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藍
2022年1月17日 06:54
眠りにつく前の朦朧とした意識の中で思考がぼやけて浮遊してゆく感じがすき、わたしときみの言葉がだんだん絡まり合って溶け合って、最後にはnの音しか出せなくなっちゃうくらいにまで知能が低下してゆく感じがすき。夜だけは、融解と昇華が許される気がする。わたしがこの星に固体として存在していなくても誰にも責められない気がする。AM2:00、街は海に沈む。わたしをまるごと飲み込む水が、わたしの耳を塞いで、わたし