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【映画】coda あいのうたを見て

久しぶりに、ドラマというジャンルの映画を見た気がする☺

サスペンスや謎解きものや、アニメ映画ばかり見ていたので、映画らしい映画はほんと久しぶり。

物語

ストーリーは、

聾啞者の家族の物語。

家族の中でも、娘だけが健常者、残りの兄、母、父はみな耳が聴こえない。


このような家族構成の場合特有の課題が、次々に現れる。


聾唖者の姿

たとえ耳が聴こえなくても、本当に自然に、自分の気持ちのあるがままに生きている家族がとても印象的。

心配しているのは、いつも周りの健常と言われる人々という、、


ひょっとしたら、健常と言われる人よりも、素直な生き方をしているのかもしれない。

障害が理由で、

周りからはからかわれるし、使えないとも思われる。

ただ一人の健常者の娘は、家族に対して心配していることをわかってほしいし、周りの目も気になって仕方がない。


障害があるということ

映画からは、

耳が聴こえなくても、周りが心配するほどの問題は無いように見える。

しかし、ほぼ問題が無かったとしても、万一何かあったら、全ての障害のある人も不安の対象となってしまうのが、障碍者福祉の難しいところなんだろう。


そのため、仕事も限られるし、友達や恋人のような人付き合いも、心配や不安を感じ過ぎないでいられる人のみ、普通に自然な関係性が築かれる。

そう考えると、障害は、障害のある人の課題というよりも、周りの人の課題とも思える。

耳が聴こえない分、違う感覚を研ぎ澄ませ、情報を得ようとする。

それは、人のもつ感情に対してもそう。


耳が聴こえない分、より気持ちを感じようとするし、本来理解してもらいたい気持ちが強いし、気持ちに寄り添おうとする。


自分のことをわかってもらえないと感じた時、ほとんどの障害のある人は諦めてしまい、閉ざしてしまうんだろう、、

より、素の人間の姿に近いのかもしれない。

だから、純粋な心からの行動になり、それが伝わった時、周りへの影響力も強くなる!

そんな、『障害のある人』の優れた力を見ることが出来た映画だった☺


そして、最後のハンドサイン!

家族へはもちろん、映画を見た人へのサインでもあるよね、きっと!


※見て欲しい対象年齢は、
小学生の出来るだけ早い時期に、例えば3年生辺りになって見てもらえたら、多様性や人との繋がりについて、何か感じることが出来るのかもしれない。



最後まで、coda あいのうたを見てをお読みいただきまして、ありがとうございました☺

〈障害のある人が居ない方がいいという考え方について〉

〈放デイ40のあるある〉


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