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サイトを作るときに考えること

事業用のホームページを作るときは、
ただ、言われたままに作るというのではなく、
経営コンサルティングのつもりで臨んでいます。(※プランによります。)

<ご注意>
この記事で 
依頼主は、JIMCOMのお客様を指し、
お客さんは、依頼主のお客さんを指します。

コンサルティングといっても何やってくれるの?って感じなので、
うちの場合のコンサルティングの中身をチラ見せしてみようと思います。

事業用のホームページを作るにあたって、
依頼主の目的や現状の課題をお聞きするのはもちろん重要で、それを聞くのは大前提ですが、
その次に、ヒアリングで重視するのは、
現状、依頼主がどんなサービスを提供しているのか、そして誰に売っているのか、です。(そして、将来に向かってどうしていきたいかも併せてお聞きします。)

それは、依頼主の商品、サービスとターゲット(お客さん)が誰なのかによって、どんなページ(デザイン、中身)が必要なのかが変わるから、です。

今回、商品分類については触れませんが、
ターゲットを決める際に必要な情報として、
商品とお客さんとの関係性を分析します。

まず、商品(お店)との関係性には、4つあると思っています。

1.効果を知っている(使ったことあり・詳しい)
 1-1.使った(調べた)結果…
 期待した効果がなかった(ないと判断した)
 1-2.使った(調べた)結果…
 期待した効果があった(あると判断した)
2.存在を知っているが詳しくない
3.存在も知らない

そして、
お客さんと依頼主(お店ではなく人)の関係性は3つあります。
1.仲がいい人
2.知っている人
3.しらない人

その掛け算で、来店や購入の難易度は変わります。
消費者の購買プロセスとして、よく、AIDMAとかAISASとか言いますが、
ローカルビジネスの場合はそれらのプロセスだとちょっとしっくりこなくて、・・・もっと人間関係とか、複雑な要素があるんじゃないかな、と思ってこの掛け算で考えることにしています。

商品とお客さんの関係、お客さんと自分(依頼主)の関係

ここで、「自分(依頼主)のお店や商品を知らない人、
買ったことがない人」をターゲットにすることを希望される場合は、
その人たちに、どんなアプローチができるか を考えます。

そのアプローチを判断するためのいい感じの分類が見つけられなかったので、下記の表を作ってみました。

自分、商品を知らない人へのアプローチ

(↑はあくまで、知らない人へのアプローチです。
 知っている人へのアプローチはまた別な表になりますが今回は省きます。)

上の表について補足します。
数字は、同じ影響力で同じ情報を提示した場合に、
「より効果が高い」と思われる順に振っています。
(特に、何かのデータに基づいたわけではなく、、下記のような感覚値を掛け合わせました。皆さんも下記に近い感覚ではないでしょうか?)

人伝い > 人以外
自力  > 他力
能動  > 受動

<少し補足>
・人から聞く方が、人ではない媒体(チラシとか看板とか)よりも、より効果が高く、
・他者のフィールド(他の人が主催するもの)で何かをやるより主催のものに来てもらう方が効果が高く(ただし、あくまで同じ影響力の場合。例えば、自分よりとても権威がある団体・人が主催するものであれば、呼ばれた方が効果は高まるでしょう。)
・能動的に触れた情報の方が、受動的にたまたま見た(聞かされた)で触れた情報より効果が高いでしょう。

と思っています。

加えて、それぞれの特徴(3つのコストと、内容のコントールの可否)をまとめました。

これらを踏まえて、
コスト(手間、お金)感を考えたうえで、再度どこをターゲットにするのか、を判断・考えるヒントにしてもらいます。

そして、ターゲットを決めたら、
商品・サービスの特徴を踏まえた
・購入の難易度
・スイッチ(他からの乗り換え)の難易度
を考慮して、下記のようなことを考えながらホームページを作ります。

1.ターゲットがどんな風にサイトにたどりついて(アクセスして)、
2.どのページを見て問い合わせ(来店、注文)にたどり着くのかというサイト内の流れを想定して、
3.その後、どうクロージング(契約、購入)するのか。
そして、
4.契約後(購入後)の流れはどうなっているのか(どうしていくのか)
5.リピートのための施策があるのか(なければどうしたらいいのか)

上記の流れは、1~5まで「うまくいくケース」を想定していますが、
うまくいかないケース(成約しない、契約しない、購入しない、来店しない、問い合わせしない)がどこにあるか、も想定します。

うまくいかないケースは、
どの時点(そもそもアクセスがないのか、問い合わせがないのか、問い合わせ後の成約数が少ないのか、契約後のキャンセルがあるのか、など)で、
どんな障壁があるのか(サイト上位にないのか、クリックされないのか、欲しいと思えないのか、欲しいけど買えないのか、欲しいけど使いこなせなさそうだから買わないのか、など)を考え、
・それらの障壁の取り払うためにどんなことが必要なのかを一緒に考えます。
(表現の変更だけで済む場合もありますが、販売のプロセス、提供方法にまで言及し一緒に考えることもあります。(もちろんそれを依頼主が望む場合に限ります))

といった風にご依頼主の経営課題を、
これまで学んだ知識と、経験、+足りない場合は調査能力で、
一緒に解決に導く、そんなことをホームページを通して行っています。
(これをコンサルティングだと読んでいますがもし違ったらごめんなさい)

こんな風にコンサルティング込みでホームページを作ると、
もちろん、お客さんからの満足度は高いですし、
追加で依頼いただけたりにつながります。
でも、なにより、「ホームページを作ったおかげで相性のいいお客さんが増えた」(単にお客が増えたという声よりもうれしい)ですとか、
「新しい店舗が増えました」とか、「忙しくて人を増やしたよ!」とか気持ちよく業務拡大をされているご報告をいただけるのは、何よりの喜びです。(話がずれた)

でも、そんなこんなとをやると、
当然、かなり、制作に時間を要します。(3ヶ月~半年)

だから、必然的に、請けられる数は限られてしまって、
問合せは頂いても、受注できないことも発生していることが、
ここ数年の悩みです。

なので、そんな自分の課題を解決すべく、
同じような思いで仕事してくれる仲間が集ってくれるような

コワーキングスペースをオープン予定です。(突如宣伝)

また詳細お伝えするので、
ぜひ お友達になれそうな、考え方の合いそうなフリーランスさん、ぜひぜひ、遊びに来てください。(そうじゃないスタンスの人ももちろん使ってください。スタンスは人それぞれです。否定はしません!)

最後は宣伝になってしまい、まとまりもありませんが、
こんな風に駄文で、肩ひじ張らず、もっと、仕事のスタンスややり方を投稿していこうと思います。(頻度は低ーいとは思いますが!)

それでは!

Twitterの発信まだ迷いが有りますが↓ご参考までに。

地方移住についてのツイート

小規模事業者支援(IT化とか)についてのツイート (にしたい)

コワーキングスペースの妄想ツイート

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