とぎれたインカムゲイン1

とぎれたインカムゲイン、どうつなげる?

2020年1月中旬、お世話になっているオタカラ不動産から突然、連絡がありました。

「ぱれすマンション007号室のボンドさんが2月中旬に退去するとの申し出がありました」

ええっ?まだ1年も経っていないのに、もう退去?
マンションのオーナーにとって、これほど悲しいお知らせはありません。

ボンドさんファミリーはちょうど第1子の赤ちゃんが生まれる前に、ぱれすマンションに入居していただいた方。3DKなので、小さな子がいるファミリー3人にとってはちょうどいい間取り。こうしたファミリーなら、なが~く住んでいただけるだろう、と思ってました。少なくとも、小学校入学ぐらいまでは。

しかし、現実はそんなに甘くありませんね。

住みたいと考えている方を選べないのと同様、「出たい」という方を無理矢理に引き留めることもできません。悲しいかな、これが偽らざる現実なんです。

入居がなくても、オーナーには管理費+修繕積立金の負担は生じます。つまり入居がなければ、この維持費は完全にオーナーの持ち出しになります。これがとっても辛い・・・ひどく辛い事実なんです。

最近は特に、管理費も修繕積立金も、値上がり傾向にあるためマンション投資のうまみは薄れつつあるのが、これまた現実・・・。

とぎれたインカムゲイン2

ぱれすマンション007号室を購入したのは2018年2月。その後、一旦はジェームズさん夫婦が借りてくれたのですが、5か月足らずで退去。そして4か月経って、ようやく入居していただいたのが、ボンドさんファミリーでした。

ありがとうございます、ボンドさん!末永く住んでね!

と毎日、祈ってました。
しかし結局、その祈りもボンドファミリーには届きませんでした。残念。

マンション投資の秘訣は長期保有し、かつ入居者に長期入居していただくこと、これが鉄板です。

ぱれすマンションは購入時、それまで所有していたミッション不動産が、非常にきれいにリノベしていました。特に水回りはPanasonic製を使用するなど、気合が入っていたんです。だからかどうかわかりませんが、購入希望を伝えた際、ちょうど別の購入希望者とダブルブッキング状態になってしまい、やむなくミッション不動産が提示していた”定価”で購入したのです。

つまり、値引きできなかった・・・(涙)。
だから、このぱれすマンションには少々思い入れがあるのが正直なところなんです。

とぎれたインカムゲイン3

ボンドファミリーは先日、晴れて退去されてしまいました。
実家に近い、お隣の自治体に引っ越されたようです・・・。

そして、つい先日また、オタカラ不動産から連絡が!

「ぱれすマンション007号室、汚れもほとんどないので、募集かけちゃいますね。賃料は、ちょうど新生活の時期ですから+2,000円で!その間にハウスクリーニングも済ませておきます!」

おおっ!オタカラ不動産、頑張れ! Do your best! 加油!

そう、新生活の時期ですね!
一方、株式市場は焼け野原状態で、資産価値が大きく毀損しています(かと言って投げ売りなどしないでそのままホールドです)。

でも、20.315は今日も神社を訪れて「入居者が決まりますように、株式市場が正常になりますように」と、お祈りしています。

※固有名詞は全て仮名ですからね。
※冒頭写真は埼玉県HPから「さいたま新都心」。
※写真中段は中古マンション。”東洋経済ONLINE”から。
※写真後段は”LIFULL HOME‘S PRESS”から、リノベーション例。
※写真はすべてイメージです。20.315の所有不動産ではありません。

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