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チームでnoteを1年間運用してみた

この記事では、VoicyのProductチームで1年間運用してきたnoteについて、振り返っていきたいと思います。

現在VoicyのProductチームには、PM5名とDesigner3名の8名のメンバーが所属しています。この8名が持ち回り制でnoteを毎週公開するという取り組みを、2021年11月19日にスタートしました。いま公開されている記事は47本 / 42,359ビュー / 1,727スキとなっています。(2023年1月21日時点)



なぜ始めたのか

きっかけは、デザイナーの採用がなかなか決まらなかったことでした。課題として、Voicyのデザインチームのことをより深く知ってもらう必要があるのではないかという話になり、まずは継続的に情報発信していくことに決めました。

noteでの発信を選んだのは、他社を見てもnoteを使って発信している企業が多かったこと、公式マガジンなどをきっかけに多くの人に見てもらえる可能性があること、僕自身がTwitterを頑張ることに苦手意識があったこと、などが挙げられます。

また、デザイナーと一緒に働くPMのことも知ってもらいたいと考え、PMにも参加してもらうことにしました。開始時は全員で7名だったため、1人当たり7週間に1度の公開ペースであれば無理なく続けられるのではと考えていました。結果として(毎週公開が途切れた週もありましたが)、毎月2~4本はメンバーの書いた記事が公開されていき、今ではそれが習慣になってきている感覚があります。

毎週公開していくために行ったこと

毎週公開を継続させていくために、その週の担当の人にリマインドすること、書いた人にSlackで広報してもらうこと、公開が滞り始めたら目的やゴールを見直すことを行いました。

VoicyのProductチームでは週次MTGを行なっており、そこで必ず口頭で担当者にリマインドするようにしていました。Slackのみでリマインドしていたこともあったのですが、流れてしまったり確認が漏れてしまうことが多かったので、MTGのついでに口頭で伝える方法に落ち着きました。

noteを公開したら、#all_randomなどの会社の全員が参加しているチャンネルで広報してもらうようにしていました。この取り組みを認知してもらうことはもちろん、いいねや拡散の協力をお願いする意味もあります。

1年も続けていれば、毎週公開が途切れてしまう時もあります。そんなときはこの取り組みについてのKPTを行い、良いところや改善したいことについての認識を合わせていきました。目的やゴールの見直しだけでなく、各々のメンバーがどれくらい時間をかけて書いているのか、ネタはどうやって探しているのかなどについて話したりしました。

取り組んでみて良かったこと

チームでnoteを毎週公開して良かったことは、会社全体で発信する人が増えたこと、カジュアル面談などに繋がったこと、自分自身の振り返りや学びになることでした。

この取り組みをProductチームで始めたタイミングから、会社全体でnoteを書く人がたくさん増えていきました。同時期に社員が書いたnoteをまとめた「個人発信まとめ」というマガジンが作られたのですが、2022の12月に100記事を超えました。

noteの記事を読んだ人からカジュアル面談につながったメンバーも何人かいて、採用面でも少しずつ効果が出てきています。また、noteを書き始めてから6ヶ月後の2022年5月に、正社員のデザイナーが入社しました。この取り組みのおかげとは言い切れないかもしれませんが、成果につなげることができて良かったなと思っています。

文章を書くことによって自分の仕事の振り返りになったり、仕事内容やこだわりについて周りの人に知ってもらえたりするのも、主目的ではないですが続けられている理由のひとつです。

今後改善していきたいこと

この1年間の振り返りとしてKPTを行なったのですが、たくさん改善点が見つかりました。noteを毎週公開していると、慣れが出てくるのかチームのメンバーやそれ以外のメンバーからの反応が徐々に薄くなっていきます。Productチームのメンバーだけでも、noteを読んでスキをつけようという話をしていました。

また、ネタ探しは永遠に尽きない悩みです。ブレストをみんなでやってみたり、どんな内容の文章を書いてほしいか他の人から募ってみるのが良いのではないかという話になりました。

最後に

採用への課題感がきっかけとなりnoteをチームで書くようになったので、もちろんこの記事にも採用のリンクを貼っておこうと思います。気になった方はぜひ応募してみてください。


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