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自分は専門学校すら卒業出来ないのか


タイトルの通りです。
専門学校に入学するも気付いたら不登校がち。
教師にはなんとかなるよと言われて二年が経ち三年生、私は今年度で卒業だ。

二年生の時に欠席したぶん、授業内に完成させる作品を作れなかったぶんを簡単にした課題を春休みに出され、計十個くらい出されたものの達成したのは自分紹介のフライヤーのみ。今回こそは出来ると思っていた。やろう、と考えてみたりもしていた。結局、何もわからなくなって、締切が過ぎ、忘れるようにした。

どうしてだろう。あのとき、私は憧れていた石版画すら、自ら選んだ授業すら、三分の一休んでしまったのだ。

趣味の絵にも勿論糧になるデッサンだって行かない日があった。教師には褒めてもらっていたのに。朝起きて、通勤電車に押し込められるのが嫌だったのもあっただろう。それでも、その時しか出来なかったのに。
体が動かなかった。正当化したくて言ってるんじゃないんです。本当に動けなくて、自分でもわからないんです。

同級生が怖くて怖くて、自分より出来る人がいる、目の前にいるから見ないことも出来ず、自分が努力したって、苦しい思いしたって、あの子たちは楽しそうにこなしてしまうのだ、とこの目で見てきたから、もうやりたくなかった。どうしてこんなに頑張ったのに、あの子たちみたいに褒めてもらえないんだろう、とも。
自分は劣等生だった。


決断するのが怖い。
母親がそれとなく、二学期が授業ないの? ときいてきた。わたしは卒業制作だからない、とこたえた。母は それなのに授業料取られるっておかしいわねえ、と言った。私はまだ払ってない? ときいた。母が まだ払ってない、と答えた。本当に卒業できるのかしら と呟いた。またこれだ、と思った。私は、出来ないでしょ、とすこし怒りをこめて言っていた。それは 「口うるさい母への怒り」 ではなくて、「何も出来ない自分」 への怒りだった。

わからなかった。自分に自信がなかった。もうなにも、学校(=働くこと、クリエイティブ業界に就職すること)のことなんかこなせないと思った。
漫画は描けない (もうこれのせいで二ヶ月も鬱になっていたと思う)、広告映像もそう、私の作るものなんかつまらない、作っていて楽しくもなければ評価もされないなんて絶対に嫌だ、メディアブランディングなんか怖い同級生たちの怖いものだけ、ウェブサイトデザインなんかはやってみたかったけど、教師が生徒を指名してきて答えさせるので、答えられなくてどもる同級生に共感性羞恥、すらすらと答えられる同級生には劣等感、明日は我が身と思うと恐ろしくて欠席。自由にアニメーションをつくれる授業もがんばるものの、楽しくなくて、辛くて、手放した。講評にでただけ良かった。教師や同級生に良いもの作れるのに、完成できてないの勿体ないよ、と言われた。全くその通りだ。わかっていて、私はやることが出来ない。

私って、アニメーション描きたくて、この学校に入ったのになあ。思ってたのと違ったとは思わないけど、もっとわたし、頑張れると思ってたんだ。現実、全くそうじゃなかった。まだ病気なんだ、って思った。もう自分は病気だから、って言い訳したくないのに。

単にその道が自分には間違ってた、と思って方向転換。して、いいのかな。もう何にも自信を持てない。選択なんかしたくない。怖い。責任を負いたくない。
本当にここで辞めて、専門卒の称号も得られないまま、なんにも才能ないまま、学生でも会社員でもフリーランスでもなくなるのかな? そんなの、人生でやったことない。いつでも私は学生で、不登校で、学生のひきこもりだった。もうおしまいなのだ。
卒業くらいはしといたほうがいいよ。ねえ、それって全然簡単じゃないです。なんか、素人がヒマラヤ山脈登るみたいです。
たった三万円しか稼げないのに、そのすべてを旅行に費やし、一人で神奈川から岡山に行って美味しいご飯食べてライブ見て人と会うほうがわたしは余っ程簡単です。私も学校くらい普通に卒業したかった。
小学生の時みたいに、なんの疑いもなく生きていたかったです。苦しい、久々の突き落とされた鬱の底から。不思議と、死にたくはないんですけど。


そういえば先日、発達障害診断結果がでました。四時間くらい色んなテストするやつ。発達障害じゃなかったです。心理士さんに孤独感とか寂しさとかの話をされて否定したくなっちゃった。でも一緒に行った母親の前で 「愛着の問題もあると思います。」って伝えてくれてうれしかった。私の母は暴力は振るわなかったけど、やっぱりいつも私を否定ぎみというか……怒った母と笑う母を思い出して頭がまとまらない。

明日は朝、何としてでも行きたい授業があったし家にはとても居られないので、さっき家を飛び出してきて、学校近くの四千円のホテルに泊まります。所持金七千円しかないけど。

ともかく、やっとnote書けたことがうれしい! 自分の行動力に感動している。逃走本能というかそういうとこでしか活きないのが生きにくい。生きていくための行動、しています。

専門学校中退するかはもうちょっと後に考えてもいいかな。

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