インセンティブをお金から時間に変える。

今、工事が進んでいる店舗付住宅。

いろいろな事情で、店舗単独ではなく、『店舗付住宅』として作ってもらっています。

度々の打ち合わせで、担当さん達を困らせるわたしの注文。

・このドアは要らないので取ってください。
・ここの壁は、下地のままでいいです。
・スイッチ類はこういうの

じゃなくて、こっちにしてください↓

多分、新築を建てるお客さんにはあまりない注文なんでしょうね。

いうたびに、口をあんぐりされてます（笑

そもそも、新築ということにあまり興味がないので、最新のものには惹かれず、出来るだけシンプルでナチュラルに、いかようにも使えるようなものを作りたい。

100％で引き渡してもらわなくても、暮らしながら作っていきたい。
出来るだけシンプルに。

大きい建物も、立派な設備も必要ない。
出来るだけミニマムに。

無理のない造りで、手の届く範囲での生活が理想的。

そんなことを思っていたら、こんな投稿を見つけまして。

あぁ、これだと。

自分の思うところをうまく言葉としてあらわせなかったのが、言いたいことはこういうことなんだ！と、妙に腑に落ちた。

売り上げをのばすより、従業員みんなを大切にしたい。
仕組みで人を幸せにしたい。

売上至上主義からの脱却。インセンティブを「お金」ではなく、「早く帰れる」にした飲食店。

これって、『仕事頑張ったら、給料上がるよ』じゃなくて、『仕事頑張ったら早く帰れるよ！』ってことだから、そういう生活をしたい人にはとっても嬉しいシステム。

わたしも早く帰って趣味や家族の時間が取れる生活をしたいほう。

なかなか難しいところではあるんだろうけど、

こんな感じで、できる範囲で無理のない商い。

これが理想だな。うん。