シェア
ただのドラえもん好き
2024年2月10日 17:43
そこには、綺麗な花が咲く丘も、底のよく見える海も、果てしなく続く星空もない。ピカピカの夜景もなければ、オシャレな建物があるわけでもない。そこには、一つのベンチがあった。君と座るこのベンチでの時間はあっという間だった。昨日あった出来事、頑張った仕事の話、行ってきた場所、何度繰り返したか分からない思い出話。他愛もない会話と、君の笑い声で作られたそのベンチは、そこに