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にわかラグビーファンがポジションを日向坂46に例えてみた

大盛り上がりのラグビーW杯日本大会。史上初めて決勝トーナメントに進出した日本代表は残念ながら敗退してしまったが、最後まで戦い抜く姿に胸を打たれた人も多いだろう。今大会を通じて僕もラグビーにハマってしまい、日本戦以外も観戦している。あまりルールがわからずとも、選手同士が激しくぶつかる姿や隙を突いた突破は迫力満点で楽しい。しかし、ルールがわかれば、せめてポジションごとの役割さえわかればもっと楽しめそう・・・!

ということで、自分なりにポジションと役割を調べたので日向坂46メンバーになぞらえてみたいと思う。

ラグビーのポジション図-02

1.3 プロップ(PR)→加藤史帆・齊藤京子

プロップは最前列でスクラムが崩れないよう支える支柱のポジション。スクラムで負けるとチーム全体の勢いがなくなるのでめちゃくちゃ大事。ボールを持つ機会が少なく縁の下の力持ち的だが、体格の強さを武器に常に最前線で戦ってくれている頼れる存在。ここは、個人仕事も多く外で戦ってくれている加藤史帆と齊藤京子だ。ダンスも歌もルックスも文句なしの二人は、ひらがなけやき時代から今までずっとフロント、つまり最前線で戦い続けてくれている。センターに抜擢された小坂菜緒を守る発言や裏でチーム全体のことを考えてくれたりと、縁の下にも回れる。「日向坂で会いましょう」ではオードリーからの信頼も厚い。ちなみに、加藤史帆はその身体能力の高さから「最強」、齊藤京子は仕事に穴を開けないことから「鉄人」と呼ばれることもあり、その強さはプロップそのものだ。パフォーマンス、グループ事情、バラエティ、全てにおいて支えてくれている2人は日向坂46の核。プロップはこの2人で決まりだ。

2 フッカー(HO)→小坂菜緒

両脇をプロップに支えられながらスクラムの最前列のど真ん中に陣取るのがフッカー。プロップ同様スクラムでめちゃくちゃ大事で、チームの背骨のような存在。もちろん最前線で体を張り続け戦ってくれている。プロップとの違いは、スクラム内でボールを足で掻き出す役割があること。また、スローワーになることも多く器用さも必要とされるポジションだそうだ。ここは、日向坂のセンター小坂菜緒だと思う。両脇のプロップ加藤史帆・齊藤京子に支えられながらフロントとして最前列のど真ん中で戦っている。実は彼女、意外といい球を投げる。スローワーとしての才能もあるだろう。運動神経の良さに加え文才豊か、笑顔から気迫溢れる表情も作れるなど器用さも兼ね備える。日本代表ではドレッドヘアーが魅力の堀江選手が務めているこのポジションにはおしゃれな選手が多いらしく、モデルもこなす小坂にぴったりだ。

4.5 ロック(LO)→佐々木美玲・潮紗理菜・濱岸ひより

スクラムを固定する(ロックする)ことからその名がついたロック。スクラムの前線を後ろからガッチリ固める安定感が重要だそう。ここが弱いと押し負ける。特徴的なのは背の高さ。ラインアウトでキャッチする役割を担っているのがロックなのだ。どこか職人的で安心感があり背の高さが必要なポジション。これは日向坂の軸である佐々木美玲、精神安定剤の潮紗理菜、そして最高身長の濱岸ひよりの3人のよう。彼女達の共通点は安心感だ。バラエティでは目立たなくても、裏側でのメンバーのフォローや癒しになっている。フロントではなくともダンスや歌のスキルが高く、その姿はどこか職人的な尊さも感じられる。まさに後方からガッチリ日向坂46を固めてくれているのだ。ロック同様、こういうメンバーの存在こそ大事である。

6.7 フランカー(FL)→宮田愛萌・高瀬愛奈・高本彩花・(柿崎芽実)

フランカーは「側方部隊」を意味する。スクラムでは味方の動きを見ながら調整してバランスを取っているそうだ。フィールドでは攻守にわたり稼動するので機動力が必要となるポジション。優れたフランカーがいると他のポジションに余裕が生まれ攻撃に幅が生まれることから、実はトライの影の功労者の場合も多いとか。なるほど、全体の流れを読み客観的に場を見ていることなれば、宮田愛萌・高瀬愛奈・高本彩花の3人が当てはまる。辞めてしまった柿崎芽実もそう。彼女達は、とりわけ「日向坂で会いましょう」内の企画の幅を広げてくれている。愛萌と芽実がどこにでも現れタックル(ぶりっ子)を仕掛けてくれた結果、日向坂を代表する一大コンテンツ「セクシー対決」が誕生した。高瀬作成の相関図が元となり公平かつ味のある相関図が出来上がった。また、唯一の春日派を貫くことで「日向坂46VSオードリー春日」の構図に深みをもたらしている。「若林贔屓ネタ」も「一期生ボイコット事件」も彼女のトークから広がった。高本彩花は、かわださんを愛し、めいめいを愛で、きょんこと付き合い、オードリー春日をあしらい、若林を虜にしてきた。他人を巻き込んだ攻撃が得意のご様子。目立つプレーは少なくとも実は絡んでるあたり、まさにフランカーっぽい。

8 ナンバーエイト(NO8)→渡邉美穂

フォワードの強さとバックスの速さ・うまさを兼ね備えたエース的存在のナンバー8。暴れん坊のようなポジションで、「あいつならなんとかやってくれる」という信頼も厚い。速さ・強さ・判断力・積極性・技術などあらゆる能力が求められるため、他のスポーツでも活躍できそうなスーパーマンが多いらしい。なんでもハイレベルでこなすオールラウンダーといえばこの人しかいない。そう、埼玉の怒涛の起爆剤こと渡邉美穂だ。歌◯踊り◯運動神経◯握手◯優しさ◯演技◯ぼけ◯ツッコミ◯先輩対応◯コミュ力◯外仕事◯喋り◯ルックス◯積極性◯etc...と、なんでも御座れのスーパーウーマン。ナンバーエイトは彼女のための言葉といっても過言ではない。日本代表では「ジャッカル姫野」こと姫野選手が有名。ジャッカルとは相手のボールに「噛みつき」、奪いに行くプレーのこと。オードリー春日に噛み付くミホ・ワタナベの「ジャッカル」に今後も注目したい。

9 スクラムハーフ(SH)→松田好花

スクラムハーフは、ボールを回して攻撃のリズムを作るポジション。小柄な選手が多く、高い技術と判断力が鍵となる。タックルで倒れた選手からボールを拾い上げて投げてる選手だ。フォワード陣に指示できる強さやバックスとつなぐコミュ力も必要で強いリーダーシップも求められるらしい。日向坂46では松田好花といえる。次期キャプテンの声が上がるなど、リーダーシップ力は折り紙つき。特に喋りのスキルが高く、人をいじる・エピソードを聞き出す・先輩を立てる・おきまりの流れにノる・場を回す・話を膨らませるといった活躍が目立つ。日向坂のトークのリズムを作っているといえるだろう。度胸も兼ね備え、オードリー春日を最初にいじったのも彼女だ。自身が企画プレゼンしたひらがな楽曲運動会から、春日奢り券→春日と対決→BBQロケの一連の流れは、スクラムハーフから出たパスがウイングまでつながりトライを決めたような爽快感が溢れる。

10 スタンドオフ(SO)→影山優佳

いわゆる司令塔。攻撃のタクト振りを担当し、素早い判断力と高いラグビーI.Qの持ち主が担う重要なポジション。攻撃の指導権を握るため、より強いリーダーシップと仲間からの信頼が必要となる。司令塔と言えばサッカー。サッカーといえば、そう影山優佳。東大受験を志すほどの頭脳の持ち主なのでI.Qも文句なし。1期生の中でも下から2番目に若いが、ひらがな時代から積極的に周囲に意見を伝えるなどリーダーシップ力も申し分ない。ちなみにスタンドオフはキッカーを務めることが多いらしい。キックといえばサッカー。サッカーといえば、そう影山優佳。こんなところでも共通点。現在休業中だが、彼女が復帰した時に日向坂にどんなものをもたらしてくれるのか。個人の活躍もメンバーへの影響もとてもとても楽しみだ。

11.14 ウイング(WTB)→井口眞緒・東村芽衣・河田陽菜・上村ひなの

トライを決める点取り屋、みんながつないだボールを決めるフィニッシャーがウイング。足が早い、ステップが得意など一芸に秀でた選手が多く、ラグビーの花形ポジションといえる。日向坂46には「1発で決めれる」メンバーは多いが、その中でも特に爆発力がある井口眞緒・東村芽衣・河田陽菜・上村ひなのをウイングと考える。4人とも個性が強く、バラエティ番組で見せる言動で巻き起こる笑いはまさに一撃必殺。みんなでつないだトークや流れのオチで待っていることが多いのがこの4人なのだ。ボールを回せば爆裂トライを必ず決める井口。めちゃくちゃな身体能力と喋らないギャップで予想を良い意味で裏切る快速めいめい。天才的な発想と癒しを求めてみんながボールをつなぎたくなるかわださん。そして、空気をガラリと変える変化球ひなの。1人でも強烈すぎる個性が4人もいる日向坂46のウイングは誰にも止められない。

12.13 センター(CTB)→富田鈴花・丹生明里・金村美久

攻撃の「柔」を担うのがウイングなら「剛」がこのセンター。攻撃時には切込隊長としてガンガン突撃する。ウイングやフルバックの道作りのために体を張ったりパスやキックをしたり、いろんな能力も求められる。とりあえず1歩でも前進、熱いファイターがこのセンターだそうだ。切込隊長といえば富田鈴花だ。彼女はいつも先陣を切ってぶっこんでくれるので企画がとりあえず面白くなる。丹生明里もリアクションの大きさで笑いに華を添えてくれる。彼女が大きくリアクションしてくれるからニブモネアという奇策が成立したのだ。そして初めの第一歩を踏み出してくれるのが金村美久。彼女がルールに乗っ取って最初に行動を起こしてくれるから企画が走りだすのだ。パフォーマンスでも握手でも魅せれるこの3人は総合力も高い。大変優秀なセンターではなかろうか。

15 フルバック(FB)→佐々木久美

一番後ろで最後の守備の要となるフルバック。ハイボール処理を任されるので大事なのが身長。そして「最後にこいつがいるから大丈夫」というチームメイトの信頼も厚い。後方から全体を見ながら的確な指示を出しながらも自身は隙をついて攻撃参加したりと、ゲームの流れを読んで的確な判断ができないといけないらしい。これはもう、佐々木久美の役割そのまんまだ。バラエティの爆発力も、魅力的なライブパフォーマンスも、チームの一体感も、全てはキャプテンである彼女がいてくれるからこそ。「佐々木久美がいるから大丈夫」と言われる、日向坂46の要である。

最後に

日向坂46をどの角度から切り取るかによっても役割は変わってくるかもしれない。オールラウンダーが多いのでいろんなポジションに当てはめてみるのも面白そうだ。興味ある人は是非やってみてほしい。
今回調べてみて、ラグビーはポジションごとにスタメンの背番号が決まっていることを知った。気になるポジションがあればその番号の選手を追いかければ良いので非常にわかりやすい。しかしポジションごとに役割はあっても、全員攻撃全員守備がラグビーの基本。タックルを仕掛けないウイングはいないし、ボールを扱えないフォワードもいないそうだ。個性はありながらも全員が一丸となるあたりも日向坂46っぽさを感じる。フランカー、スタンドオフ、ナンバーエイト、センターあたりには複数ポジションをこなせる総合力の高い選手も多く、オールラウンダー感も日向坂46と共通していて親近感が湧いた。

ラグビー日本代表は負けてしまったが、彼らの活躍とラグビー文化に感化され、すっかりにわかラグビーファンになってしまった。選手の皆さんお疲れ様でした。これからもラグビーを日向坂46の次の次の次の次ぐらいに応援しています!!!!


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