交感神経と副交感神経の世界
どうも
にし予防整体院の西口です
今回は、自律神経シリーズ②
「交感神経と副交感神経」についてお伝えします。
そもそも自律神経をご存じない方は前回の記事をご覧下さい。
では、今回も張り切っていきましょう。
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」からなる
自律神経には、「交感神経」「副交感神経」2つの神経が存在し、お互いに働きを強めたり弱めたりすることで人間の生命維持を保っています。
交感神経が優位になると
血管が収縮し、心拍数と血圧が上昇 → 心身ともに興奮状態
副交感神経が優位になると
血管がゆるみ、心拍数や血圧が低下 → 心身ともにリラックス状態
体を車に置き換えてみると、
「交感神経」はアクセル
「副交感神経」はブレーキ
に例えることができます。
交感神経と副交感神経の24時間の働きとは?
「交感神経」と「副交感神経」は日中、夜間で働きが違います。
日中:交感神経が優位 → 心身をアクティブにし活動するとき、ストレスを受けたとき
夜間:副交感神経が優位 → 心身をリラックスさせ休息するとき、睡眠時
私たちが、日中働き、夜間寝るといったことができているのは自律神経の働きがあるから
日中は交感神経が働き、夜間は副交感神経が働く
この切り替えが大切なポイントです。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れると?
交感神経が頑張りすぎると、、、
全身の血流が悪くなり、いつまでも心身の興奮状態が続く
例:頭痛、肩こり、腰痛、不眠、感覚過敏、胃腸や内臓機能の低下など
副交感神経が頑張りすぎると、、、
意欲が上がらず、無気力感や疲労感を招きやすくなる
例:胃痛、吐き気、免疫力低下
このように2つの神経のバランスが乱れることで、心身にあらゆる症状を引き起こします。
私の経験から言える事ですが、
交感神経優位の人が多い
特に仕事上心身にストレスを抱えている方は、頭痛、肩こり、内蔵機能の低下(便秘、むくみ、冷え)などの症状を訴えている方が多い印象です。
いくら筋肉や関節を施術しても、自律神経が乱れていると施術効果がでにくいです。
自律神経を整った状態で、動作、姿勢、筋肉、関節、神経にアプローチをする。
私が大切にしていることです。
交感神経と副交感神経のバランスを整えるには?
☆交感神経を高めるには
・朝日を浴びる
・適度な運動
・楽しいと感じる事をする
★副交感神経を高めるには
・深呼吸をする:「1:2の呼吸」鼻から2秒吸ったら4秒吐く。4秒吸ったら8秒吐く。
・お風呂につかる
・バランスの良い食事を1日3食
・朝コップ杯の水
まとめ
・自律神経は「交感神経」と「副交感神経」からなる
・交感神経は「興奮の神経」、副交感神経は「リラックスの神経」
・交感神経は「日中」、副交感神経は「夜間」に働く
・交感神経と副交感神経のバランスが乱れると心身のあらゆる不調をまねく
・交感神経と副交感神経を整えることで心身の不調を改善できる
今回は、「交感神経」と「副交感神経」のバランスの大切さについてお伝えしました。
明らかな原因のない心身の不調の大半は、自律神経の日中・夜間のバランスが崩れていたり、切り替えが上手くいっていない方です。
今回お伝えした「整える方法」を実践しながらバランスを整えましょう。
具体的な実践方法はシリーズの中で順にお伝えしていきます。
次回は、「自律神経と頭痛・肩こり・腰痛の関係について」お伝えします。
本日もお付き合い頂きありがとうございました。
次回もお会いしましょう。
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