231:宗教 シーア派とスンナ派
日曜は宗教を学びます🤔
イスラム教の分裂
632年のムハンマド死後すぐに
イスラム教徒はシーア派とスンナ派に分裂した
ムハンマドは後継者を決めてなかったことにより起きてしまった
シーア派の後継者
シーア派によるとムハンマドはいとこで娘婿であるアリーに
しきりに語り、褒めたたえたと主張しており
ムハンマドが褒めたたえたことを
全イスラム教徒を指導するように求めたのだと解釈している
よってアリーが後継者であり
初代の指導者（イマーム）だと信じられている
我々だけがムハンマドの当初の教えを忠実に守っているのであり
スンナ派は道に迷っていると考えている
また将来のイマームは全員が
アリーとその妻でありムハンマドの娘を通じて
ムハンマドの血統を継ぐ子孫でなくてはならないとしている
スンナ派の後継者
スンナ派は多少の内紛ののち
ムハンマドの親友でムハンマドの妻の父親である
アブー・バクルが初代カリフ（後継者）と考えた
かつてムハンマドがメッカを逃れてメディナへ向かった時
同行したのはアブー・バクルだけだった
またムハンマド不在の時は
アブー・バクルが礼拝を先導したこともあって
彼が後継者に選んでいたと考えている
両派の現在
両派は数百年にわたり別の道を歩んできたため
両者の溝が広がり対立が続いている
この対立はもともと同じ信仰体系を持つ
２つの集団の政治問題として始まったのだが
現在では教義やイスラム法や儀礼も様々な点で変化してきた
このような違いを生んだ原因は「ハディース」にある
ハディースとはムハンマドと彼に付き従った者たちの教えを記録して物語る口伝伝承のこと
今日、スンナ派は最大の宗派でイスラム教徒の約90％を占める
シーア派は2番目に大きな宗派で約９％を占めるという統計が出ているようだが
シーア派は多くの地域で抑圧されており正確な総数か分からないようだ
おわりに
現在でも後継者を決めてないままに
創業者死後のドタバタ劇を見せられることがある
それなりの組織となっていく場合
なかなか難しいだろうが後継者を指名して
権限を委譲していく必要があるんだと思いますが…そうは言っても
宗教の世界ではなかなか難しいかと思います
今日はここまで！
最後までお読み頂きありがとうございます😊
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