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長坂 真護アクションの「サステナブル」ってなに?

MAGO CREATION 長坂 真護|「アートでサステイナブルな社会を作る」ガーナに学校や美術館を設立したアーティストの思いとは

そんな氏の記事を書いている中、「サステナブル」というキーワードあります。

今更、それに何というのも恥ずかしいくらいですが、

■アメリカの科学誌『The Bulletin of the Atomic Scientists』が作った、地球滅亡を午前0時として地球最後までの残り時間を示す時計です。時計の針は世界情勢によって進んだり、戻ったりします。その針が2018年1月26日に30秒進められ、滅亡まで残り○○分~ 部分抜粋

2015年「SDGs」国連採択

そのころ良くその見出しは目にしましたが、そんなフレーズはすっかり鳴りを潜めた昨今でした。(喉元にも痕跡はない)

そしてすっかり忘れた頃に、熟成発酵して完熟したのが長坂 真護氏の「アートでサステイナブルな社会を作る」でした。

そして、氏がやっていた活動は、そこに書かれていた一字一句が当てはまり全世界の耳目を集めるまでに至りました。

だからだも知らないまさに青天の霹靂だったのです。(本人はその間、一人で世界を回り孤軍奮闘していた)

1.あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
2.飢餓に終止符を打ち、食糧の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
3.あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する

最近よく目にするサステナブル(Sustainable)とは、どのような意味を持つ言葉なのでしょうか。サステナブル(Sustainable)は、sustain(持続する)とable(〜できる)からなる言葉。「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味があります。現在、世界の人たちが共通の目標として取り組み始めているのが「サステナブル(Sustainable)」な社会の実現です。

今、世界がめざす「サステナブルな社会」とは。
「サステナブル(Sustainable)な社会」とは、「持続可能な社会」を意味します。それは、地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、未来の世代も美しい地球で平和に豊かに、ずっと生活をし続けていける社会のことです。

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しかし、その実現は容易なものではありません。
例えば、地球温暖化の問題。産業革命以降、大気中の二酸化炭素(CO2)の濃度は急上昇してきました。経済活動によるCO2の排出量の急増が主因と考えられており、それにともない世界の平均気温も上昇傾向にあります。このまま上昇し続ければ、2100年には最大で4.8℃上昇(※)するという予測もあります。
このような地球温暖化は世界各地に気候変動をもたらし、集中豪雨や高温などといった異常気象を引き起こすなど、各国で深刻な影響が出ています。

(※)2000年の世界全体の平均気温と比較した場合(図2参照)

図1.大気中の二酸化炭素(CO2)濃度の変化

図1.大気中の二酸化炭素(CO<sub>2</sub>)濃度の変化
※参照元:アメリカ航空宇宙局(NASA)ホームページより
ベネッセホールディングス作図・加工

図2.世界の平均気温の偏差と予測

図2.世界の平均気温の偏差と予測
RCPシナリオ(Representative Concentration Pathways)=代表濃度経路シナリオのことで、RCP2.6は、厳しい温暖化対策を取った場合、CO2排出量の最も低いシナリオ。RCP8.5は、最大排出量に相当するシナリオ

※参照元:IPCC 第5 次評価報告書 統合報告書、気象庁「世界の平均気温 偏差(℃)」 より、ベネッセホールディングス作図・加工

また、地球人口の急増も問題視されています。2015年に約73億人だった人口が、発展途上国での急速な人口増加によっては2100年には約110億人に達するという予測も出ています。地球上の人口が急激に増え続ければ、さらに環境破壊などを引き起こすことが予想されます。

図3.世界の人口推移の予測
※参照元:United Nations Population Division,
World Population Prospects, the 2017 Revisionより、
ベネッセホールディングス作図・加工

こうした問題を考えるだけでも、人類が豊かに生存し続けるための基盤である地球環境は限界に達しつつあります。これまでの消費型社会・経済の論理では地球はもたなくなると考えられているのです。
そんな危機から脱し、「サステナブルな社会」を実現するために、世界中の人々がともに立ち上がり、力を合わせて問題を解決していくことを模索し始めました。

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2015年、世界は動いた。「SDGs」を国連が採択。

SDGs、それは世界を変えるための17の目標。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、Sustainable Development Goals
「持続可能な開発目標」のことです。

SDGsは、2015年9月の国連サミットで193の国の首脳の参加のもと、全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられました。
SDGsは、貧困や飢餓から環境問題、経済成長やジェンダーまで幅広いさまざまな課題が網羅されています。豊かさを追求しながらも地球環境を守り、「誰一人取り残さない」ことを強調し、2016年から2030年までの15年間に達成することを目標としています。

危機感からの世界の動きが、SDGs採択に結びついた。
SDGsが採択された背景には、1970年代からずっと続いている地球資源の枯渇や環境問題への危機意識があります。
1980年代に「持続可能性」の概念が登場。1992年の「地球サミット(リオサミット)」が、「持続可能性」の概念を世界的に普及するきっかけとなりました。そして2000年以降、「持続可能性」への危機感はさらに高まっていくことになります。
2000年の国連ミレニアムサミットでは、SDGsの前身であるMDGs(Millennium Development Goals 「ミレニアム開発目標」)が採択されました。MDGsは主に途上国の社会開発を目標としており、飢餓人口の割合が半減するなど国際社会の協力によって一定の成果を達成しました。
そして2015年、MDGsの後継として、2030年までに達成すべき「持続可能な開発目標」であるSDGsが誕生したのです。
MDGsが貧困などの限定された社会課題を対象としていたのに対し、MDGsを発展させたSDGsでは先進国も含むすべての国の気候変動、人権、経済成長など、より広範な課題の解決を対象としているのが大きな特徴です。

ESG投資が、企業のSDGs参画に拍車をかける。
また、2006年に国連責任投資原則を発表したことがきっかけとなり、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の3つの要素を考慮する「ESG投資」が世界的に活発に行われるようなり、ESGは現在では企業の価値を評価する材料として使われています。
ESGと相関するSDGsでは民間企業も課題解決を担う主体として位置づけているため、ESG投資を重視するうえでSDGsの目標を経営戦略に取り込み、事業機会として活かす企業が世界的に増えています。

図4.ESD/SDGsに関わる国内外の動き
SDGs 17の目標は、世界が行動を起こすための目標。
SDGsには17のさまざまな目標があり、子どもたちも含め、あらゆる人がそれぞれの立場から目標達成のために行動することが求められています。

(※)参照元:内閣府SDGs推進本部 「SDGsアクションプラン2019」
※ここで紹介している情報は、2019年3月時点の情報をもとに執筆しています。
更新日:2023年7月31日


このメッセージ、昔きいたことのあるアレキサンダー東征のプロット伝記と異なる点は?

この長坂 真護サステナブル記事、を書いて三日になりますが、さすがに日本社会でも関心があるようで、高いPV数に至りました。
その中に、ある出販社の若手編集者さんより、スキを頂いたので、コメントはなかったのですが、感想を書いてみと思いました。

※三笠書房の4年生編集者(中西航大)『Still A Black Star』映画制作
2024年4月10日 10:48

まず思ったのは、このような「巨大プロジェクト」は、個人のキャパでカバーできない、スケールであり、もしするとなると莫大費用、多数の専門知識を持つスタッフ、そして各国の国連事務局の強力なバックアップが必要と思われました(現時点で長坂 真護氏は一人でそれをやり遂げた)。

ですから、そのコアに氏の個人プロパティの存在がなかったら、無理な話しだったでしょう。

じゃかりに、その御題目コンセプト企画書100-頁があったとして、発起人スタッフ三人程度が、漠然とやり始めても、まったく到達できないプロジェクトであると思いました。

というのは、こうした問題提起は、通例として「報道メディア」の仕事であり、従来より利益にほど遠いネタを拾いあつめて、場合によっては期間限定キャンペーンなど組んで、情報を発信していたものです。今は、全く見ませんし余裕もない。では、その代替として動画またはSNSの、手軽で安易なスタイルで、それをやるか(私個人ではXでやっている)といったら、比率としても1桁にも満たない。

何が障壁かといったら、営業利益であり読まない記事に価値はない、と判定されるからでしょう。
ですから、現実的に、それが利益を生むものであれば、誰だって手を染めるでしょう。
ただ、今世紀来の民主的資本主義は、ここ数年来の大変革の進路変更のために、一部の者、のための生産損益工学式になり代わり、オーバーフロー余剰金をさらに貯める「キャッシュマシン」を何十台保持を誇る、というタヌキ村集落に過ぎません。そして現れた世紀の大盗賊「石川五右衛門」の手練手管に、拍手喝采したの貧困層社会でなく、タヌキ村の住民たちであったという最大級のパラドックス皮肉だったのです。
















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