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私の憧れ人

村上龍さんは20代の頃の憧れの存在でした

カンブリア宮殿をたまに観るんですが
ここ最近、急速に龍さんおじいさんになったな〜ってウィキペディアで調べると
もう68歳なんですね
ずっと元気で若い方なんで少し驚きました

今でも尊敬する方ですが

20代の頃は龍さんの小説やエッセイなど
世界の見方や考え方が刺激的で
ちょっとした信者みたいになっていました

よく考えるとあとにも先にも
そんな方おらず唯一の存在かもしれません

たまたま行った渋谷のブックファーストに
(今ないですが大型の店舗がありました)
サイン会で村上龍さんが来てたので

買う予定ではなかったけど
ドキドキしながら本を購入し
列に並ぶだけで緊張し

サインをして握手もしてもらいながら
力強く「ありがとうございます!」
と言って頂いたんですが
とにかく恥ずかしがり屋の私は一言も話せずに小さく返事をしただけでした
20代前半の頃でした

憧れの人で何も言えなく情けない気持ちを
のちのちまで感じてましたね


小説の舞台になった場所にいって感動したり
龍さんがはまってたキューバ音楽聞いたり
フェリーニの映画みたり
サッカーのセリエA観たり
などなど世界が龍さんで回っていたような

そんな感じでしたね

小説やエッセイを通して
自分も世界を見て回っているような感覚や
周りの人よりも先鋭的な考えを持ててるなと
どこか世の中ナメてたような時代でもありました

のちのちその世界だけではなく
さらに自分の世界は広がって行くのですが
村上龍さんにより素晴らしい20代を送らせて頂きましたと勝手に思ってます


村上龍さんの小説やエッセイなどを読まなくなってずいぶん経ちますが
今でも本棚には何冊も並んでます
何度も引っ越す中でも大事にしてます

もちろんサインして頂いた本も

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ひさびさに読んでみようかと思います😁

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