年でしたが、山を登り終えると次の山を登りたくなる性分の為、一休みをしている暇はありません。
目標を達成したら、また新たな目標が湧いて来る。
やりたいこと、見てみたいこと、感じてみたいこと、まだまだ盛り沢山ですがいつも通り、これからも愚直に走りぬいていきます。

私のバイブル 「風が強く吹いている」


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