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【たった5分で分かる】知らないと凄く勿体ない!もうスーパーの「国産」「原産国」など産地ラベルに迷わない秘訣

スーパーなどのお買い物でこういう事はありませんか?

「なんとなく良さそうと言うイメージだけで、国産を選んだり、知っている国のものを買う」

「原産国がどう言う意味なのか、実はちゃんと考えた事はない」

本当は良く分からないけど、今更誰にも聞けない...

知らないという事は、ものすごく勿体ない事

読めばあなたのお買い物が間違いなく変わります。それも劇的に今までのお買い物の概念が壊れるほどに、変わると思います。

たった5分で読めますので、この機会に知ってみませんか?


1.国産とは=国内で生産された

①日本の原材料を用いて日本において全て生産したもの

※ほとんど方が①のイメージしかないのではないでしょうか? 

でもココから重要で、それだけではないのです

②日本において、実質的な変更をもたらし、新しい特性を与える行為に当たる生産したもの 

分かりにくいのでパンを例に挙げると

※実質的な変更をもたらし=原材料から製品など大きな変化 小麦粉からパンなど

※新しい特性を与える行為=発酵させて焼くなど 


①全て日本の原材料を使用している訳では無い 
②全て外国の原材料を使用しても国産になりうる
③原材料からの全ての工程が日本において行われている訳ではない
 ※製品の特性を与える一定の加工製造が行われていれば条件を満たす

”製品の特性を与える一定の加工製造が行われていれば条件を満たす”ココがすごく重要なポイントで

となると、製品の特性を与える一定の加工製造さえクリアしていれば、国産と言う資格が与えらえると言う概念なのです

例.
カナダの小麦粉とオーストラリアの塩の全て外国産の原材料を使って、日本においてパンと言う製品の特性を与える加工製造をした

国産のパン 原産国は日本となると言うものです


2.原産国とは、実質的な変更をもたらし新しい特性を与える行為を最後に行った国又は地域

※参考 原産地=原材料や製品の産地

〈原産国ポイント〉 
①加工製造していないもの→○○という国または地域で取れたもの
②加工製造されたもの→○○という国や地域で製品の特性を与えたもの

※ほとんど方が①のイメージしかないのではないでしょうか? 

でも国産の時と同じでココから重要で、それだけではないのです

原産国とは、その国や地域で取れたものという意味だけではなく、国産の時と同じ様に、”その国や地域において原材料から製品など大きな変化をもたらして、特性を与える様な行為を最後に行った国や地域”を指しているのです

つまり、何らかの加工製造が行われていた場合、その国や地域で取れたものとは限らないのです


参考


「国産」「原産国」の概念から最終的にお伝えたい事

国産は安心安全だから、積極的に購入するって方がいらっしゃるかもしれませんが、安心安全を担保するものではなく、”あくまでも製品の特性を与えた加工製造をした場所が日本と言う概念”

関税や輸入枠に影響が出るために、あくまでも原産国を決めるための貿易上のルールで決まっているだけなんです

事実、原産国によって、関税や輸入枠は驚くほど変わります!これについては別の記事で詳しくお話しさせて頂きます


最後に

今一度私たちは国産という言葉から良いイメージを感じるだけ、そう見えているだけだと知って頂き、もう国産と言う言葉や原産国に縛られることなく、何を大切にするのかという自らの価値観や目利きで選んで良いのではないでしょうか?

それこそが”知らず知らずに選ばされている消費者”から、”真に選ぶ賢い消費者への第一歩”と思います。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。




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