西城戸 政宗 2022年6月11日 22:16 嘘つきの少年がいた。少年のあまりの嘘の多さに、町の人はついに無視し始めた。ある日、少年は火事が起きたと叫んだ。当然嘘であった。すると一人の少女が何処からか現れ、少年の傍の家に火をつけた。火を見るや少年はどこかへ駆け去った。以来、この町に嘘をつく者はいなくなったという。 #小説 #短編小説 #ショートストーリー #超短編小説 #超ショートショート #三文小説 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート