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田舎に住む〜私と家族の移住計画〜.3 【視察2日目、空き家物件めぐり】

視察2日目、空き家物件めぐり

今日は朝から物件めぐり。10:30に1軒目の物件に現地集合した。
到着したときにはすでにアテンドしてくださるお二人が待っていた。

1軒目の物件はまだ居住者の方がいたので、その方から説明を受けながら内覧した。
2階建てのその家は築100年くらいにはなるという。
昔は2階で養蚕をしていたそうだ。
その場所は、今は仕切りのないワンフロアの板の間にリフォームされダンスフロアになりそうな広さだった。
テンションの上がった子供たちが走り回る。
1階は、掘りごたつのある居間と他6部屋と広い台所、お風呂、トイレ、十分な広さがあった。
すべてリフォーム済み、断熱材も入った壁で寒さも感じなかったし、修繕不要ですぐに住める物件だった。
家の周りにはそこのお母さんが作った家庭菜園があった。
畑とビニールハウス、しいたけを栽培する原木もあった。
野菜は自家菜園でまかなえるのでほぼ買わないらしい。
私が挑戦したかったコンポストもあった。
自給自足がすぐにできそう!と私はテンション上がってしまった。笑 
他には、土蔵があった。
ひんやりした土蔵の中は、野菜の保存や漬物や梅干しなど熟成させたりするのに便利そうだった。
眺めのいい場所でここならなんとなく住むイメージができるなと思った。


2件目は、元ペンションだった物件だ。
ペンションだったこともあり部屋数も10以上、お風呂も2つトイレも3つ、調理場も大きく地下倉庫もあった。
何か事業しないかぎり広すぎて持て余してしまいそう、と感じた。
こちらもすごくきれいですぐに住めるようだった。
これだけ広い物件なので結構金額が張るのかと思いきや、1つ目の物件と同じ金額で驚いた。
でも、、、う〜ん、気持ちがイマイチのらない。
なんだろ?


トイレ休憩がてら道の駅にも寄りましょう!ということで道の駅まで行ったが、平日だったせいなのか、コロナの影響なのか休業だった。
地元の野菜や特産物など見たかったのだが残念だ。

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3件目は湖が一望できるところにあった、今まで見た中では一番山の近くで家の裏がすぐ山だった。
雪で覆った畑にも獣の足跡がたくさんあった。
この辺は鹿や猪が来るらしい。
子供たちも足跡を見つけるとSさんに「これはなんの動物の足跡?」「あれは?」と次から次へとせがむように聞いていた。
ウッドデッキから湖が眺望でき、とても気持ちよかった。
この物件は、別荘として使用していたので最初の2つに比べて少々小さい作りになっていた。
旦那は湖の眺めと裏山ですぐキャンプができるとテンション上がっていたようだが、私は家までの小道が急な坂道だったことに不安を感じていた。
なぜなら、ペーパードライバーで10年間運転していないからだ。苦、、、
ここの物件もすぐに住めるほどきれいだった。


3件目を後にして、みんなでランチにいった先でアテンドのSさん、Nさんが今回の物件を見ての感想を聞いてきた。
私たち夫婦は目を合わせ1件目か3件目かな〜と言った。
でも現実的に考えて5人家族で住める部屋数と庭の広さが1件目がべすとだなと私の中で思っていた。


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初めてのスノーボード


15時、子供たちが飽き始めたので、楽しみにしていたスキー場へ向かった。
すでにみなかみ町に積もった雪を見て子供らはテンションは上がっていたが、初めてのスノーボードにさらにウキウキしていた。
やっと遊べるんだもんね、そりゃそうだ!

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上の子2人と夫はスノーボード、下の子と私はキッズパークにと思っていたら、キッズパークが終了時刻をすぎていたので私と下の子は入口付近の雪で遊ぶことになった。
売店でおもちゃの緑のシャベルを買ってあげたらとても気に入ったようでそれでずーっと遊んでいた。
山に落ちていく夕日が綺麗だった。

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2.3時間経っただろうか?
あたりはすでに真っ暗、リフトで登ったきり一向に降りてこない3人、LINEにもメッセージないしどうしたのだろうか?
夫が怪我でもして3人で身動きできなくなったのではないか?
とか想像したら急に不安になった。
あと30分しても降りてこないようだったら救護の人に聞いてみよう!
とゲレンデを見つめながら滑ってくる人に目を凝らした。
どれくらいの人たちが通り過ぎていっただろうか?
ゲレンデの中腹あたりにソロリソロリと降りてくる長男を発見。
初めてスノーボードをした割には、ちゃんと滑れるようになっているではないか!
週7でサッカーをやっているからなのか、適応能力がすごい!
びっくりだ。
その20メートル後を夫と長女が降りてきている。
長女はコケてるほうが多いようだ。
泣きながら降りてきた。
もうやりたくないかな?と思っていたら負けず嫌いの長女はまだ頑張る!と。
でもコケすぎて手袋も帽子も中まで雪まみれ、髪も濡れていたので、とりあえず休憩させ、温かい飲み物を飲ませた。
その間、コツを掴んだ長男と夫はもうひと滑り。
子供たちはかなり楽しかったようだ!
帰り道でも明日もスキー場に行きたーい!!
群馬に住みたーい!!と。
私たちが移住先に選んだところを気に入ってくれたようで嬉しい、、、


ホテルについてすぐにお風呂に行った。
冷えた体に温泉がしみた〜〜。


次の日はどうするか?
子供たちは明日もスノボやる!と言って張り切っていたが、せっかくみなかみ町の視察に来ているのだから他のところも見たいよね、と夫婦で話して次の日はもっと雪深い藤原地区というところに行ってみることにした。
もちろん、子供たちには事情を説明して納得してもらった。
移住したら好きなだけ雪遊びできるのだから、、、

夫と今日の物件の感じたことを伝えあった。
2件目のところはお互いにやっぱりいい気を感じなかった。
3件目は、景色はいいけどちょっと狭いよね。
現実的なことを考えたら1件目がよかったよね。
私たちが好きな感じに住みながらリフォームしたらかっこよくなりそうじゃない?
大きな梁がかっこよかったから壁紙は剥がしたほうがいいよね。
と盛り上がったのでSさん、Nさんに明日の予定と物件は1件目が良かったと報告。

すぐに明日行くおすすめ場所と1件目の物件での我が家の物件購入&補助金シュミレーションを作ったと連絡が来た。
レスポンスも仕事も早いと本当に気持ちいい。
Sさん、Nさん、さすがです!!

次の日の予定を確認してその日は寝た。

視察3日目の予定 
・土合駅見学 (日本一深いモグラ駅)
・谷川温泉(日帰り温泉)
・みなかみ町テレワークセンター(シュミレーションの説明) 
・都内に戻る

つづく

家族5人で2拠点生活。移住先で自給自足について学び、新しい事業(食、暮らし)のチャレンジもしていきます。サポート、応援していただけたら幸いです。よろしくお願いします。