41歳の夢

初めまして。おもむろに書きたくなったことをここに、まとめていこうと思っています。主にこの中途半端な年齢とキャリアとかそういうことになりそうな予感です。

我が子たちには「まだ40歳だから!」という私ですが、もう立派な41歳。今年誕生日を迎えたら42歳になってしまうという中途半端なような年齢となりました。こんな歳にもなれば、何かちょっと成し遂げているだろうと想像していた私としては、特に誇れることもないようなそんな気持ちでいます。スキルアップしたのか?凄く昇進したか?そんなことを聞かれたら、答えはノー。人生成功しているのかとか、満足な人生を生きているかとか言われたら、それって指標は無いように思っていますが。それなりに幸せなので。

子どもには夢を持ちなさい、いや、持ってた方がいい!と強く思う私なわけですが、私にあったのかと言われれば、漠然としていて、成りたくない自分はクリアに見えていたけれど、夢って改めてなかったように思います。

とにかく、元気で生きて、人生楽しんで、好きなことやっていられれば最高だなと。

私の祖母には8人ほど兄妹がいるのですが、その一番下であるおばさんに人生相談をしたことがありました。次、何の仕事に就こうか、どうして今おばさんはそのキャリア(通訳)についたのか、聞いてみたいことが山のようにあったので。私は人生の半分以上を海外で生活しており、でも英語が中途半端だと自分では感じており、それをどうにかしたい、そう今更ながら思ったわけです。

そのおばさん、人生の先輩は80歳を超えていて、もう通訳の仕事は退職されたわけですが、キャリアについてなんて語り合ったことはありませんでした。いつも会いたいと思ってはいたものの、機会に恵まれず。そしてある日、私の両親とFacetimeで話している時におばさんから電話があり、画面を通して話す機会が、それはもう突然にやって来ました。

まず驚いたのは、おばさんは昔看護師で、40歳まで看護師であったということ。その時、留学をして看護の勉強をしたいと思って英語の勉強中であったところ、通訳という仕事に目がとまり、思い切ってキャリアチェンジに踏み切ったということでした。ずっと通訳の仕事一本だったと思っていたので驚きました。

おばさんは未婚なのですが、40歳になった時、看護の仕事で生きていくということに限界を感じたそうです。老後を考えて、収入をあげたいと強く思った、ちゃんとキャリアが欲しいと思ったとのこと。そして、その当時、通訳にニーズはあったものの、そこまでの英語力を求められていなかったというのが、おばさんにとって「私はラッキーだったわ。」と言わせる理由です。

同時通訳と言うのは無理でも、ちょっとした案内などは下調べをしておけば大丈夫と言うことで、日本のことやら色々勉強を重ね、いわゆる口コミでおばさんは安定する収入を得れるまでになったそうです。海外から偉い方が団体で来られた時も案内を担当したとか。そこには何よりも相手からの信頼があったのだと思います。

どうして私がこのおばさんを特に素敵だなと思っているかと言うと、とにかくいつも笑顔で挨拶、笑顔が絶えないこと。笑顔のおばさんしか思い出せないほど、本当に素敵です。第一印象悪いなんて思う人、どこにもいないはず。

「私は英語力で仕事はしていなかったわね。丁寧に接していただけ。」

それに尽きるのだと思います。そうやって自分の人生、しっかり考えて、柔軟に動く力。おばさんの選択はやりたいことを選んだと言うよりも、経済的な理由が強かったようではありますが、それも素晴らしい選択。

この歳になり、言語力に不満を感じる、このままでいいのか?!と考えていた私なわけですが、おばさんと話をして、じゃあ英語頑張ろうよ、ちゃんと、と言う気持ちになりました。何事も、きちんと行動につなげなければと。

今、気になっていることがあるなら、大きな夢なんてかっこいいことではなくても、少し一歩出るか出ないかで今後が変わってくることは間違いないと思ったのでした。そして、40歳でのキャリアチェンジだって、きっと全然ありなこと。

自分を奮い立たせて、人生80年はあるだろうから、ここからまた丁寧に生きていこうと思ったのでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

誰か、、読むのかな?それが本当に謎ですが、今夢も何も、、、って思っている人に少し届けばいいかな、そう思います。


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