大学生活最大の発見①〜秋田への道のり〜(第13回)
※第3回・第7回の記事を読んでからの方がいいかも…?
2018年3月26日。
小さい頃に思い描いた夢を叶える時が来た。遂に。
今回の移動手段も例の如く青春18きっぷ。
最寄り駅を出発し、川越駅で青春18きっぷを購入し、JR川越線に乗車し、大宮駅へと向かった。
予定していた行程はこう。
最寄り駅(東武東上線小川町行)
↓
小川町駅 5時48分着
小川町駅 5時54分発(八高線高崎行)
↓
高崎駅 6時50分着
高崎駅 7時12分発(上越線水上行)
↓
水上駅 8時17分着
水上駅 8時24分発(上越線長岡行)
↓
長岡駅 10時20分着
長岡駅 10時29分発(信越本線新潟行)
↓
新潟駅 11時29分着
新潟駅 11時42分発(羽越本線村上行)
↓
村上駅 12時57分着
村上駅 13時47分発(羽越本線酒田行)
↓
酒田駅 16時17分着
酒田駅 16時30分発(羽越本線秋田行)
↓
秋田駅 18時19分着
約12時間半の長い道のり。
乗り換え案内では出てこなかった自作のルート。
時刻表と睨めっこして作り上げた行程をいざ体感する時が来るとやはり心が躍る。
ところがどっこい、
心躍っていたのも高崎駅マデぃ。
ここまでの文章でおかしな点が一つある。
流し読みをせず、行程表をしっかりと把握した人なら気づいただろう。
予定していた行程では高崎駅には、小川町駅経由で向かうことになっている。
しかし、6行目の文章ではこう記載されている。
そう、
初手やらかし。
普段の癖でつい川越駅で乗り換えてしまったのだ。
大宮駅に着き、何食わぬ顔で高崎線へ乗り換える。優雅にグリーン車なんか乗っちゃって。
大宮駅の構内で人とすれ違う時は
なんて思っていた。
良いですか皆さん。こういうのをブーメランっていうんです。
だからマウントなんて取っても良いことないんですよ。
この写真の時刻は7時36分。おそらく7時29分着の列車に乗ってきたのだろう。
乗るはずだった電車が出発していることに気づき、目の前が真っ暗になりながらも撮った写真。
落胆している場合ではない。とにかく乗れる電車に乗るしかないのだ。
本来であれば7分の乗り換え時間で済んだはずの水上駅。
この時は55分の乗り換え時間であった。
旅にトラブルは付き物とはまさにこういうこと。
長岡駅と新津駅で乗り換え、新発田駅に到着。
時刻は14時50分。
ここである決断が迫られる。
①このまま鈍行で行き、秋田駅到着が23時を過ぎるか。
②少しの区間だけ乗車券と特急券を購入し、特急いなほを使うか。
リトルマディとの協議の結果、出した答えは
②
だった。
そんな邪念に耳を傾けることなく、迷わず乗車券と特急券を買いに行ったのを覚えている。
むしろ特急に乗れてラッキーくらいに思っちゃってた。
といっても乗るのは新発田駅から村上駅までの約25分。
自由席の車内はかなり混雑していた。
正直そんな乗っていないだろうと甘く考えていた。
新潟と秋田を最速で結ぶこの特急は、地元の人からしたら無くてはならない存在なのだろう。
そう思っているうちに村上駅に着いた。
時刻は15時46分。
16時13分発。
酒田駅に着いたのは18時30分頃だった。
19時8分。いよいよ最後の列車。
秋田駅へ。
21時頃に秋田駅に到着。
約16時間の移動。
多くの人はこう思うだろう。
でもそれがとにかく楽しい。
誰にも干渉されず、一人黙々と移動し続ける。
16時間も自分のことを考え続ける機会は普段の生活では絶対にない。
そんな思考時間を一人旅は与えてくれる。
秋田駅に着いた後、ビジネスホテルにチェックインし、きりたんぽ鍋を食べに秋田の街へ出掛けた。
今回はここまで。
次回はいよいよ「大学生活最大の発見」について触れたいと思います。
13.
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