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"頑張ってね"と言われるのが苦手だった

苦手なんだなぁと気付いたのはつい最近のこと。

といっても一年以上前かな。わたしの母も祖母もなにかにつけてよく"頑張って"というタイプだった。もちろん悪気はなく、本当に応援のつもりで言ってくれてるのも分かっている。頑張れが本当に力になることも知っている。

でも、特にわたしは朝仕事に行く前に"頑張ってね"と言われる度、いつも心が重くなった。

鬱病のひとに、よく頑張れって言っちゃいけないっていうけれど、わたしの場合それに当てはまるのか分からない。私って頑張ってないように見えるのかなと思うわけでもなく、ただただ、なんとも言い難い気持ちになるのだ。

だから、わたしは人に頑張れとか、頑張ってねっていうのがすごく苦手だ。「〇〇らしく、焦らずね。」とか、「あんまり無理しないでね。」とかそういった言葉を選びがちである。

でも、鬱病になってから母も祖母も「あまり無理しないでね」「ゆっくりでいいよ」と声をかけてくれるようになった。わたしは、素直に嬉しかった。頑張れない時は、休むことができるようになった。

今悩んでる人、鬱病かもしれないと思ってる人、眠れない人、ぜひ一度病院にいくか、誰かに話せたら話してほしい。

わたしは、寝たら忘れるタイプだったし、鬱病?私は絶対ならないな〜と能天気に思っていた。

鬱病と診断されてからも、いや、自分は甘えてるだけなんだと思っていたし、自分は鬱病のふりをしてるんじゃないかと疑ったり、人はできるのに自分はできないと自分のあらを探しては自分のことを責め続けた。それも、完全に鬱病によるものですよと、先生はいつも優しく諭してくれた。

ギリギリのところで、私は病院へ行けた。自殺という選択肢を選ばなくてすんだ。でも、きっと一人で悩みを抱えてつらくてどうしようもない人、ギリギリのラインに立ってる人ってきっと世の中に、本当にたくさんいるんだと思う。

辛い時、苦しい時、周りに言えなくても、第三者に話せるような身近なカウンセリングがあればいいのになと思っていたら、#cotree コトリーというサイトを見つけた。

調べてみたら、本当にすごかった。私の理想とするカウンセリングの体系だった。まず、いつでも誰でも登録して、相談できること。夜も対応していること。書くカウンセリング、話すカウンセリングがあること。カウンセリングがもっと身近になればいい、鬱病とか病気の人だけではなくて、悩んでる人たちが気軽に話せる場所があればとずっと思っていた。こんな形で叶えている会社があると知ってとても感動した。

私はまだ、通院中で医師の許可がないため実際にサービスの利用には至ってない。でも許可がでたら、ぜひカウンセリングを受けたいと思う。

もっともっと辛いこと、苦しいこと、悩んでることを気軽に話せる世の中になればいいなぁと私はいつも思っています。まぁ、そういう思いをすることが少ないことが一番だけれど。笑





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