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圧倒的弱者!フリーランスという生き方を選んだ僕。

俗に言う、社畜だった僕も、会社を辞め、フリーランスになり、1年が経ちました。

ここ数年、「働き方改革」の流れで、副業や自由な働きに注目が集まっています。ホリエモンこと堀江貴文さんや、元ZOZOの前澤友作さん、など影響力のある方の「好きを仕事に」論もあって、実際にフリーランスという働き方も増えているらしいです。

実際、フリーランスに転身した後は、自分自身、好きな仕事しかしてませんし、嫌な相手の仕事はバンバン断っています。夏は、仕事を入れずに、国内旅行、海外旅行を楽しんだりもしました。

ただ、今回はあえて、フリーランスって弱者だなーって感じながらも、フリーランスを選び、謳歌している僕が、自己紹介も兼ねて、noteに綴りたいと思います。頑張るだれかの参考になれば幸いです。

めちゃめちゃ大好きだった”会社員”という働き方

僕は ” 会社員 ” という働き方に不満があったことは一度もなく、実は " 会社員 " という働き方に大満足していた、ちょっと珍しい人間でした。

入った会社がたまたま良かったんでしょ?って言われるかも知れないけど、

・面接時の社名と、入社時の社名が全く違う
・入社半年で支店が閉鎖、しかも直前に知らされる
・今どき珍しい訪問販売という仕事
・中間報告の電話は怒鳴られる
・6年間で転勤により6回引っ越す(愛知〜九州)
・イベント時は当然休日返上

友人に言わせると「よく続けたね」という労働環境でしたし、実際、一時期、ずっと匿名掲示板の会社の悪口を眺めていた時もありました。笑

 

それでも ” 会社員 ” という働き方を続けていた理由は、ひとつ。

” 会社員 ” で得るものが多かった からです。

ただ、それだけのことですが、僕にとっては、

・尊敬できる上司や先輩との出会い
・一緒に苦境を乗り越えた仲間ができた
・営業力というスキルが身についた
・人の成長成功にコミットできる
・人の成功を純粋に喜べる人間性

全て得難いもので ” 会社員 ” という環境に、今でも感謝しています。

 

大好きだった会社を”卒業”すると決めた5つの理由

恵まれている、と感じていたにも関わらず、環境を変えようと思った理由は、5つありました。

1.僕は「時給1010円」で働いていた 〜自分の市場価値〜

管理職として、中途採用を任されていた僕は、勉強のため、定期的に他社の面接を受けていましたが、何回かやっていると、あることに気付きました。

今の仕事で、自分の市場価値は上がらない ということを。

そこで、改めて自分の持っている時間の価値を計算してみました。やり方はシンプルに、収入全体を働いている日数で割る、という方法です。

さらに、それを時間数で割ってみたら、なんと時給1010円になっていたことに気が付きました。ここに、マネジメントや採用業務、市場マーケティング、事務作業の、時間や労力は含まれていません。

この時、" 感覚的に " ですが、実は自分が、最低賃金以下で働いていた事が分かったんです。


2.是々非々より求められるYes!Boss! 〜会社員適性〜

はっきり言って、働いて3年経ったあたりから、” 会社員適性 " が自分にないことは、ハッキリと感じていました。

よく新入社員に求められる人物像で、「自分の頭で考えて、行動できる人」というものがありますが、あれは正しくなくて、正確には「(上の人が喜ぶように)自分の頭で考えて、(上の人が望むように)行動できる人」です。

これが、自分にはどうしてもできませんでした。

「やる意味ないと分かっててもやっておけば文句は言わないから」とよく言われましたが、そのうち「そんなにやりたくないなら一人で働け!」と言われて、心からそうだな〜と背中を押された気持ちになったんですよね。笑


3.会社員は不安定 〜選べない方が幸せ?〜

よく友人と飲みに言って近況報告していると、「羨ましいけど安定は手放せないな〜」っていうことを言われます。

実際、世間の人の殆どが同じように感じているでしょう。ただ、僕は " 会社員の抱えるリスク " の大きさを感じずにはいられませんでした。

例えば、「会社は家族同然」「終身雇用」は幻想です。

どこの企業も「人手不足だ」と言いながら、ある程度の年齢に達すると、” 安定 " を人質に、様々な取引を持ちかけてきます。会社員の誰もが、待遇を下げて現状維持するか、お金を貰って立ち去るか、を迫られる時代です。

ちなみに僕自身は、転勤の度、突然「来月からよろしく」と告げられる様な ” 不安定 " が当たり前な環境だったので、” 安定か不安定か"ではなく、” 他人に決められる不安定 ” か ” 自分で決める不安定 ” かを常に考えていました。

その結果、 ” 自分で決める不安定 ” を選んだ、という訳です。


4.副業をしてみて案外稼げることを知った 〜副業してました笑〜

いざ、本気で、会社から卒業を考えた時、一番心配だったのは ” 自分のスキルはホンモノなのか " ということでした。

例えば、

・営業力は、この会社の中だけで通用するものなんじゃないか。
・人材育成も、たまたま何度か人が育っただけかも知れない。

なので、自分自身を試すために、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサイトに登録して、副業を開始しました。

 ・ BtoBドローン撮影の営業→成果出る!
 ・ BtoB人材紹介の営業→成果出る!
 ・ 営業さんへの個人コンサル→売上3倍!

正直、(こりゃいけるな…)と、思ったわけです。笑


5.独立前提で選んだ会社だった!? 〜キャリア設計〜

僕は、これまで、中学校の部活を決めるような小さな事から、高校進学や就職に至るまで、常に逆算して選ぶ努力をしてきました。

キャリアに関しては、以下の本の内容を指針に、就職活動中からキャリア設計を考えていた学生でした。

この本では、大卒22歳で入社を前提に書かれていますが、最初の3年は「会社に尽くす」、次の3年は「強みを作る」、次の2年は「会社の外も見る」、この設計スタイルは本当におすすめです。


ちなみに僕は、1年目、営業成績が悪すぎてクビ宣告を受けたこともありました。笑 それでも続けていけたのは、キャリア設計があったからですね。

結局、その後、人材育成やどこでも通用する営業力を叩き込んでくれる「師匠」と呼べるような上司の方々に出会えたのは奇跡としか言いようがありません。


フリーランスという圧倒的弱者の生き方

会社員を卒業することになって、晴れてフリーランスに転身した僕ですが、会社員って、現代の特権階級だなーと思うことがしばしばあります。

【会社員か持ってる特権の数々】
 ・最悪、8時間、息を吸ってるだけでもお金が貰える
 ・社会が優しい(社会保険の充実 / 年金受給金額が多い)
 ・働いてれば無料で学び放題
 ・嫌でも仕事が無料で手元にデリバリーされる

これらは、フリーランスになって初めて気付いたことばかりです。

ちなみに、圧倒的弱者のフリーランスである僕の日々は、

【圧倒的弱者フリーランスのリアル】
 ・自分が商品(時給換算10000円以上も…1年で市場価値が10倍UP!!)
 ・嫌な人、嫌な仕事もある(だけど断るから、好きな人好きな仕事だけ)
 ・濃いインプットの嵐(優秀な人達から学ぶことが多くて感謝)
 ・仕事はセルフサービス(常に応募と面談 / 休みも自由で旅行もいける)

本当に、不確かで、不安定で、不定量な生き方で、間違っても、圧倒的強者の生き方とは到底言えないと思いませんか?

ただその代わりに、自分の価値創造も、周囲との関わりも、どこに住んで、誰と仕事するのかも、自由意志に基づいて決められる「幸せな」圧倒的弱者になれたような気がしています。


これから圧倒的弱者のフリーランスが進んでいく先は…

まだまだフリーランスとして、駆け出しのペーペーではありますが、大いに成長し30代に向けて、新しいキャリア設計もまだまだ模索中です。

教育系のフリーランスとしてやっていて、短中期の目標としては、

① 研修講師業の単価アップ&発展
  担当領域を広げる / チームや商流を作る
② スクール事業コンサルの堅実な実績づくり
  プログラミングスクールのFC展開の成功 / ゼロイチ支援
③ C向けコンテンツ作成・サービス提供
  Web系で個人向けコンテンツ開発 / メンバーからチームへ
  できることならいずれフリーランス支援もやりたい…!

こんな感じです。他にも色々あるけれど、「子どもの教育機会」と「大人の成長機会」に拘って、弱者は弱者なりに戦っていきたいと思います。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました!頑張ってる誰かの背中を押せたり、フリーランスという働き方も含めて、働き方を再考する機会になったなら嬉しいです。


**最後に、スキ♡を押してくれたらスキ♡になります!

スキ♡じゃなくても押してくれたら芸します。笑**


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