深夜に携帯の電話が鳴った。最近関係の冷めていた恋人からだった。「怖い夢を見たから、声が聞きたくなって…」僕は相槌をしながら、じっと彼女の話を聞いた。頼りにされたことで、未来に安心したのだ。彼女の震えた声が寝息が変わるを耳にし、僕はゆっくりと電話を切ると、快活な夢から目が覚めた。

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