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「子どもは希望」未来をつくる鹿野人 KANOA

山口県周南市鹿野を応援する「まちづくり応援団えーる」団長のふみぞうです。
今回は周南市市民ライターとして、鹿野の子どもたちのための活動を行う「未来をつくる鹿野人 KANOAカノア」さんをご紹介します。

子どもにいろいろな経験を

取材に応じていただいた大田さん(写真右)と宮本さん(写真左)、取材時にはお仕事で不在だった藤井さんの3人で結成されたKANOA。3人とも、結婚などで鹿野の外から移住された方々です。

「鹿野で暮らす子どもたちに、いろいろな経験をさせてあげたいと思い、『どんなことをしてみたい?』と聞く場を作り、1年間の活動プログラムを考えています。子どもたちからは『こんなことをしてみたい』という思いがホワイトボードに書き切れないほどたくさん出てきたんですよ」と、笑顔で活動について語る大田さん。

「日常生活だけでは、どうしても同じ人との付き合いが多くなってしまいます。子どもたちにはたくさんの経験をしてほしいですから、いろいろな人と関わる機会を作りたいと思いました」

3人とも子どもを持つ母親であり、子を思う母親としても、何かをしたい、と思っていらっしゃいます。

秋の鹿野ワンデーツアー!

KANOAさんの活動の一環として、鹿野の子育ての状況を知ってもらうため、鹿野こども園や小・中学校の見学会である「秋の鹿野ワンデーツアー」が11月25日に開催されました。

「鹿野で子育てしてみたい」「鹿野に住んでみたい」という人を対象に、子どもが義務教育期間を過ごす校舎などを見学することで、鹿野の子育て環境紹介のために開催され、自分も取材を兼ねて参加させていただきました。

焼き芋の準備をして、出発!

まずは出発前に、昼食用に焼き芋の準備を行いました。
子どもたちは、サツマイモを濡らした新聞紙とアルミホイルでくるみ、炭火の上に乗せます。

火の番をしてくださるスタッフの方に後を任せ、鹿野小・中学校に向かいました。

鹿野小・中学校見学

まずは、子どもたちが9年間を過ごす鹿野小・中学校の校舎見学に向かいました。

かつては別々の校舎だったのですが、現在は鹿野小学校の校舎に中学校の教室が一緒になっており、建物としては1つにまとまっています。

鹿野小学校の兼石校長先生が休日にも関わらず出迎えてくださり、校舎内を案内してくださいました。

鹿野小学校の1階には、大きなホール部分が。給食の献立表が貼ってありました。

自分がとても驚いたのは、2階部分の図書スペース。壁がなく開放的な印象です。このスペースのそばには畳敷きのスペースもあり、昔、自分が通っていた頃とずいぶん変わったんだなぁ、としみじみ感じました。

開放的な図書室にびっくり。

中学校部分へは、ドアなどの仕切りもなく入ることができました。

ひととおり小・中学校の校舎を見学し、続いて小学校の裏手からすぐの場所にある「鹿野こども園」に向かいます。

鹿野小・中学校から鹿野こども園へ。

鹿野こども園

幼稚園と保育園の機能・特長をあわせもち、地域の子育て支援も行う施設である認定こども園。
鹿野こども園は、市内唯一の公立認定こども園になります。

かつては鹿野幼稚園だったこの場所も、大きく様変わりしたなぁと思います。昔遊んだ思い出の遊具が入れ替わっていたり、室内の様子も思い出と違っていたり。

園内を見学中。

鹿野こども園では、実際に提供されている給食の試食をすることができました。調理室が同じ建物内にある鹿野こども園の給食は、出来立てでほかほかしていて、おいしい! ツアーの日は11月も下旬になった頃でしたから、この温かさがとてもうれしかったです。

施設内に設置された給食室で作られた温かい給食も試食しました。

これからも、たくさんの体験を

子どもたちに、さまざまな体験をさせてあげたい……そんな思いから、鹿野に新たな風を招こうとしている3人。

5月に開催される、鹿野の町なかを会場に行われる地域イベント「いっておかえり鹿野市」を、主催である鹿野ブランド創出研究会さんと共催したり、

青いのれんが目印の、「いっておかえり鹿野市」

10月開催の「かのふるさとまつり」にブース出店したり、

大盛況の「かのふるさとまつり」

他にも、みんなで作った弁当を手に鹿野でピクニックをしたり、夏にデイキャンプをしたり……冬には、編み物教室も予定されているのだとか。子どもたちがやってみたいアイデアが、たくさん実現していっています。

子どもたちに、たくさんの素敵な体験をさせてあげたい……そんな思いを胸に活動するKANOAの3人に、心からエールを送りたいと思います!

※この記事は、周南市の魅力をPRする周南市市民ライターの活動として発信しています。

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