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そこのチャット、オーマイガー! 

AIチャット「ChatGPT」が世界に帰化しはじめている

じゃ「初音ミク」はどうしたんだ、とい素朴な疑問はしないことにして、もっか話題の「ChatGPT」の海外進出について紹介してみましょう。

既に仕事で稼働している方も、いらっしゃることでしょう。おそらく、そのセンテンスに初期感動したに違いありません。やはり文字を書くものとしては、言葉漢字、そして熟語、擬態語、慣用句など、それらを総合して140字文に書く、というだけでも面倒な作業です。
ですから、まず初期のタイミングといいますか、最初の書き出しで、その全体が決まることもあるので、やはりいろいろ考えます。

場合によっては、「なにもでない」こともあって、挫折してしまうケースもあります。大袈裟な、言い回しですが、書または絵、の白紙キャンパス上の、どの位置に、何を書くかは、無限の時間帯と云ってもいいでしょう。

なぜ書けないのかは、自分の脳に、そのシナリオがないからです。私が「雅楽」初心者であったころ、師匠からまず「唱歌旋律」を歌って、音符を脳に叩き込め、と云われました。歌の基本、ものまねであり、そうやって記憶素子を活発化するのです。

あら不思議、その唱歌と、楽器で吹く旋律が、まったく同じで、上にも下にも縦横も狂わないで、そのまま音に変換される。間違いは、そのまま忠実に間違いフレーズとなって音になる。だから練習によって、それを訂正して、正しい曲にしていくというレッスンです。
洋楽でも全く同じ、繰り返すことで、より高度な技法に上がっていく。すなわちそれは、自分のフレーズというのは、最初から何もなくて、まず手習いから始まるのです。

文章だって同じようなものです。もともと空の状態ですから、そこには学習した、雑多な字とか絵とかが散在しているものを組み立てて文章にするので、まずその部品を、ストックするのが先決です。

昨日の芥川先生ですが、学生時代に書いた「羅生門」古典を、解読咀嚼して、近代文学に変換した。
いまの読者は、その平易に書かれた「羅生門」を読むわけですから、安易といえば安易です。
書かれている内容と云えば老婆の遺体から抜け落ちた髪束を集めたり(商品化)、食ったり、そのおぞましい光景を文にしている。その時代そのままの情景描写ですから、それは地獄の修羅場絵図のタイムスリップのようですが、そうしないと自分も生きていけないからです。その精神葛藤を描いたのが「羅生門」でした。

芥川は、いまでいう「スタートアップ」で小説家見習いをしていて、たぐいまれなその才能は、現代版YouTube成田悠輔氏の逆再来ではないかとおもったくらいです。

さらに時代は進化して、字を書くことも放棄して「ChatGPT」にもろ手を挙げて賛同するという付和雷同は、いったいどこの誰がしたいかといったら、黙読の範囲で、それは私のリテラシーだ、と。

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2023年03月04日記事

「声優の仕事」がAIに浸食スペイン語圏

スペイン語圏ではすでに「声優の仕事」がAIに奪われている

2023/3/3(金) 18:30配信 クーリエ・ジャポン

人工知能(AI)に仕事を奪われるという懸念がさまざまな職業で広がっているが、声優もその一つ。そして、実際にスペイン語圏ではそれが現実に起きている。

さらには、安価な“AI声優”のせいで、吹き替えで使われる「芸術様式」も消滅する可能性があるという。

COURRiER Japon


俳優が話すのはたった5分にアルゼンチンの声優のアレハンドロ・ガウエ(36)は今年1月、過去に仕事をしたことがあるユーチューブのチャンネルに新しい動画が投稿されたことに気づいた。
しかし、その動画に使われていたのは、自身の声ではなく、AIが作り出した声だった。
ラテンアメリカでは、このように声優がAIに仕事を奪われはじめている、とテック系メディア「レスト・オブ・ワールド」が伝えている。
ガウエは、動画の担当者に「このほうが安いし、あなたに料金も払わずに済むでしょう」と言われたという。AIによる吹き替え技術について記した米紙「ワシントン・ポスト」の記事によると、従来の吹き替えでは、他言語版での公開が決定されると、脚本の翻訳、声優による録音、動画と録音した音声の編集などの一連の作業の完了まで、数ヵ月かかることもあった。さらにもちろん、それぞれに費用が発生する。
しかし、AIを使った吹き替えでは、原作に登場した俳優に5分間母語でランダムな文章を話してもらい、機械にその声を学習させる。そして、プログラムがその声の情報を取り入れて翻訳された脚本に適用し、AIが完璧なタイミングでセリフを当てるのだという。この一連の作業にかかる時間は数週間だという。
吹き替えの「芸術様式」どうなる?ユーチューブのみならず、全編AIによる吹き替え映画もすでに登場している。2019年の米映画『エブリタイム・アイ・ダイ』をスペイン語に吹き替えた、イスラエルの商都・テルアビブを拠点とする企業「ディープダブ」に「レスト・オブ・ワールド」は取材している。
同社は、ハリウッドのヒット作の吹き替えでは、AIのほうが人間の声より有利、としている。オリジナル作品に登場した俳優の声をそのまま使い、AIを通じて流ちょうな外国語を話させることができる可能性があるため、という。
しかし、こうした技術により、ある「芸術様式」の消滅もあり得る、と同メディアは指摘している。
スペイン語はメキシコ、コロンビア、アルゼンチン、米国、スペインなどで約5億人に話されており、地域によってさまざまな語彙やアクセントが存在する。こうした多様な市場に対応するため「エスパニョール・ニュートロ(直訳で中立的なスペイン語の意味)」という、テレビや映画の吹き替えのみで使われる「人工的なスペイン語」が存在するのだそうだ。
しかし、「ディープダブ」は将来的には「より洗練された方言やアクセントで、さらに地理的に特化したコンテンツを作ることができるようになる」としている。このため、同メディアによると「エスパニョール・ニュートロ」が消滅する可能性があるという。

「エスパニョール・ニュートロ」については、アニメなどを通じて子供時代から親しみ、思い入れを抱く人々もいるようだ。ペルーの声優ファンは、スペイン語圏の共通言語であり、国境を超えてコミュニティを育てる役割があった、と同メディアにコメントしている。
AIはイベントでファンサできない同メディアによると、低賃金で単発の仕事を請け負う声優が、自身の仕事を奪うであろうAIの技術向上に手を貸しているという状況も生まれているという。
ある声優はAI企業向けに、1万語を録音して1万アルゼンチン・ペソ(約7000円)を支払われたと話している。こうした仕事を引き受ける声優について、前出のガウエは「われわれをいつか廃れさせる」技術に協力した、などと怒りを表明している。
しかし、AIに置き換えられない声優の仕事もあるようだ。
同メディアにコメントしたメキシコの声優のガブリエラ・グスマンはAI吹き替えについて「声を合わせることはできるかもしれないが、オリジナルの俳優のように演技ができるわけがない。魂がないんだ。」
以上、と、辛らつに批判。
さらには、日本同様に熱烈な声優ファンのコミュニティが存在するというラテンアメリカの事情に言及し、こう話している。

「AIをコミコンに連れて行って、ファンの前で話させるっていうのか? 
声優にはファンがいるんだ」

オーマイガー! 

チャットオーマイゴー



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