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【俳優】舞台の裏方をやってみた【気づいたこと】


はいこんにちは。仁科ナナです。

ヘッダーの写真は高尾山で撮った木の根です。特に意味はありません。

今私はとある舞台の裏方業務(主に制作)を手伝っています。

今まで知らなかった舞台制作の仕事の流れを知る事ができ、とても、とても、興奮しています。我ながら₹ ₺なのかもしれない。

演劇が、舞台が、小劇場が好きすぎて、なんだか₹ ₺な人になってやいないか不安ではありますが、この興奮を書き残しておこうとおもいます。



まず思ったんよね

俳優の仕事って結局見てる人の好みによって、色んな判断されちゃうけど、見えないとこで動いてる人がいないとその色んな判断をされることもないですし、スタッフ業務やればやるほど

どう考えても作品について考えてる量が役者は少なすぎるのではなかろーか❓
って思ってくるし、頭のキレる最強のやべえスタッフさんと同じかそれ以上に作品を深く掘り下げないと立つ資格ねーなって思ったね‼️

だから裏方経験のある俳優さんって強いんだなあと‼️
作品への没入レベルが段違いなんよな‼️



⬆️これ思ったのは特に上杉さんとなみきに対して
それぞれ制作や演出助手などを経験してらっしゃるのだが(わたしも演者としてとてもお世話になった)、久しぶりに舞台出演してると思ったら芝居クソうまくなってて笑ったのを覚えております

てことは復帰した時の私も段違いになってるかも⁉️
わ〜楽しみだなあ❣️

はい



スタッフがいないと出来ないという考えを捨てた

スタッフがいないと出来ないんですよ。舞台て。
こりゃ当たり前のことなんだが。

まず私はスタッフじゃないわけですよね。

今までも出演しながら衣装や小道具補佐なんかはやった事ありましたが、稽古が始まるまでの進行とか、スケジュール調整とか、企画書を作るとか、そういうのって、制作さんにしか出来ないことだと思い込んでた節がありまして。

いやでも違うなと。考え方変えなきゃ何も始まらんぞと。思ったんですわ。

「手伝えることあったら言ってね🥹」
とか平気で言ってたけど言えるかボケ、となるよなぁと、思いました。そんな口悪くする必要はないが。

手伝うという事にも責任がうまれます。
半端に責任を分散させるのは無責任なわけです。
それを理解した。いや〜気付かんかった今まで。

現場で学びながら挑戦出来ることへの有難みがすごいなう。

ただ、そのスタッフさんがいない時。
進行をやれる人が現れるまで待っていると、何も進まないんですね。

それがやばいなと思って。
不安を解消して共通認識を取り、どう具体的に進めていくのか。
それを関わる人全員で考えていくべきなのではないかと。

今の場合はやけども。

どう動けば全員がスムーズに仕事が出来るのかを、考えて、解消する方法を提案していくという作業が、なんとまあ、楽しくてしょうがないんす。
我ながら自分の₹ ₺な部分だなあと思っています。

全人類に得意分野というものが存在している訳ですよ。
それを把握して役割分担が出来るというのはなんというか、気持ちの良いことなんですね、わたしにとって。

出来ること出来ないことをハッキリさせたい。
そうして本番とか大事な日に向けて確実に準備を進めたい。

その一心で、なのですが、あまりにも楽しくなっちゃって暴走しないようにだけマジで気を付けています。

ゆえに。現実に引き戻してくれる人を募集しています。

現実見るのって難しいよね


バイト気分はよくない

雇われバイト気分だとどうしても指示待ちになります。
給料に見合わないとか思ってると舞台なんて作れないのも現実だよなぁとも思います。
これ、俳優でも、そうよね。スタッフでも。

「私これやってます」
「これってどうなってる?」
「こうしたいのですが」

って、相談し合える環境というのは、全員で作っていくものだと学びました。Preludeで。まじ感謝。

あとね
たぶん私の₹ ₺なところは、お金もらえるならもらいたいけどそれよりまず公演成功させなきゃいけなくね⁉️が一番重要事項なところだと自負しました。

いや、だめなのよ。お金もらわないと。本来はね。じゃないとたぶんいずれ本当に小劇場なくなっちゃうからね。

何からの収入を生活の基盤として生きてるかにもよるけど、たぶんな、演劇以外の仕事をしながらの創作には、限界あると思うんだな。できる人いたらまじですごすぎるんよな。

少なくとも私みたいなタイプは、稽古期間中にバイトなんてしたら意識が分散して作品と向き合う時間が中途半端になる。
だから、それに気付いてからは、舞台がない期間に働きまくって生活費を貯金して、舞台に出演してました。

1点集中すぎるのよ。ひとつのことしかできないから、逆にそれが出来たのかもしれん。

あとお金稼ぐために頭使うのがわりかし得意。
最近気づいたけど、昔から家計簿つけてて。
経費と収入の計算とか普段からやってたわな。
貯金して舞台出るために。いや自分意外とやるやん。

ん〜西の血かな〜(  ᐛ و)و💰マネー!



稽古期間は働かない

稽古期間から本番が終わるまで、舞台以外の事を考えない生活が作れてからは、やっぱり意識が変わった。

けど、それまで出来なかった《作品と真摯に向き合う》ことが、急に出来るわけもなかったから、《時間がある》わりに《内容がない》みたいな状態が続いていたように思う。

その時の全力ではあったけど。
もっとやれることあったなって思うの。
悔いが残らない公演が、なかったんよね。

まじ、そんなもん。すぐにはできぬ。
だからいいやり方は考え続けなきゃいけないなって思う。


やれとは言わんが知れとは思う

絶対みんな裏方やってみた方がいいよ、とは別に思わん。向き不向きもあるやろし。

でもスタッフ業務についてというか、どうやってひとつの公演が成立しているのかを。
知った上で出演するのは、全然違うぞと。

てかよく知らずに出てたわ自分も。
だって、なんとなくは知っててもさ。
ひとつの準備に対して具体的にかかる時間とかさ。
知らんやん。
だって気付いたら用意されてるんやもん。
別に役者がえらいわけじゃないのにね。
何もかも準備されてるなんて、めちゃくちゃ恵まれてるわけ。役者って。

しかし
あほのままそこに居させてもらってたことに気付いた時にはもうアラサーでしたわワシも。
やービックリビックリ。



脱線してきたところでね

いよいよ思ったけど、もっと万人が読みやすい文章にできないもんですかね。
我ながら。

読んでる人これ、読めてるん?

大丈夫そ?

伝わってる気がしねえ〜!(  ´˘`  )🤟🏻


いやまぁ好き勝手書きやがってって感じよな

すいません

でもなんか
コメント機能とかあるらしいで(小声)



まだ、本当に必要なことが何なのか分からないまま、がむしゃらに動いてる。
それでもまずは今関わってる現場を成功させる。

作品はおもろいしキャストも強いし、ここに色んな演出が加わったらどんな公演になるのか。

たぶん今この公演に関わってる人の中で私が一番完成を楽しみにしてるんじゃないかなと思うくらい、めちゃくちゃ期待してる。

だからこそ、スタッフキャストみんなが、なるべく全員がストレスを少なく本番を迎えられるように。
わたし、がんばらせてほしいのよね。
勝手に頑張っちゃってるのだけどもね。

想いの強さが公演の結果に直結すると思ってるから。

つってね
ほんとにたのしみだなあ

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