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将来への不安と引き換えに1ヶ月後への不安を得た日。


ご縁があって社会復帰が決まった。


隠居するには欠かせないスキルを習得できる職種で。


大変嬉しい。大変ありがたい。先の生活に関する漠然とした不安は大分和らぐだろう。


しかし、それと引き換えに社会復帰後のこと、特に細かいことを考えてしまうと不安に駆られる。実際に復帰するまでのこの間が1番不安を感じやすい期間だと頭ではわかっているが不安なものは不安である。


徐々に社会復帰なのでいきなりフルタイム!ではない。しかしいままで自由な働き方をしてきたのもあって、まず、決まった時間、しまった場所に毎日行くこと、そこで決められた内容をこなすこと。これの全てに不安がついて回る。さらに、特定の集団に属するという行為。それもかなり不安が大きい。
もちろん、これは全て私の性質に起因する問題。会社見学に言った時、出会った人々はみな優しそうな人たちだった。今の仕事の事情も考慮してもらっている。今の状況で私が得られるこの上ない素敵な環境とチャンスである。


それでも次から次へと不安が湧いてくる。


そしてその不安の一部に平日に出かけられる日が大きく制限されるということがあるとこの前気づいた。


私は人混みが苦手。でも行きたい場所はあり、それをこなすことは私にとって大きな意味を持つ。だから平日の人が少ない時を狙って行っていた。その機会が失われることに対する恐怖を発見したから。


とりあえず対症療法でしかないが、美術館や水族館、動物園など手帳を取得してから行こうと思ってたあちこちに前倒しで行ける限り行ってみることにした。


これがどのくらい効くのかわからないがせっかくいただいた素敵なチャンスなのだか、、せめて初日くらいは晴れやかな気持ちで迎えられたら良い。

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