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vision : To The Brightest Future With Jeff Bezos

みなさんこんにちは。
かなり久しぶりのnoteになりました。お久しぶりです。いつも投稿をチェックしてくださっているフォロワーの方々、友人、知人…本当にありがとうございます。The Gardenです。
9か月ぶりに、ここ、note「The Garden Keeps Secrets」に戻ってきました。

重い腰を上げてここに戻ってきた理由はシンプルにたった一つです。今回は「読書感想文」を書きました。ソーシャルメディアでこの本について書こうと思ったのですが、あの小さい画面でこの熱がこもった読書感想文をみなさんが読んでくださるか考えたときに、絶対に縦スワイプされてしまうだろうと感じ、あえて「リンクを踏んで、記事を読んでいただく」というワンクッションを置きました。
リンクを踏んでまで、私の読書感想文を読みたいと思ってくださる方でないと、この記事の素直さに耐えることができないと考えたためです。

約1ヶ月ほど前から、Twitterやinstagramでたびたび話題にしていた本「Invent & Wander collected writings Jeff Bezos」を読み終えました。
通勤時間や就寝前に、少しずつ読み進めていた、ジェフ・ベゾスが持つ会社経営の原則や、長い人生を生きていくうえで大切にしていきたいことが書かれた刺激的な本です。

スタイリッシュで飽きのこないデザインの表紙。
タイトルロゴは私たちがこれから生きる未来のように金色に光ります。

この本は、昨年2021年12月7日にダイヤモンド社から出版されました。生のジェフ・ベゾスの声で書かれた本が出版されたのはこれが初めてです。

私は昨年の暮れに、noteで「2022年はこんな気持ちで過ごそう」というような希望に満ちた記事を書いたのですが、そのときに私が記事で紹介したのも彼の話でした。みなさん、覚えていますか…?

そして、その記事を書いた8か月後の今年8月に、プログラミングスクールから頂いたAmazon Gift券で何か学びを得られる本を買おうと思っていたときに、「そういえば昨年の暮れにジェフ・ベゾスについて記事を書いたときに参考にしたダイヤモンド社のページに、彼が書いた本の日本語版が発売されたと書いてあったな。」と思い出しました。

私がAmazon HubでAmazonの注文を受け取ることが好きなこと、そしてAmazon創業者ジェフ・ベゾスの本なこともあって、”ベゾス本”の存在を思い出したその日にはAmazonで本を注文していました。
Primeに加入しているので、ほとんど待つことなく、読み始めることができました。(そのAmazon Primeの誕生秘話もこの本で知ることができます)

Amazon Hubは、Amazonで注文した商品を、指定した配送先で受け取れるサービスです。
あなたの街にも、Hubロッカーがあるかもしれません!

「Invent & Wander」は、ウォルター・アイザックソンによるイントロから始まり、次にベゾスがAmazon創業者として株主へ向けて年に一回ずつ発信した「株主への手紙」が読める章に入ります。「株主への手紙」は創業~2019年のものまでのすべてが日本語で読めます。

「株主への手紙」の章を読み終えると、終盤は、「人生と仕事」をテーマに、さらに踏み込んだベゾスの長期的なビジョンに触れることができます。自信が立ち上げた宇宙企業「ブルーオリジン」の月探査機「ブルームーン」がお披露目されたときに語ったインタビューや、議会公聴会で語った自身の生い立ちから未来までのストーリー、そして母校プリンストン大学の卒業生に向けた祝辞も読めます。

これからこの本を手に取る人へ配慮すると、内容についてあまり詳しくは話せないのですが、本を読み終えて気づいたことが大きく分けて3つあります。

一つ目に、ベゾスが、常に、自分の話に説得力を持たせるために「数字や根拠を用いて具体的に説明する」意識をしていたということ。
二つ目に、ベゾスが、変わっていくものではなく「変わらないもの」を常に意識していたということ。
そして三つ目に、ベゾスが「世界中の誰よりも他人を思いやり、献身的に仕事をこなしていた」ということです。

純資産2000億ドル越えのベゾスとマスクは、よく比較されます。彼らは、斬新な発想でイノベーションを起こし、社会に還元することで富と名声を得ました。(マスクの写真、ちょっと面白い)

今でこそ、誰もが知る世界有数の富豪として疎まれる存在の彼ですが、上述の三つの点はずっと、ずっと変わっていませんし、今後も変わることはないと思います。
Amazonを世界で一番のインターネット通販サイトに成長させ、ブルーオリジンやAWSを立ち上げ、ワシントンポストを買収したジェフ・ベゾスの原点はいたってシンプルです。

彼は信じるものを忠実に守り続けました。そして、何度も失敗を重ね、それでも継続していった結果、人々の役に立つ爆発的なイノベーションを起こし、ひいてはそれが自分のためになったのです。

ベゾスと同じような経営者はもちろん、これから経営について学ぶ人も、経営に全く興味がない人も、テクノロジー分野に興味がある人も、シリコンバレーが大好きな人も、学生も、きっと学びを得られる本です。

この本がたったの¥1980で買えたことが未だに信じられません。
この本を読めば間違いなく刺激を受けます。そしてすぐにでも行動を起こしたくなります。

2010年5月30日に、母校であるプリンストン大学で卒業生への祝辞を述べたベゾス。
惰性で生きていきますか?それとも情熱を追いかけますか?

言い訳や批判だけで終わりますか?それともみずから何かを作り出しますか?

誰かを傷つけてでも自分の賢さを主張しますか?それとも人に優しくなりますか?
「Invent & Wander Collected Writings JEFF BEZOS」プリンストン大学卒業生へ向けた祝辞より抜粋

私はこれらのベゾスからの問いに、自信をもって答えられるように、この本を読んで学んだことを日常に生かし、考え、答えを導いていくつもりです。

ニューシェパードに寄りかかるベゾス。2018年4月30日のInstagram投稿より。(https://www.instagram.com/p/BiKxd2AHVE-/?igshid=YmMyMTA2M2Y=)

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