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vision 2022 : Day 1 Culture with Jeff Bezos

みなさんこんばんは。The Garden Keeps Secretsです。
今年もTwitterやInstagram、そしてほんの少しだけnoteでみなさんと交流できて本当に嬉しかったです。
いつも投稿をチェックしてくださっている方々にまず感謝します。本当にありがとうございます。

今年は、一年を通して気分をうまく上げることができず、記事も思うようにアップ出来ませんでした。
しかし、記事が書けなかったからと言って怠慢な日々を過ごしていたということでもありません。
今年は、今までアウトプットに充てていた時間をインプットに充てることが出来たため、それはそれで自分のためになって良かったと感じています。

昨年に引き続き、今年はアメリカ政治の話題の触れたり、テック系大企業の成功の秘訣を学んだり、好きなアーティストの考え方からライフハックを学んだりしました。
昨年の大晦日より、今年の大晦日の方が心穏やかに、そして充実した気持ちで過ごせているように感じます。

📸現地時間7月20日ニューシェパードでの有人飛行を終え、地上に降り立ったベゾス氏( blueorigin official instagram)

今年最後の記事は、大企業「Amazon」の創業者(で、私も大好きで尊敬している)ジェフ・ベゾス氏の言葉を引用して締めくくりたいと思います。
この記事が、今まさに読んでいるあなたにもいい影響を与えられるものになれば、それ以上の喜びはありません。

・尊敬を集める経営者

みなさんもご存知の通り、ジェフ・ベゾス氏は1993年に、自宅のガレージでインターネット通販大手「Amazon」を起業しました。

当時、オンライン書店として始まったAmazonですが、現在は小売業に留まらず、顧客に「AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)」を提供することでクラウド事業にも参入し成功を収めています。
また、彼が立ち上げた宇宙ベンチャー企業「Blue Origin(ブルーオリジン)」も軌道に乗り始めました。今年7月に、同社のロケット「ニューシェパード」は、はじめての乗客を乗せた10分間の有人飛行に成功しました。

ベゾス氏は、今年2021年7月にAmazonのCEOを退くまでの28年間、Amazon以外の会社経営にも通じるカリスマ的経営手腕を発揮してその地位を確固たるものにしました。「ピザ2枚ルール」「顧客第一主義」と言った普遍的な考え方を、日本の企業ももっと広く取り入れて欲しいものです。
そして、Amazonでは、売上の多くを新事業への投資に回すことで、将来的な企業の成長を促すことにも成功しています。

・創業1日目(=Day 1)を忘れるな

さて、Amazon創業から今までの28年間、ベゾス氏が情熱を持って駆け抜けることができた理由はなんだと思いますか?
私は、ベゾス氏が長い間、情熱を持ち続けることができた最大の理由は「創業1日目の気持ちをずっと持ち続けたこと」にあると思います。

📸2019年5月の父の日の投稿。父ミゲルとの1枚。
(Jeff Bezos Official instagramより)

ベゾス氏は、1997年に初めて「株主への手紙」を書いて以来、毎回のように創業時に書いた手紙を引用しながら、Amazonのビジョンを明確に示してきました

ベゾス氏が毎年発信していた「株主への手紙」には、必ず「Day 1」(=創業1日目)というワードが含まれていました。

「Day 1」とは、「創業1日目の気持ちを忘れるな」という意味でベゾス氏が好んで使う表現で、「長い目で見て企業が成長を続けていくために、高い水準でバイタリティを保つことがいかに重要か」を説くために使われてきました。

そして「Day 1」(創業時の気持ちを忘れないこと)とは対照的に「Day 2」という表現もあります。「Day 2」とは「創業時の精神を忘れてしまった大企業が衰退してしまう」ことを指すのです。

Amazonは、「Day 2」に陥ることを防ぎ、常に「Day 1」であり続けるために4つの法則を掲げています。

4つの法則とは、
本物の顧客志向:他者との競合ではなくあくまでも顧客第一主義を貫くこと
「手続化」への抵抗:ミスを「マニュアルに従っただけ」という言い訳にしないこと
最新トレンドへの迅速な対応:機械学習とAI事業へ投資すること
高速の意思決定システム:質の良い迅速な判断を重視すること

を指します。(「GAFA見るだけノート」という書籍に詳しく書いてあるので、興味がある方は是非読んでみてください。)

日本のことわざにも「初心忘るべからず」という言葉がありますよね。
ジェフ・ベゾス氏の掲げる「Day 1」もそれと同じ意味だと考えていいでしょう。
彼や、彼が今まで先頭に立って小売業のトップへ導いてきたAmazonのように「Day 1」の気持ちを忘れずに、何かを始めた初日に抱いた新鮮な思いを定期的に振り返ることで、高い志を維持していくことは、何においても一番大切なことではないでしょうか。

・来年も強い気持ちを持ち続けよう

2021年は多くの本数の記事こそ出せませんでしたが、久しぶりの記事で、且つ今年最後の投稿ということもあって、前向きな内容の記事を書いてみました。

ジェフ・ベゾス氏は、経営者として有名なだけではなく、「世界有数の富豪」としても広く知られています。(2020年に、世界で初めて純資産が2000億円を超えた人物は彼でした。)
ベゾス氏や、電気自動車で有名な「テスラ」のイーロン・マスク氏を始めとする“超富裕層”は、金銭感覚が世間一般の感覚から程遠いということもあり、多くの人々から敬遠されがちです。

しかし、彼らは、初めから「超富裕層」だったのでしょうか?そうではありませんよね。
彼らがビリオネアになることができたのは、「確固たる信念を持ち、世界中の人々の生活に根差し、その生活にいい影響をもたらすプロダクトを作った」からです。
彼らは、ただ単に、頭が良く、失敗の少ない道を選んできたわけではありません。
こんにちまで、勝つために必要なものを身につけながら、自分の信じた道を突き進んだ結果「成功」を掴み取ることができたのです。

2022年も、ベゾス氏の「Day 1」のように、初心を忘れることなく、誠実な気持ちを持ち、1日1日を大切に生きていきましょう。

来年も、The Garden Keeps Secretsをよろしくお願いします。
それでは、またnoteでお会いしましょう!

📸2021年7月20日。ベゾス氏が立ち上げた宇宙ベンチャー企業「Blue Origin」のロケット「New shepherd」が初の有人飛行に成功しました。4人は、地球から飛び立つ前に、記念撮影をしました。(Blueprigin Official instagram)

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