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ドイツ人と日本人間のコミュニケーションは相性が悪い

ドイツ近隣諸国からすると、ドイツ人の直接的でキツい言い回しは有名だ。この異なるコミュニケーションスタイルには、お互いの文化に根差した理由が存在する。

なぜドイツ人の言い回しがストレートでキツイのかと言えば、彼らには言外の意味を理解するための察する能力が低いからだ。
この図を見てほしい。


ローコンテクストの言語であるドイツ語は、要は一から十まで言わなければ伝わらない。彼らは回りくどい言葉遣いをせず、何が言いたいのかを単刀直入に表現する。しかし、この特徴が逆にネックとなり、彼らは他者の意図が汲み取りにくくなっているのだ。

対照的に、日本はハイコンテクストの文化であり、遠回しで短い言葉だけでコミュニケーションが成立する。日本人は言外の意味を理解し合うことに慣れており、状況や言葉の裏にあるニュアンスを重要視する。


これが当たり前のコミュニケーションスタイルであるため、同じ要領でドイツ人に何かを伝えようとすると、「ハァ?」と意図が理解されないことがよくある。(話が逸れるけどドイツ人本当に「ハァ?」って言うしすっごい怪訝な顔をする)

我々の感覚で伝えても彼らには理解されないことがある。こうした文化的な違いを理解し、適切なコミュニケーションスタイルを取り入れないと四苦八苦する羽目になるので注意が必要だ。

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