本当の私。

過去を振り返ることが嫌いだ。

なぜか。

楽しいことも辛いことも全部思い出すその時間は、
今の自分を余計虚しくさせるだけだから。

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小さい頃の自分は、キラキラしていたと思う。

楽しいことを楽しいと思えて、
嫌なことを嫌と思わず、がむしゃらにくらいついて。

周りの人を疑うことなんてこれっぽちもなかった。
信頼してたし、「人」が大好きだったから。

話してる瞬間も、話を聞く瞬間も。

だから、「人」前にいるときも私は私でいれて、
私じゃないと感じたことすらなかった。

でもある時、人を信じることができなくなった。

自分の本性をさらけ出すほど周りが怖くなるし、
自分の本性を知ろうとしてくれるほど周りを怯えてしまう。これ以上心の中に入ってこないでって。

私が好きな私でいれたら毎日楽しいし、もっと自分を好きになれるとわかってるのに。

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よく言われる言葉がある。

「最初のイメージと仲良くなってからのイメージが全然違う！」

「不思議なキャラしてるよね！掴めない！笑」

「何考えてるかわからない！」

とか。

この言葉を貰うことは嫌じゃない。
だって私もそう思うから。

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私も、本当の自分を知らない。

多重人格なの?って言われたことさえある。
でもそういうわけではないんだよなぁ。

最近、なんでこんな頻繁に言われるのか気になって考えたことがある。

そこで出た結論は、

本当の自分を隠すために、周りで違う自分を何層にも分けて包み込んでいるのではないか

だった。

本当の自分を知られないために、私っぽい私を演じることでみんなの心に偽物の私を作り上げていく。

だから人によっても場所によっても、私のイメージは異なると思う。

アルバイト先ではこういった印象を持たれてるけど、ゼミ活動ではこういった印象で。サークルではこんなふうに思われてて。

でもそこに、本当の私は存在するのだろうか。

自分でももうなにが本当の自分なのかわからないのが本音だ。

ただ一つだけ言えることがある。

それは

演じている私も、私にしか作れない私である。

ということ。

しっかりしてるイメージを持たれていても、それは事実だと思うし、しっかり決められたことができないのは好きではない。

いろんなこと挑戦してるよねって言われることもあるけど、それだってやりたいからやってるわけで、嘘ではない。

だから、「今本当の自分をさらけだしてる！」とか「自分が好きだ！」って思えることはほとんどないけど、

少なくとも今さらけだしている自分は少し好きなんだ。

来年の目標は
「人を信じて私を信じ、人を愛して私を愛する」

なんか偉そうなこと語っちゃったけど、

もし私の知り合いがこれを読んでくれたなら、
こんな私でよければ仲良くしてほしいし、
もっともっと関わりたい！！沢山お話しして！☺︎

来年は

人生最後の学生生活。

悔いのないよう、素敵な一年になりますように。

2021年、ありがとう。
さいっっっっこうに楽しかった！！！！

おわり🌿