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真面目な記事であっても読まれなければタダの白紙「広島長崎原爆投下」記事

昨日は「広島長崎原爆投下」に関する記事にしたが、案の定、殆ど閲覧数はないに等しいPVだった。(note限定、ライブドアブログでは実績数)

それについて云々する意見もないし、そんなことは初めから判っていたことであるし社会は、なにを望んでいるのか、という一端の「ジャーナリスト」を気取ったとして埒は空かない。

社会への啓蒙だとか、それは必須項目として避けて通れない、と自惚れていても他から見たら(相対的客観視)において及第しないということである。

そんなことと、今話題の高橋治之氏「五輪汚職」疑惑の中の或る記事をみて、それと、そんなに変らない事象ではないかと、ひそかに思ったその部分。

■NYの高級ホテルにプライベートルームにて 「きっと高橋さんにしてみれば4500万円ごとき“はした金”で、しょっぴかれるのか、と思っているのではないでしょうか」 とは、高橋氏を知る広告業界の関係者。
「電通の平社員だった頃から、高橋さんは運転手付きのジャガーで出社し、自分のプライベートルームを米・NYの高級ホテル内に持っていたんです。マンハッタン島にあるプラザホテル向かいの一等地だったそうです。」(同)彼の父である義治氏は、物資不足の戦後まもない時代に輸入商として財をなし、テレビ朝日の設立にも関わった実業家だ。弟の治則氏はバブル期にリゾート開発会社「イ・アイ・イ・インターナショナル」で手広く事業を起こすものの経営破綻し、背任罪に問われ逮捕。この事件は日本長期信用銀行が破綻する大きな要因にもなって世間を騒がせた。かような一族の下に生まれ、豊富な資金力と華麗なる人脈を背景にした高橋氏は、慶應大学を卒業後、電通に入社してスポーツ文化事業局で頭角を現す。FIFA会長とのホットラインを生かし、2002年の日韓ワールドカップの開催実現に尽力したことで知られる。~~

これだけ本人履歴を開示されれば、素人さん(自分のレベル)にとっては浮世離れの仮想世界にしか見えない(だから週刊誌ネタなんだろう)。

で、思うのは、そんな記事を私が拝借引用掲載して、なんの徳があるのかといったら、冒頭指摘した「原爆投下」記事は社会にアピールしないよね、という意味で話題をシフトした、という因縁みたいなものだった。

そのどちらに価値があるかと問えば、何れも価値がある。なぜならば現実社会で起きているリアル事象ニュースだからである。

ではどうして高橋氏による「五輪汚職」(不起訴の可能性大)なのかという疑惑詮索は、日本歴史(敗戦後GHQ支配下"東京裁判 ")を、ずーと遡れは至極当然の結果という図式であり、いわずもがな、ということである。
じゃその説明をここでするかといったら、とてもじゃないが、紙数スぺースはないし、時間もないし、第一、昨日のPV極度減衰は免れない。だからしない。(最大懸案、日本軍敗戦による大量軍事物資横領戦犯など)。

そうしたことをスルーしてしまう現況社会は、その進行中の「旧統一教会」と政府与党自民党との敗戦直後からの「蜜月」に他ならない。
その理由、知られたくないことはすべて密封するという体質を放任した社会の責任、というアンチテーゼは、そもそもどこにも存在しなかった。

会社にはジャガーで通う高橋治之氏


もとより彼の名前が五輪にまつわる疑惑で上がるのは初めてではない。全国紙の社会部デスクが解説するには、「2019年、東京五輪の招致に絡む買収疑惑で仏当局が捜査を始めた際、当時JOC(日本オリンピック委員会)の会長だった竹田恒和氏は混乱を避けるため委員を辞任。その折、竹田氏の背後にいたとして取り沙汰された人物が高橋氏でした。慶應の後輩である竹田氏と、森喜朗元総理の三人で、東京五輪の招致に尽力してきたとされるコアメンバーの一人だったのです」

度々、自宅が差し押さえに

 ちなみに家宅捜索に入られた高橋氏の自宅は、世田谷区用賀の父から継いだ約230坪もの豪邸だが、登記簿謄本をみると、度々、都から差し押さえを受けている。海を越えて札束が乱れ飛ぶとされるロビー活動に熱心なあまり、肝心の住民税を払い忘れてしまったのだろうか。強制捜査に先立つ23日、国立競技場では五輪開幕1周年のセレモニーが行われ、東京都の小池百合子知事があいさつで「多くのレガシーを残した。大会を経て、東京は新たなスタートラインに立った」と述べた。 奇しくも知事の言う“遺産”はカネにまつわる疑惑となって、世界中に醜聞をさらす格好となりつつある。

「週刊新潮」2022年8月4日号 掲載 新潮社 (部分掲載)

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