詩「ひまわりの後ろ姿に惹かれて」
ひまわりの後ろ姿に惹かれて
一緒に太陽を見ていた
今の僕には眩しすぎて
ほんの5分ともたなかった
ひまわりの後ろ姿に導かれて
あなたの顔が浮かんだ
今の僕にはまだ悲しくて
少し涙が出てしまった
ふと
あなたを 正面からばかり
思い出している事に気づいた
料理をしている時
階段を上る時
おはようって言った後
テレビを見ていたり
顔を見るのと同じくらい
あなたの後ろ姿を見ていたのに
太陽に背を向けなかった
あの後ろ姿を
ひまわりの後ろ姿に惹かれて
あなたの詩を見ていた
今の僕には優しすぎて
また少し涙が出てしまった
ひまわりの後ろ姿が軽く揺れた
生まれて初めて
「ひらがな」の後ろ姿を感じて
あなたの詩から
やさしい匂いがした
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