野良着で結婚式に参列した【たつけ】
ご挨拶
どうもどうも。たつけ大好き農民です。
たつけに魅せられています。
(普通に)着てよし、畑にも都合よし、結婚式にもかっこよし!
ということで結婚式にたつけで参列いたしました。
結婚式にたつけ????!
フォーマルなお席に作業着であるたつけで参戦?
と、思われるかと思いますが、生地を変えフォーマル仕様のセットアップを縫えばいけるんではないか?
現代風なこんなイメージで。
そもそも昔は(今でも?)法被、半纏で冠婚葬祭で着用されてたというお話をどこかでみたので法被を着ればイケるのでは?
しかし、相応のご職業の方が相応の法被を着るからアリなわけで
ただの旅人のfarmerのわたしが着たらただのコスプレになってしまうかなと。自分を象徴する法被がほしいなぁ。
はなしがそれました。
そう結婚式です。
先日「旅中に出会った旅人が旅人の聖地で旅人が集まり旅人同士手作りの結婚式」が行われたのでありがたく参列させていただいておりました。
お互い旅中の旅人同士が出会って結婚って夢ないですか?素敵ですよね!
そのお二人がとってもかわいらしいお二人なのでそのお人柄か、優しくあたたかい素敵なお式でした。
ご招待いただけて本当に幸せ。ありがとう。
ドレスコードはデニムということと、ガーデンウェディング。
手持ちのデニムがなかった(持っている服は旅服のみ)事と、ちょうどそこに綿麻デニム生地があったので結婚式用の装備を整えることに。
結婚式用の装備作り
ドレスコードはデニムということで
パンツはデニムのたつけに決定。
頭にターバンとあったら便利だろうとコサージュも拵えました。
そして出来上がった結婚式装備
着用したしっかりした画像を(楽しすぎて)撮り忘れていたので頂き物の映り込んだ全身像
前日に、挙式会場となる福島県が意外と寒いらしいという情報に
急遽トップスを作り直しコーディネートしなおしたルックがこちらです。
手持ちの服からなんとなく型紙を取り縫いながら修正してできたトップス。
袖ぐりの内側に端切れの月桃染使いました!かわいい。
裾はあえて切りっぱなしで(結婚式なのに!)飽きたらまつろうかなとか思ったり。そして挙式後に上下セットアップの写真を撮るという為体。それもよしよし。(挙式中に頭装備をプレゼントしてしまった!)
たつけという野良着を結婚式で着用するなんて!と思われるかと思いましたが、たつけはサルエルっぽいシルエットでもあり
生地の選び方、コーディネートでどんなシーンでも着用可能だなと強く感じた次第でアリマス。(たつけ推しがひどい
いや逆に黒留袖を解いてたつけなんかとセットアップを作ったらこれが正解なんじゃないかと、今この記事を書きながら思いつきました。
新しいひらめきありがとう。
うわーん留袖かっこいい。
手作りしてみて
たつけとターバン以外ははじめて作るものでしたが
作り方を模索したりあれこれ考える時間。挙式のこと、ご結婚されるお二人のことを思いながら縫い進める時間はやっぱり贅沢に満ち溢れた幸せな時間となりました。
かかった費用も110巾メーター1000円のリーズナブルな生地
たつけに1M,トップス、頭装備含めて2.5Mあれば縫えるとなると総額2500円!それでいて人と絶対かぶらないオリジナルなコーディネートができたことも大満足しています。
最近では身体のどこかに必ず手作りしたアイテムを纏っているので、それが当たり前になりつつありますが
とっても贅沢で幸せだなぁと感じています。
なんでも縫えるようになりたいけど
できる範囲の身の丈の中で身の丈のものを作り身につける。
なんだかそんな暮らしにしっくりきている農民でした。
旅人4年目 家を持たない暮らしがもはや普通。物はたくさんは必要なく身の丈にあったものを身の丈にあった分だけ。なければつくる。Do It Yourself!